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【エアプランツ(チランジア)の育て方】水やりの頻度や枯れる原因など

2022/12/26

エアプランツ(チランジア)の基本情報

科・属 パイナップル科チランジア属
栽培温度 20〜30℃が適温(耐寒10℃)
置き場所 レース越しのカーテンなど、明るい日陰が適している
水やり 春〜秋は週に3回ほど霧吹きで水をやる、気温が10℃を下回ったら週に1回に減らす
肥料 基本は必要ない

エアプランツ(チランジア)の特徴

エアプランツは、パイナップルの仲間で中米から南米にかけてのさまざまな地域に自生する、土を必要としない着生植物です。

葉の表面に生えた産毛(トリコーム)から空気中の水分を吸収して育ちます。この産毛には、強い紫外線から葉を守る役割も果たしています。

育てるのに土が要らず、面倒な植え替えや水やりの手間も少ないので、簡単に育てられる植物として人気を集めています。

エアプランツ(チランジア)の育て方

品種にもよりますが、エアプランツは着生植物なので、岩や流木、コルクなどさまざまなものに活性させることができます。根が出ない場合は接地面に水苔などを挟んであげると根を出しやすくなります。

日当たり

強い日差しには弱いので、レース越しのカーテンなど木漏れ日程度の光で管理するのがコツです。

水やり

エアプランツは水がなくても育つと誤解している方が多いですが、それは間違いです。春〜秋の暖かい季節は、朝夕の涼しい時間帯に週に3回霧吹きでしっかりと全体を濡らして水分を与えましょう。葉のカールが強くなってきたら水が欲しいというサインです。

気温が10℃を下回ったら、霧吹きでの水やりを週に1回の頻度に減らします。冬場は夏とは逆に、暖かい時間帯に水やりをしましょう。

肥料

エアプランツに肥料は基本的に不要です。

大きくしたい場合は、春と秋の間に、液肥を水やり3回に1回程度与えましょう。

エアプランツ(チランジア)の冬の育て方(冬越し)

エアプランツは風通しがよく涼しい場所を好みます。気温が10℃より下回ると弱ってしまう品種もあるので、冬場はガラスケースなどに入れて保温してやるのがベストです。

冬場、どうしても室温が5度以下になることが続く場合は、水やりを控えて休眠状態にする方法もあります。冬でも日差しが入る暖かい窓辺などで育てている場合は、休眠させなくても大丈夫です。冬場の極端に冷え込む寒い日には水やりは控えましょう。

エアプランツ(チランジア)のよくある質問

エアプランツが枯れる原因は?

エアプランツが枯れる一番多い原因は水不足です。

エアプランツは水を欲しているときに葉のカールが強くなるので、株の状態を見ながら霧吹きで水やりをしましょう。極端に乾燥している場合は、水につけて強制的に水を吸わせる「ソーキング」という方法もあります。

エアプランツを常温の水の中に2〜3時間ほど沈め、葉にハリが出たら水から引き上げます。6時間以上つけると逆に弱ることもあるので、長時間水につけた状態にするのは控えましょう。

また、エアプランツはきれい好きな植物なので、茶色く枯れた葉はハサミなどで切り取って取り除きましょう。

エアプランツの吊るし方はどうしたらいい?

エアプランツは、窓が開いた円形のガラスケースや、エアプランツのおしりを支えるように巻きつけたワイヤーなどを使って吊るして楽しむのがおすすめです。

木の蔓で作ったリースに着生させてみたり、流木に着生させて吊るしてみたり、楽しみ方はさまざま。お部屋の雰囲気に合わせて楽しんでみましょう。

エアプランツの花の咲かせ方は?

エアプランツはしっかり丁寧に育てれば開花する場合もあります。できるだけ大きな株を購入し、できるだけたっぷり日光を浴びせて着生させて育てると良いでしょう。

エアプランツの花が咲いたらどうする?

エアプランツの花はあまり長く持たず、一日程度で萎んできてしまうものもあります。花がしなびて枯れてきたら、早めにカットしてしまっても大丈夫です。そのままにしておくと、枯れた花にカビがついたりして病気の原因になることもあります。

開花後は体力を消耗しているので、薄めの液体肥料などを与えましょう。

エアプランツの増やし方は?

エアプランツは、開花後に根の付け根から子株が増えることがあります。開花したら親株の生長は終わるので、子株に栄養を渡して親株はゆっくりと枯れていきます。

親株が枯れてきたからといって、子株が小さいうちに無理に引き離さないようにしましょう。どちらも枯れてしまう場合があります。

エアプランツ​​(チランジア)の育て方を覚えよう!

エアプランツは、栽培環境が整えば手入れが簡単でとても育てやすい植物。軽くて置き場所を取らず、土を使わないので清潔に育てられます。面倒な植え替えも必要ないので、他の植物よりもハードル低くインテリアとして植物を楽しむにはぴったりです。

エアプランツは、葉形や葉色、花色も品種によってさまざまです。自分好みのエアプランツを見つけて、ぜひ栽培を楽しんでみてくださいね。

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