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失敗しない胡蝶蘭の植え替え時期とは?水苔とバークどちらがいい?

2025/5/26

胡蝶蘭を育てていて、「少し鉢の大きさに対して根が窮屈そうだな」「植え込み材が傷んでいる気がする」「そういえば植え替えしなくていいのかな」と思ったことがある方も多いのではないでしょうか。

この記事では、胡蝶蘭の植え替えの必要性や植え替えに適した適期と方法、その後の管理方法などをわかりやすく解説します。

胡蝶蘭の植え替えは失敗しやすいの?

胡蝶蘭 花

Photo by 廣花奈さん@GreenSnap

胡蝶蘭は植え替えをしないと植え込み材がだんだんと劣化し、鉢の中の通気性や水はけが悪くなり、根が呼吸しにくい状態になります。とくに水苔は、長期間使用していると粉々になり劣化しやすいといわれています。

これらを防ぐためにも、胡蝶蘭には2〜3年に1度は植え替え作業が必要です。ただし、胡蝶蘭の根はデリケートで傷つきやすいほか、過湿にも弱いため、根腐れを起こしやすいともいわれているので注意が必要です。

失敗しない胡蝶蘭の植え替え時期はいつ?

胡蝶蘭の植え替え時期は、新芽が出始める4〜6月にかけてがおすすめです。この時期は気温が安定し、胡蝶蘭の成長期にあたるためダメージから回復しやすいといわれています。

胡蝶蘭は水苔とバークのどちらに植え替えるといい?

胡蝶蘭の土は一般的に、水苔やバークチップが使われます。それぞれにメリット、デメリットがありますが、初心者には、保水性が高くて管理がかんたんな水苔を使うのがおすすめです。

ただし、水苔が常に湿っていると根腐れしてしまうため、全体がおおよそ乾燥したころを目安に、水苔の中まで湿るように水やりしてください。

一方で、バークには通気性に優れ根腐れしにくいというメリットがありますが、保水性がほとんどないためこまめな水やりが必要です。

胡蝶蘭の植え替え方法

胡蝶蘭 植え替え 根

Photo by ノアヒャンさん@GreenSnap

水苔に植え替える

水苔に植え替える場合は、まず根を傷つけないように注意しながら、古い植え込み材を優しく取り除きます。また、黒く変色した根はハサミで切り落としておきましょう。

根を整理できたら、あらかじめ湿らせた新しい水苔で根を包むように巻きつけ、鉢に入れます。

隙間があれば鉢の上の方に水苔を足して、鉢から株が抜けないようにしてください。株元が少し高く盛り上がっていれば、なおよいです。

バークを使って植え替える場合

バークを使う場合も水苔と同様、まず古い植え込み材を落とします。鉢底に元肥として固形肥料を入れてから、バークを少し足します。

次に株を入れ根を広げながら、隙間にバークを割り箸などを使ってつめていけば完了です。

胡蝶蘭を植え替えたあとの管理方法

胡蝶蘭は環境の変化に敏感な植物です。植え替え直後は特にストレスを受けやすく、根もまだ弱い状態で、新しい環境に適応するための時間が必要です。

そのため、植え替え直後は1〜2週間ほど水やりをせず、直射日光が当たらない場所で管理しましょう。

胡蝶蘭の植え替えでよくある失敗例は?

最も一般的な失敗例は、過度な水やりによる根腐れです。先ほども述べたように、根腐れを防ぐためにも水やりのしすぎには注意してください。

失敗しないためにも、胡蝶蘭の植え替え時期を厳守しよう

胡蝶蘭の植え替えは、そこまでむずかしい作業ではありません。植え替えの時期と水やり頻度に気をつけて、胡蝶蘭の植え替えに挑戦してみてください。