リビングに置きたい観葉植物15選!風水での選び方、元気に育つ置き方は?
2022/7/29
Photo by SAORIさん@GreenSnap
リビングに観葉植物を置くと、おしゃれになる以外にも、リラックス効果や空気がきれいになって、より心地よく過ごせるようになるといったメリットがあります。
とはいえ、数ある観葉植物の中から、好みや環境にあった種類を見つけるのは難しいもの。
そこで今回は、リビングにおすすめの観葉植物を15種類、大型タイプと小さめタイプに分けてご紹介します。正しい選び方や風水効果・置き方も合わせて解説していくので、ぜひ最後までご覧ください。
記事のもくじ
- 観葉植物でリビングでおしゃれにする飾り方のコツ!
- リビングに置く観葉植物の選び方
- 観葉植物をリビングに置くと風水の運気が上がる⤴︎
- リビングにおすすめの観葉植物<大型>
- リビングにおすすめの観葉植物<小さめ>
- リビングには虫がつかない観葉植物もおすすめ!
- リビングでの観葉植物の置き方とお手入れ
- 観葉植物をリビングに置いて、おしゃれなリラックス空間をつくろう!
観葉植物をリビングでおしゃれに飾るコツ!
いろんな飾り方を楽しもう!
Photo by SAORIさん@GreenSnap
観葉植物は鉢植えを床に直置きするだけじゃありません。たとえば上の写真のように、
- 紐で吊るしてハンギングや壁掛けにする。
- 大型の観葉植物を置いて室内のシンボルツリーとして楽しむ。
- カウンターやテーブルにミニ観葉を並べて飾ってみる。
- ミディアムサイズの観葉植物をスタンドを使っておしゃれに飾る。
- 背の高い棚の上に置いて飾る。
などなど、いろんなサイズの観葉植物をさまざまな方法で飾ることができるが魅力のひとつ。目線の高い位置に観葉植物があると、インパクト大。家具や家電のすきまを埋めるようにいろんな飾り方をしてみると、おしゃれなリビングづくりができますよ。
圧迫感のない配置のコツ!
Photo by ようさん@GreenSnap
リラックスしてくつろぎたいリビングですが、観葉植物が少なすぎてもリラックス効果は得られませんし、反対に飾りすぎてしまうと圧迫感やうっとおしさを感じることもあります。
人の視野を植物が占める割合のことを緑視率といいますが、リビングではリラックス効果が高まる緑視率25〜35%ほどを目指して、観葉植物の数や配置を調整してみるのがおすすめです。
上の写真のように、リビングを見渡したとき、広さに対して2〜3割の観葉植物があればちょうどいいですね。
リビングに置く観葉植物の選び方
リビングに置く観葉植物の選び方は、次の3つが大切です。
- 置く位置の日当たり
- 部屋の広さに対する観葉植物の大きさ
- 生活導線を邪魔しない形・大きさ
とくにリビングは比較的広いので、窓から離れているとあまり日光があたりません。このような場所に日光を好む観葉植物を置いてしまうと、日照不足で弱ってしまうこともあるので気をつけましょう。
観葉植物をリビングに置くと風水の運気が上がる⤴︎
風水ではリビングを、家庭運・健康運をつかさどる大切な場所としています。そして観葉植物は運気を上げるエネルギーがつまったラッキーアイテムとされているんです。
つまり、リビングに観葉植物を置いて気の流れを整えると、家族円満や家族の健康につながる、ということですね。
そもそも風水では、万物には気やエネルギーが宿り、陰と陽の気をもつと考えられており、このふたつの気の調和をとることで運気を上げていきます。リビングのような空間にも、観葉植物のような物にも陰と陽の気がそれぞれ宿るんです。
ただ、一概にどちらとは言えず、リビングは環境によって、観葉植物は葉の形などによって陰と陽の気、どちらをもつかがわかれます。
リビング | 陰の気 | 日当たりが悪い/風通しが悪い/家電があまりない/人の出入りが少ない |
陽の気 | 日当たりがいい/風通しがいい/家電が多い/人がたくさん集まる | |
観葉植物 | 陰の気 | 丸みのある葉/葉が下向きに伸びる/葉の枚数が少ない |
陽の気 | 細い葉/葉が上向きに伸びる/葉の枚数が多い |
たとえば、あなたのリビングが陰の気をもっていたら、反対の陽の気の特徴をもつ観葉植物を置いてあげるとgood!風水の観点でリビングに置く観葉植物を選んでみるのも楽しいですね。
リビングにおすすめの観葉植物<大型>
リビングに置く大型の観葉植物を選ぶときに意外と見落としがちなのが、葉の広がり具合です。
観葉植物は葉が広がって横に伸びるタイプや、上にまとまって伸びるタイプがありますが、テレビ横やソファ横、導線の壁際に置くときはは、上にまとまって伸びるタイプがおすすめ。
ここからは、おすすめの置き場所もふまえてリビングにおすすめの大型の観葉植物をご紹介します。
育てやすくて人気!パキラ
Photo by こうちゃんさん@GreenSnap
パキラは育てやすいことでも知られる、初心者におすすめの観葉植物です。大型の観葉植物のなかでは比較的安価で購入できます。高価な大型観葉を買って失敗してしまうのが怖いという方は、パキラから大型観葉にデビューしてみるといいかもしれません。
大型のパキラは幹がねじられたり編まれた樹形のものもあり、おしゃれな樹形を楽しめるのも魅力的です。
育てやすさ ★★★★★とてもやさしい
耐陰性 ややあり/日向〜明るい日陰向き
おすすめの置き場所 窓際、窓近くの部屋角
乾燥に強くて水やり楽々!サンスベリア
Photo by りえさん@GreenSnap
サンスベリアは最近人気の多肉植物の仲間でもある、昔から「トラノオ」としても人気だった観葉植物です。肉厚な葉にはたっぷりと水分をためていて、ほかの観葉植物よりも水やりの回数がすくなく育ちます。
空気清浄効果が高い観葉植物ともいわれ、リラックスしてすごしたいリビングにはぴったりです。縦にゆっくりと伸びていくので、狭いスペースにもおすすめ。
育てやすさ ★★★★☆やさしい
耐陰性 ややあり/日向〜明るい日陰向き
おすすめの置き場所 窓際、窓近くの部屋角、窓近くの壁際
ナチュラルでやさしい雰囲気!フィカス・ウンベラータ
Photo by Kaneyukiさん@GreenSnap
ウンベラータはハート形の大きい葉っぱがトレードマーク。おしゃれでナチュラルインテリアにもぴったりな人気な観葉植物です。幹を曲げたスパイラル仕立てがおしゃれですが比較的高額になるので、自分でワイヤーを巻きつけて曲げてみるのも楽しいですよ。
葉が大きくて薄い分、葉焼けしやすいので直射日光はNG。大きくなりやすく、枝が分岐して横にも広がるので広いリビングにおすすめです。
育てやすさ ★★★★☆やさしい
耐陰性 あり/明るい日陰向き
おすすめの置き場所 窓からやや離れた部屋角
スタイリッシュな印象!ドラセナ・コンシンネ
Photo by サルボックさん@GreenSnap
ドラセナ・コンシンネは直線的な細い幹と、散るように放射状に広がる細い葉がスタイリッシュな観葉植物です。枝が広がらずにスマートに伸びていくので横にスペースを取らず、壁際などにおいても通行の邪魔になりません。
モダンなリビングに合わせて都会的なインテリアを楽しんだり、カルフォニアスタイル風のリビングにもおすすめの観葉植物です。
育てやすさ ★★★★☆やさしい
耐陰性 ややあり/日向〜明るい日陰向き
おすすめの置き場所 窓辺、窓に近い壁際、ソファ・テレビ横
縁起がいい!ドラセナ・マッサンゲアナ(幸福の木)
Photo by bunosixさん@GreenSnap
ドラセナ・マッサンゲアナは太く力強い幹と、斑入りの幅広な葉が楽しめる観葉植物です。ハワイでは玄関にマッサンゲアナを置くと幸福がやってくるとされていて、別名「幸福の木」とも呼ばれています。縁起もいいので新居祝いなどで贈る植物としても定番です。
コンシンネと同じく、横に広がらないので狭いリビングでもあまり場所を取らず飾れます。
育てやすさ ★★★★☆やさしい
耐陰性 ややあり/日向〜明るい日陰向き
おすすめの置き場所 窓辺、窓に近い壁際、ソファ・テレビ横
くるんとした葉がかわいい!フィカス・ベンジャミン
Photo by kanananaさん@GreenSnap
ベンジャミンは豊富に葉がしげるのが特徴で、葉がくるんとカールするバロック、斑入りが美しいスターライトなど品種の違いが楽しめたり、玉造りや株立ち、ねじりなど、さまざまな仕立て方を楽しめるのが魅力です。
ただし、蒸れやすいので夏はエアコンなしでは弱ります。一方、乾燥や低温に弱いので、冬は窓からの冷気に気をつけたり、葉水などのケアが必要です。
育てやすさ ★★★☆☆ふつう
耐陰性 あり/明るい日陰向き
おすすめの置き場所 窓近くの部屋角
存在感が抜群!ストレリチア
Photo by * KL *さん@GreenSnap
ストレリチアは南国感ただようトロピカルな観葉植物です。丸く大きな葉をもち、蒸散作用(根から吸い上げた水分を葉から発散する作用)が活発なので、「生きた加湿器」と呼ばれるほどの調湿効果をもっています。
ぐんぐんと大きくなり、葉は横へと開いていくので、広めのリビングにおすすめです。
育てやすさ ★★★☆☆ふつう
耐陰性 弱い/日向向き
おすすめの置き場所 窓際、窓近くの部屋角
丈夫で葉数たくさん!カポック(シェフレラ)
Photo by こまこさん@GreenSnap
カポックは茎先に手のひらを広げたように葉をつけるのが特徴で、観葉植物の中でもパキラなどと並んで育てやすい観葉植物です。寒さや乾燥、日陰にも強く、多少ほったらかしても育つので、水やりなどの手入れがこまめにできない方などにもおすすめ。
丸みのある葉がぬくもりのある印象ですが、風水でも丸い葉には気分を落ち着けるはたらきがあるとされているので、リラックスするリビングにしたいという方はぜひ。
育てやすさ ★★★★★とてもやさしい
耐陰性 あり/明るい日陰向き〜暗い日陰にも耐える
おすすめの置き場所 窓辺、窓に近い壁際、ソファ・テレビ横
リビングにおすすめの観葉植物<小さめ>
小さめの観葉植物をリビングに飾るときは、2〜3個並べて置くのとおしゃれにみえます。また、高い位置に飾るならつる性のものを選んだり、食卓や作業机の上に置くなら、葉が横に広がりすぎない樹形のものを選ぶのもポイント。
ここからはリビングにおすすめの小さめの観葉植物をご紹介します。
育てやすくて日陰にも強い!モンステラ
Photo by なおちさん@GreenSnap
モンステラは大きな葉に切れ込みがはいった、エキゾチックでおしゃれな観葉植物です。半つる性である程度伸びると茎が倒れていくため、草丈は低くとも存在感があります。鉢植えもいいですが、ハンギングにしてリビングの壁面を彩るのもおすすめ。日陰にも強いです。
育てやすい上に、茎で伸びていくので剪定も根本から切るだけ。剪定が不安な初心者にはとくにおすすめの植物です。
育てやすさ ★★★★★ とてもやさしい
耐陰性 あり/明るい日陰〜日陰向き
おすすめの置き場所 棚の上、ハンギング
飾り方が自由自在!ポトス
Photo by kanananaさん@GreenSnap
ポトスはつる性の観葉植物で、ある程度伸びると茎がたれるように枝垂れて伸びていきます。高温多湿や日陰にも強いので、じめじめとした夏でも元気に育ちます。夏の日中、リビングのエアコンをつけないような、家をあけがちな方にはかなりおすすめです。
つる性なので吊るしてハンギングにしたり、高い棚の上などに置くと枝垂れる様子を楽しめます。
育てやすさ ★★★★★とてもやさしい
耐陰性 あり/明るい日陰〜日陰向き
おすすめの置き場所 カウンター上、テレビ台の上、棚の上、ハンギング
丈夫で個性豊か!ガジュマル
Photo by クロマルさん@GreenSnap
ガジュマルは沖縄にも自生する、どっしりと伸びた幹がユニークな観葉植物です。沖縄では「精霊が宿る木」とも呼ばれ、ガジュマルに宿るキジムナーという精霊が幸せをもたらすという、縁起のいい言い伝えがあるのも魅力です。
出回っている多くの株は幹がばっさり切られいるため、幹が上に伸びることはありません。幹の成長はかなりゆっくりですが、枝葉はよく伸びるので適宜剪定しましょう。
育てやすさ ★★★★★ とてもやさしい
耐陰性 ややあり/日向〜明るい日陰向き
おすすめの置き場所 窓際、窓近くの棚の上
葉の模様がおしゃれ!フィロデンドロン
Photo by みどりんごさん@GreenSnap
フィロデンドロンは美しい葉の模様や、ユニークな葉の形が魅力の観葉植物です。とくに白い斑が美しいバーキン、波打つ葉が美しいセローム、ジグザグの切れ込みがユニークなサナドゥーが人気品種。おしゃれなリビングには欠かせません。
茎で伸びていくので、横にきれい広がって存在感も抜群です。日陰にも強いのであまり置き場所を選ばず飾れます。
育てやすさ ★★★★☆ やさしい
耐陰性 あり/明るい日陰向き
おすすめの置き場所 カウンターの上、棚の上、スタンド・スツール
和テイストにも馴染む!アジアンタム
Photo by ジャングルeさん@GreenSnap
アジアンタムは繊細でレースのように美しい葉が魅力的の、シダ類の観葉植物です。和風モダンなリビングやナチュラルテイストのリビングと相性がよく、ふんわりとしげる涼しげな見た目が人気です。
強い日差しや乾燥に弱いので、水やりは他の観葉植物よりもややこまめに与えるのが元気に育てるコツ。そのため、水切りをしないといけないハンギングには不向きです。
育てやすさ ★★★★☆ やさしい
耐陰性 あり/明るい日陰〜日陰向き
おすすめの置き場所 カウンターの上、棚の上、スタンド・スツール
おしゃれ上級者に見える!ビカクシダ(コウモリラン)
Photo by BBフラッシュさん@GreenSnap
ビカクシダは自生地ではほかの樹木にくっついて生きる着生植物です。マニアも多い人気の観葉植物で、茶色い貯水葉のビンテージ感と緑の胞子葉のコントラストが個性的。男性にも人気で、インダストリアル系のインテリアが多いリビングにもぴったりです。
鉢植えもありますが、葉が四方に広がって伸びるので、板付にしたり苔玉にして壁掛けやハンギングにして飾る方が多いです。
育てやすさ ★★★☆☆ ふつう
耐陰性 あり/明るい日陰向き
おすすめの置き場所 ハンギング、壁掛け
土がなくても育つ!エアプランツ(チランジア)
Photo by かかちゃんさん@GreenSnap
エアプランツはその名の通り、土いらずで空気と水だけで育つ観葉植物です。水やりも霧吹きがメインなので、手軽にお手入れできるのも魅力的。エアプランツマニアも多く、品種によって長く連なって伸びるものや、葉がスパイラル状に伸びるものなど、奥深いです。
土がいらないので、流木にひっかけたり、ガラスドームにいれたりと、ほかの観葉植物よりもいろんな飾り方ができ、リビングに土を持ち込みたくない方にもおすすめです。
育てやすさ ★★★★☆ やさしい ※特有の育て方があるので注意
耐陰性 なし/日向向き
おすすめの置き場所 カウンターの上、棚の上、テーブル上、ハンギング
リビングには虫がつかない観葉植物もおすすめ!
リビングという癒しの空間の大敵といえば虫ですよね。コバエが飛んでくればリラックスした気持ちもふっとんでイライラしてしまうものです。
そんなコバエや虫の発生源のひとつとなるのが、観葉植物の土に含まれる有機物です。土に虫の卵が生みつけられていたり、有機物が虫の餌となって繁殖の住処になることも。
そこでおすすめなのが、虫がつかない=土を使わない観葉植物テーブルプランツ(Table Plants)シリーズです。
土の代わりに専用のスポンジをつかっていて、倒してもこぼれず、水だけで簡単に育ちます。3号サイズのプラカップ型、5号サイズのキューブ型の2パターンで、豊富な種類の観葉植物をとりそろえているので、ぜひチェックしてみてください。
リビングでの観葉植物の置き方とお手入れ
観葉植物をリビングに置くときは、次の5つのポイントに気をつけると、元気に育ちますよ。
- 植物の性質にあわせた日当たりの場所に置く。
- エアコンの風が直接当たる場所に置かない。
- サーキュレーターなどを回して風通しをよくする。
- ときどき鉢を回して、全体にまんべんなく日を当てる。
- 冬の夜の窓際は冷え込むので、部屋の中ほどにいれる。
また、明るい日陰に置いている観葉植物は、元気がないようなら1週間のうち数時間ほどだけでも、日光浴をさせてあげるといいです。いくら耐陰性があるといっても、まったく日が当たらないと弱ってしまうので、柔らかい日差しが当たる場所に移動してあげましょう。ただし、いきなり強い日差しを浴びさせると葉焼けするので要注意。
観葉植物をリビングに置いて、おしゃれなリラックス空間をつくろう!
Photo by ようさん@GreenSnap
今回ご紹介した観葉植物のほかにも、GreenSnap STOREではいろんな種類の植物をとりそろえています。通販で買うのが不安な方のためにも、返品交換保証や育て方を聞けるサポート機能もあるので、ぜひお気に入りの観葉植物を買って、リビングに飾ってみてください。