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オリーブの木の種類一覧|大きくならない品種やシルバーリーフ系は?

2025/4/10

オリーブはシルバーリーフが美しい観葉植物で、スタイリッシュな見た目から庭木やインテリアとして人気です。種類によって特徴や雰囲気も変わるので、お好みのオリーブの木を育ててお庭や室内で観賞を楽しみたいですね。

今回はそんな見た目が美しいオリーブの木の種類について、地植えでも育てやすい人気品種から希少種まで、詳しくご紹介します。

オリーブの木はどんな観葉植物? 

オリーブの木Photo by ⌘Juneberry⌘さん@GreenSnap

オリーブの木は地中海地方に生息するモクセイ科の常緑高木です。シルバーグリーンの葉が特徴で、ヨーロッパでは昔から平和の象徴として知られています。

樹高は2m以上の種類が多く、庭木として地植えはもちろん、鉢植えにしてもコンパクトに育てることができますよ。お庭に植えれば、すてきなシンボルツリーとしても活躍します。

オリーブの木はどの種類でも育て方に大きな違いはありませんが、日当たりを好む観葉植物なので、室内で育てるときも窓際で育てましょう。

オリーブの木にはどんな種類・品種がある?

オリーブの木は世界中で約1,600品種以上あります。オリーブの木といえば細めのシルバーグリーンの葉が美しい印象ですが、ハート型の葉をつける「ミッション」や卵型をした「ルッカ」などのかわいらしい品種もありますよ。

また、樹形もそれぞれ異なり「シプレッシーノ」などのように上に向かって成長する直立型や、「マンザニロ」のように横に広がりながら成長する品種もあるので、植える場所にあわせて選ぶのがおすすめです。

ここからは、オリーブの木について種類別に詳しく紹介します。オリーブの木の特徴などは種類によって大きく変わるので、ぜひともあなただけのお気に入りを見つけてみてくださいね。

おすすめのオリーブの木の種類・品種一覧

まずは、おすすめのオリーブの木の品種の樹形や大きさ、育てやすさ、シルバーリーフの品種かなどの、重要情報をまとめた比較表をご紹介します。

品種名 樹形 大きくならない品種 シルバーリーフ 育てやすさ 自家受粉
オリーブ・シプレッシーノ 直立型
オリーブ・ネバディロブランコ 開帳型
オリーブ・マンザニロ 開帳型
オリーブ・ルッカ 開帳型
オリーブ・ミッション 開帳型
オリーブ・オヒブランカ 開帳型
オリーブ・レッチーノ 開帳型 ✕ 
オリーブ・アーベキーナ 情報なし

つぎに、それぞれの画像と特徴を詳しく記していきます。

オリーブ・シプレッシーノ 

オリーブ・シプレッシーノPhoto by ⌘Juneberry⌘さん@GreenSnap

シプレッシーノは、葉がやや大きくシルバーグリーンの美しいオリーブの木です。シプレッシーノとはイタリア語でイトスギを意味し、日本では「チプレッシーノ」などとも呼ばれています。

直立性の樹形なので上にぐんぐん成長し、ベランダなどの狭いスペースでも育てられますよ。5月中旬〜6月上旬頃にクリーム色の花をたくさん咲かせ、花が咲き終わると実をつけます。

オリーブ・ネバディロブランコ

オリーブ・ネバディロブランコ

ネバディロブランコは、原産地のスペインではオイル用として多く流通しているオリーブの木です。樹形は直立性なので限られたスペースでも育てることができ、枝や葉はよくしげるので目隠しとして生垣などに利用されることも多いですよ。

ネバディロブランコは、5月下旬~6月上旬にかけて1週間ほどクリーム色の小花を咲かせます。初心者の方でも育てやすく、全体的にボリュームがあるのでおすすめの観葉植物です。

オリーブ・マンザニロ

オリーブ・マンザニロPhoto by Yoshiさん@GreenSnap

マンザニロは、世界中で栽培されている人気のあるオリーブの木です。マンザニロという名前はスペイン語で「小さなリンゴ」を意味し、リンゴのような形をした実を付けます。

横に広がる樹形なので生垣など目隠しとして利用でき、強健なので育てやすい種類です。初夏になるとクリーム色の花をいくつも咲かせ、その後実がなりグリーンから赤色、そして黒色へと実の色が変化していきます。

オリーブ・ルッカ

オリーブ・ルッカ

ルッカは濃いグリーンの葉が美しいオリーブの木です。寒さや病気などに強い傾向があり、成長速度が早いので初心者におすすめの種類ですよ。枝が横に広がりやすい樹形で、その美しい見た目から玄関などの観葉植物としても重宝されます。

ルッカも他のオリーブと同じく5月中旬〜6月上旬頃にかけて花を咲かせますよ。おしゃれなオリーブの木をお探しなら、ルッカがぴったりです。

オリーブ・ミッション 

オリーブ・ミッションPhoto by バーフバリ!さん@GreenSnap

ミッションは葉がハート型のかわいらしいオリーブの木です。国内でも多く流通し、その見た目から地植えはもちろん、室内で育てる観葉植物としても人気がありますよ。ただし、ミッションは日当たりを好む植物なので、室内で育てる際は6時間以上日光に当てて育てましょう。

5月下旬〜6月上旬頃に小さなクリーム色の花を咲かせ、開花時期は2週間ほどです。室内でオリーブの観賞を楽しみたい方には、ミッションがおすすめです。

オリーブ・オヒブランカ

オリーブ・オヒブランカ

Photo by YUKINKOさん@GreenSnap

オヒブランカは、シルバーグリーンの葉が美しいスタイリッシュな雰囲気のオリーブの木です。直立型の樹形なので全体的にまとまりやすく、庭木としてシンボルツリーや目隠しになる生垣などで利用できますよ。

オヒブランカは5~6月頃になると小花をたくさん咲かせ、その後大きな実をつけます。おしゃれな雰囲気の観葉植物をお探しなら、オヒブランカがぴったりですよ。

オリーブ・レッチーノ

オリーブ・レッチーノPhoto by みいさん@GreenSnap

レッチーノは、シルバーグリーンの小さな葉をたくさんつけるおしゃれなオリーブの木です。気候の変化に順応しやすく病気にも強いため、初心者の方でも育てやすい種類ですよ。

レッチーノの樹形は直立性で、成長速度が早いので定期的に剪定することで美しい樹形が維持できます。5~6月頃になるとクリーム色の花をたくさん咲かせますが、花よりも葉を観賞することが多いです。レッチーノは地植え向きなので、庭木にもぴったりですよ。

オリーブ・アーベキーナ

オリーブ・アーベキーナ

Photo by タイソンさん@GreenSnap

アーベキーナは高品質なオリーブオイルが採れることでも知られる品種です。地植えで栽培すると約4〜6mにまでなるとされていますが、鉢植えでコンパクトに育てることも容易です。

樹形は開張型、枝はしだれ状、葉はシルバーグリーンの美しさが特徴。寒さや乾燥にも強く、幅広い環境に適応しやすいため育てやすく、初心者にもおすすめです。自家受粉が可能で、果実は小さく熟すと黒くなり、11月に収穫可能です。

日本での栽培におすすめ!瀬戸内産オリーブの種類は?

国内でオリーブ栽培が盛んな地域と言えば、香川県の小豆島が有名ですね!小豆島は、実は日本で初めてオリーブの栽培が成功した場所なんです。香川県には60種類以上の品種や系統が導入され、現在は「ミッション」「マンザニロ」「ネバディロブランコ」「ルッカ」の4種類が栽培されています。

国内産のオリーブは日本の気候にも順応しているので育てやすく、初心者の方でも育てやすいですよ。

実を楽しむならオリーブの木は2種類育てるべし

オリーブの木は、近くに2種類以上育てることで結実する可能性が高くなると言われています。特にネバディロブランコ×ルッカ、ミッション×ルッカは相性がよいとされるので、お互い近くで育てるといいです。

オリーブは種類によって開花時期が少しずつ変わりますが、開花時期が近い種類同士を組み合わせることで、受粉が成功する確率が高くなります。

オリーブの木のおすすめ種類・品種まとめ

オリーブの木は美しい見た目の種類が多く、おしゃれな観葉植物としても重宝されます。オリーブは地植えでも育てられますが、樹高がそこまで大きく成長しない品種なら室内でも育てられますよ。

GreenSnapSTOREでは、今回ご紹介したオリーブの木以外に、メジャーな種類や珍しい種類や品種なども多く取りそろえています。

初心者の方でも安心できる無料の育て方相談サービスもあるので、この機会にお気に入りを見つけてみてくださいね。

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