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【プロが教える】観葉植物の鉢の選び方|底穴の有無・材質・大きさは?

2022/8/1

鉢の選び方

観葉植物を植える鉢、みなさんはどのように選んでいますか?
「鉢の選び方がわからない」というお悩み、実はとても多くの方が抱えているんです。

鉢選びを失敗してしまうと、観葉植物を枯らしてしまったり、お部屋の雰囲気と合わなかったりと、残念な結果になることも……。

そこで今回は、有名イベントのグリーンコーディネートを手がけるフラワーアーティスト前芝良紀さんに、観葉植物の鉢の選び方を伝授してもらいました!

観葉植物の鉢を上手に選ぶための2つの要素

観葉植物の鉢を選ぶときは、機能性とデザインの2つの要素を大切にしましょう。

私たちが靴を選ぶときに、足が痛くならない、体型やファッションに合ったもの選ぶように、観葉植物の鉢を選ぶときも、観葉植物が元気で快適に過ごせる機能性、置き場所のインテリアに合ったデザインのものを選ぶといいですよ。

鉢の選び方

では、具体的にどのような基準で植物に合った機能・デザインの鉢を選ぶのか、ご説明していきます。

【観葉植物の鉢の機能性】

観葉植物の根が傷つかず、元気に育つ鉢の機能を判断するポイントは、主に3つあります。

① 鉢底穴のあり/なし
底穴がある鉢とない鉢で、それぞれメリット・デメリットがある。

② 材質
テラコッタや陶器など、鉢の材質によって適した置き場所がある。

③ 鉢のサイズ
植物が窮屈にならず、過ごしやすい鉢内環境をつくろう。

では、具体的にどのような基準で植物に合った機能・デザインの鉢を選ぶのか、ご説明していきます。

① 鉢底穴のあり/なし

鉢の選び方

観葉植物の鉢には、「鉢底穴」という穴が空いているものと、空いていないものがありますが、鉢底穴は水やりのときの余分な水分を排出する役割があります。

鉢底穴が空いていない鉢に直接植えてしまうと、余分な水が溜まったままになって根腐れを起こして枯れることもあるので気をつけましょう。鉢底穴が空いていない鉢は、「鉢カバー」として使うのが一般的です。

それぞれ、お手入れ方法やメリット・デメリットがあるので、楽しみ方に合あった方を選びましょう。

鉢底穴がある鉢のメリット・デメリット

【メリット】土や根にとって良い環境を保ちやすい

  • 鉢底穴が空いていることで、排水性や通気性があがる。
  • 根に酸素が行き届きやすい。

【デメリット】植え替えに手間がかかる

  • 植物購入時のプラポットから鉢に植え替える必要がある。
  • 植え替えのタイミングが春や秋に限られる。
  • 鉢皿や植え替えグッズ(土・鉢底石・スコップ等の園芸ツール)が必要。

【こんな方におすすめ】

  • 植え替え作業も含めて、植物とのふれあいを楽しみたい方
  • 植物を根から元気な状態で長持ちさせたい方

鉢底穴がない鉢のメリット・デメリット

【メリット】手軽にいろんなデザインを楽しめる

  • 鉢カバーとして使えば、植え替えの手間がかからない。
  • 奇抜な色やデザインの鉢も、着せかえ感覚で気軽にチャレンジできる。
  • 数年経って植え替えるとき、プラポットなら安価で手に入る。
  • 保温効果が上がって寒さに強くなる。
  • 土がこぼれにくいので室内が汚れにくく、移動も楽。

【デメリット】水やりの度に手間がかかる

  • 水やりの度に、プラポットを鉢から出す必要がある。
  • ゆくゆくは植え替えが必要になるため、その際は土や園芸ツールが必要。

【こんな方におすすめ】

  • いろんなデザインの鉢とのコーディネートを手軽に楽しみたい方
  • 植え替え時期が到来するまで鉢カバーとして活用したい方

② 鉢の材質

鉢の選び方

観葉植物の鉢には、テラコッタや陶器など、いろんな材質のものがあります。
材質によって見た目の印象が変わるのはもちろん、通気性が変わったり、屋外に向きか室内向きなのかも変わります。

育てている観葉植物の特徴や、置き場所にあった材質を選ぶことが大切です。

観葉植物の特徴とあった鉢の材質

【乾燥を好む観葉植物】パキラやウンベラータなどのフィカス類など

  • 素焼き鉢(テラコッタ)
  • モルタル・コンクリート鉢

【湿潤を好む観葉植物】モンステラやアンスリウムなどのサトイモ科の植物など

  • プラスチック
  • ガラス
  • ブリキ
  • 陶器

置き場所とあった鉢の材質

【屋外向き】気温の変化に強く、強風に耐えうる重量をもつ素材

  • 素焼き鉢(テラコッタ)
  • モルタル・コンクリート

【室内向き】軽くて持ち運びやすく、床や家具を傷つけない素材

  • プラスチック
  • 陶器
  • ガラス

③ 鉢のサイズ

鉢の選び方

植え替えるときに鉢のサイズ選びに迷ったら、観葉植物が成長して大きくなることを考えて、今使っている鉢より1サイズ上がオススメです。

ただし、大きすぎると不格好になるだけでなく、根が分散して細く伸びてしまうため、地上部分が貧相になったり安定性にかけて倒れやすくなってしまうので注意しましょう。

もし今使っている鉢が何号かわからない場合は、直径を図って確認しましょう。

鉢サイズ一覧表

鉢サイズ 直径(cm) 土の量の目安
3号(寸) 9 0.6L
4号(寸) 12 0.6L
5号(寸) 15 1.2L
6号(寸) 18 2.1L
7号(寸) 21 3.3L
8号(寸) 24 5.1L
9号(寸) 27 7.3L
10号(寸) 30 8.4L

鉢の高さ・深さも重要!

あまり高さのない植物なら浅い鉢でもOK!
根にダメージを与えないよう、根の長さによって窮屈にならない程度の深さの鉢を選びましょう。

鉢の選び方

【観葉植物の鉢のデザイン】

観葉植物は家の中でも存在感があるものなので、部屋のインテリアに映えるような鉢選びをしていですよね。

そんなときは、以下3つのポイントを意識しながら鉢を選びましょう!

① 観葉植物の形に合わせて選ぶ
葉の広がり方、背の高さによって似合う鉢がある

② 部屋のインテリアに合わせて選ぶ
統一感を大切にしながら、お部屋のテイストに合わせて選ぶ。

③ 鉢の色で選ぶ
まずは色味や色数をおさえて選んでみよう。

① 観葉植物の形に合わせて鉢を選ぶ

鉢の選び方

背が高い人に似合う服・背が低い人に似合う服があるように、観葉植物も、葉の広がり方や背丈によって似合う鉢が変わってきます。
選ぶポイントをおさえて、とびっきり植物に似合う鉢を見つけてあげましょう!

葉が広がるタイプの観葉植物

葉が広がるタイプの観葉植物といえば、バナナの葉に似たストレリチアや、モンステラなどの茎で伸びるタイプの植物ですね。

このタイプにおすすめの鉢のデザインは、上に向かって広がる形の鉢や、太さのある鉢です。深めの鉢だとスタイリッシュにはなりますが、バランスが難しいのと倒れやすくなるので注意しましょう。

縦に伸びるタイプの観葉植物

縦に伸びるタイプの観葉植物といえば、ウンベラータやベンガレンシスなどのフィカス類や、ドラセナなどですね。

このようなタイプにおすすめの鉢のデザインは、 スクエア型や筒型で、深めの背が高い鉢です。とくに背が高い鉢はスタイリッシュな見せ方ができるのでおすすめです。

小さいサイズの観葉植物

ガジュマルやペペロミアなどのあまり大きくならない観葉植物には、 背が低い鉢や丸みのある鉢がおすすめです。

観葉植物を水耕栽培している場合
ハイドロカルチャーや水耕栽培をするなら、ガラスや透明のプラスチック製でもきれいに見えますよ。

② インテリアに合わせて鉢を選ぶ

鉢の選び方

お部屋の中で観葉植物を育てる場合、鉢のデザインがどんなに素敵でも、部屋のインテリアと合わなければ、浮いた存在になってしまいます。

上手に鉢を選んで、部屋にある家具や小物と、素材や色味を統一することを心掛けましょう。

1.モダン・シンプルな部屋におすすめ

鉢の選び方
  • 単色の鉢
  • 北欧系の柄の鉢

お部屋のアクセントに色味の強いものもおすすめ!

2.ナチュラル・カントリー調の部屋におすすめ

鉢の選び方
  • 木鉢
  • テラコッタ
  • 陶器

床や家具が傷つかないよう、小ぶりのものがおすすめ。

③ 鉢の色で選ぶ

鉢の選び方

鉢選びに慣れるまでは、以下のポイントに気をつけながら鉢を選びましょう。

1.色味を抑えた「ニュートラルカラー」

鉢の選び方

グレーや白など、色味を抑えた自然な色の鉢を選ぶと失敗しません。家具と調和しやすい色・色味を抑えたものを選びましょう。

2.ツートーンカラー

鉢の選び方

色数が少なめの鉢も◎。とくにニュートラルカラーと鮮やかな色の組み合わせがおすすめです。

3.鉢から先に選ぶ場合や派手な色柄の鉢を選びたい場合

鉢の選び方

鉢のデザインが目立つ場合は、葉色が1色(斑が入っていない)ような単色でシンプルな形の観葉植物を組み合わせてあげましょう。

鉢カバーで手軽に観葉植物をおしゃれに

観葉植物 鉢カバー re:af

インテリアに合わせて鉢の色や素材を変えてみたい、というときはめんどうな植え替えをして鉢を変えるのではなく、鉢カバーで印象を変えてみるのがおすすめです。

鉢カバーとはその名の通り、鉢ごとすっぽりはめて使うカバーのことで、手軽に着せ替え感覚で印象を変えられるため、初心者にも簡単。

GreenSnap STOREではサステナブルな新素材を使った鉢カバー「Re:af ®︎」(リーフ)を開発しました。紙でできたリサイクル素材ですが、水に強く耐久性も高いのが特徴で、レザーのような風合いも楽しめるが魅力。

「Re:af ®︎」は4サイズ・3カラー展開なので、ぜひお持ちの観葉植物にあわせて、ぴったりな鉢カバーを見つけてみてください。

鉢カバーを探す

観葉植物の鉢を選んでみよう!

今回は観葉植物の鉢の選び方について、鉢の機能性・デザイン性の2つの要素から考えてみるということをご紹介しました。

この記事でご紹介した要素やポイントを参考に、おうちにある観葉植物やこれからご購入予定の商品に合わせて鉢を選んでみましょう!

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この記事の監修
前芝 良紀
前芝 良紀
オーダーメイドの花屋「varench apart 15(バレンチアパート)」主宰。
東京コレクションのランウェイ装飾をはじめ、アパレルブランドやインテリアショップのテキスタイル協力や空間装飾、植栽やグリーンコーディネートなども幅広く手掛けている。
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