胡蝶蘭の寿命はどのくらい?枯れる原因や花を長持ちさせるコツを解説
2024/11/21
胡蝶蘭は縁起のいい花言葉からお祝いなどのプレゼントに贈られることも多く、その美しい花で多くの人を魅了しますが、寿命や花が終わった後のケアについて知りたい方も多いのではないでしょうか。
この記事では、胡蝶蘭の寿命とその後の処理方法、さらに長く楽しむためのコツをご紹介します。
胡蝶蘭の寿命はどのくらい?
Photo by 嵐loveさん@GreenSnap
胡蝶蘭の花の寿命は1〜2カ月ほどです。花が枯れても株自体は枯れないので、適切に管理すれば生涯をかけて長く楽しむことができます。株の寿命はなんと50年とも言われているので、ワンシーズンで捨ててしまわずにぜひ長く育ててみてくださいね。
胡蝶蘭の花が終わったらどうすればいい?
胡蝶蘭の花後は、剪定作業が必要です。胡蝶蘭の花をもう一度楽しむ場合と、株を休めて翌年に備える場合では処理が違うので、以下の記事を参考にして処理を行いましょう。
胡蝶蘭の花を長持ちさせるコツ
胡蝶蘭を長く楽しむためには、めしべに触れないことが大切です。めしべに触ってしまうと、受粉が終わったと勘違いして花が萎れてしまいます。
また、水やり、日当たり、気温管理にも気を使うと長持ちします。胡蝶蘭は乾燥を嫌うのでたっぷり水やりし、水が乾いたタイミングでしっかりと水やりをするのが大切です。
胡蝶蘭は直射日光を避けて、15〜25℃の温度で管理するのが理想です。これらの環境を整えることで、胡蝶蘭は長い間美しい状態を保ちます。
胡蝶蘭の寿命でよくある質問
胡蝶蘭が枯れる原因は?
胡蝶蘭が枯れる原因は、根腐れや葉焼け、寿命が考えられます。
胡蝶蘭は空気中からも水分を得ることができ、一般的な草花と同じように水やりをしていると根腐れしてしまうので注意が必要です。また、根詰まりも根腐れの原因となるので、鉢植えは植え替えが欠かせません。
葉焼けは、強い日差しに長時間当たることで、ダメージを受けて葉が枯れてしまいます。直射日光の当たる場所は避けて、レースカーテン越しの窓べなど柔らかい日を当てるようにしましょう。
このほか、とくにきっかけもなく根元から枯れてきてしまったら、胡蝶蘭の寿命が尽きたと考えられます。この場合は残念ながら、復活が難しいでしょう。
胡蝶蘭の葉が黄色くなってしまった!原因は?
胡蝶蘭の葉が黄色くなった時は、寿命、温度、病気の3つの原因が考えられます。一番下の葉が黄色く枯れてきた場合は、葉の寿命が考えられるでしょう。葉が乾燥するまで待って、枯れたらハサミなどで切り取りましょう。
部分的に黄色くなっている場合や、小さな淡い黄色の斑点が葉に現れた場合は病気の可能性があります。カビなどの影響によて灰そ病などに感染している可能性があるため、黄色くなった部分を切り取って殺菌剤などを塗布しましょう。
その他、急激に葉が黄色くなった場合は、暑すぎる、寒すぎるなどの温度が主な原因です。胡蝶蘭は直射日光を避け、極端に寒い場所や暑い場所には置かないように注意しましょう。
胡蝶蘭は病気にかかることもある?
胡蝶蘭は病気にかかりやすい植物です。水やりのしすぎや環境が原因で、病気にかかることがあります。定期的に株の状態をチェックし、早めに問題を発見して対処しましょう。
胡蝶蘭の寿命は50年!長く楽しもう!
胡蝶蘭は適切なケアを施すことで長く楽しむことができる美しい植物です。日々の丁寧な管理と愛情をもって接することで、何年もの間その美しさを保つことができますよ。胡蝶蘭の寿命を最大限に延ばし、その魅力を長く楽しみましょう。