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エアプランツの種類図鑑|花が咲く、大型、吊るすのに向いている品種は?

2022/10/26

エアプランツ(チランジア)は空気中の水分を吸収して成長する植物で、インテリアとしても人気が高い観葉植物として知られています。エキゾチックな雰囲気を醸し出し、種類によって大きさもさまざまで楽しみ方のバリエーションも豊富です。

今回はそんなおしゃれでインテリア性の高いエアプランツの種類について、人気品種や大型品種、吊るすのに向いている品種まで詳しくご紹介します。

エアプランツ(チランジア)について

エアプランツ チランジア

エアプランツはハナアナナス科(パイナップル科)の着生植物で、中南米の森林や高山、砂漠などを中心に生息している観葉植物です。根を樹木や岩などに這わせながら成長するので、土がいらないことからエアプランツと呼ばれていますが、実際の学名はチランジアといいます。

最近では100円均などでも手に入りやすいですが、一般的な観葉植物と育て方が少し違うので、エアプランツは大きくするのがちょっと難しいです。そのため大型のエアプランツはとても高値で出回ることもあります。

エアプランツ(チランジアにはどんな種類がある?

エアプランツの種類は 400種類ほどあるとされ、なかでも銀葉タイプと緑葉タイプの2つがあり、見た目だけでなくお手入れも少し異なります。

また、種類によって大きさや株の形などもさまざま。エアプランツの大きさは一般的に直径15cm~30cmほどのものが多いですが、「キセログラフィカ」や「ファクシラーラ」などの大型品種であれば約80cmまで成長することもありますよ。

ここからはエアプランツを種類に分けて詳しく紹介します。エアプランツは種類によって見た目なども変わるので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。

エアプランツ(チランジアの種類

チランジア・イオナンタ

チランジア・イオナンタ エアプランツPhoto by かのっこさん@GreenSnap

チランジア・イオナンタはエアプランツの中でも人気があり、丈夫なだけでなくきれいな花を咲かせることが特徴です。グアテマラやメキシコに多く生息し、いくつもの園芸品種がありますが姿形などが異なります。

チランジア・イオナンタの品種の多くは鮮やかな赤い花が咲きますが、「イオナンタ・アルビノ」などは透明感のある黄色い花を咲かせるので、違った雰囲気が楽しめますよ。 エキゾチックな見た目が人目を惹きつけるので、インパクトのある植物をお探しの方にはぴったりですね。

チランジア・キセログラフィカ

チランジア・キセログラフィカ エアプランツ

チランジア・キセログラフィカは、細長い銀葉が特徴的なエアプランツの仲間です。エルサルバドルやメキシコなどに多く生息し、チランジアの中でも王様とも呼ばれるほど美しい葉姿をしています。

チランジア・キセログラフィカは葉の間に水を貯蔵する性質があり、大型である程度遮光した状態で日光にあてると成長が早く、銀葉もより美しくなるようです。 たくさんのエアプランツの中でも丈夫な種類なので、初心者の方でも育てやすいといえます。

チランジア・ストレプトフィラ

チランジア・スプレトフィラ エアプランツ

チランジア・ストレプトフィラは多くのエアプランツの中でも人気があり、株はつぼ型でどっしりしていて、乾燥すると葉がカールすることが特徴です。株が潤っていると葉はカールすることがないので、お好みで育て方を変えても楽しいですよ。

また、チランジア・ストレプトフィラの特性として葉の間に空間ができ、その空間にアリが住むことからアリ植物としても知られていますよ。そして、アリの排泄物はチランジア・ストレプトフィラの肥料にもなるので、お互い共生しながら生きています。

チランジア・ウスネオイデス

チランジア・ウスネオイデス エアプランツ

チランジア・ウスネオイデスは小さな銀葉がたくさん連なり、茎が分岐しながら成長するので長く垂れ下がったユニークな葉姿のエアプランツです。原産地の中央アメリカでは、なんと緩衝材として利用されていたこともあると言われています。

チランジア・ウスネオイデスは品種によって葉の太さが異なり、開花時期の4~5月頃になると小さな黄緑色の花が咲き、甘い香りが漂います。銀葉が美しく見た目もユニークなので、上から吊るしたり室内のインテリアとしても楽しめますね!

チランジア・コットンキャンディ

チランジア・コットンキャンディ エアプランツPhoto by 不知火さん@GreenSnap

チランジア・コットンキャンディは花苞が美しく、「ストリクタ」と「レクルビフォリア」の交配種です。開花時期には淡い紫から白い花を咲かせ、丈夫なエアプランツなので初心者の方でも育てやすいといえます。

チランジア・コットンキャンディは他の種類と同じく直射日光に弱いので、初めのうちは日陰で管理して少しずつ日当たりのよい環境で育てるといいでしょう。ただし、長時間日陰で育てると徒長してしまうため、適度に日光に当てながら育ててくださいね。

チランジア・カプトメデューサ

チランジア・カプトメデューサPhoto by mico-sさん@GreenSnap

チランジア・カプトメチデューサはつぼ型の見た目が特徴のエアプランツで、無造作にうねる葉姿から流木などに着生させて上から吊るしたりなどインテリアとして楽しめます。ちなみにカプトメチデューサという名前はギリシャ神話に登場する「メデューサ」という怪物の名前が由来。

チランジア・カプトメチデューサにはいくつもの品種があり、「カプトメデューサエ・パープル」は葉が紫色の面白い見た目をしているので、ユニークな植物を育ててみたい方にはぴったりですよ。

チランジア・ファクシラーラ

チランジア・ファクシラーラは大型のエアプランツで、見た目もインパクトが抜群です。アメリカからコスタリカの付近に多く生息し、細長い葉は大きくて硬く上に向かって成長して、開花時期になると美しい紫色の花を咲かせます。

チランジア・ファクシラーラは変種がいくつもあるので、品種によって雰囲気も異なりますよ。花色が違うことも多いので、チランジア・ファクシラーラがお好みの方は他の品種もチェックしてみてくださいね!

チランジア・ストリクタ

チランジア・ストリクタは、見た目が小ぶりで葉が細いことが特徴のエアプランツです。市場ではよく出回っている種類で、銀葉なので全体的にふわりとした優しい雰囲気が印象的ですね。

チランジア・ストリクタは丈夫なので枯れにくく、初心者の方でも安心して育てられますよ。 エアプランツの中でも水を好みますが、水やりしすぎると枯れてしまう原因になるので気を付けましょう。チランジア・ストリクタは100円均一でも手に入る種類で、購入後は植え替えなども特に必要なく観葉植物としてすぐに飾れます。

花が咲くエアプランツ(チランジア)の種類はどれ?

これらの中で、花が咲きやすいといわれている品種が、「コットンキャンディ」や「イオナンタ」、「ストリクタ」などです。

エアプランツ(チランジア)の種類はたくさん!お気に入りを探してみて

エアプランツはエキゾチックな雰囲気でユニークな見た目のものが多く、上から吊るせばハンギングバスケットなどで楽しむこともできますね。銀葉と緑葉の種類があり、雰囲気も異なります。

GreenSnapSTOREでは、今回ご紹介したエアプランツ以外の大型品種やユニークな葉姿のエアプランツ、ステキな一点物も多く取り扱っているので、ぜひともお気に入りを見つけてみてくださいね。

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