ポトスの種類図鑑|斑入りでおしゃれな品種は?インテリアに人気なのは?
2022/10/26
ポトスは人気のある観葉植物で育てやすいため、一度は見たことがある方も多いのではないでしょうか。つるがよく伸びて成長するので、ハンギングバスケットなどで上から垂らしたりして楽しむこともでき、種類によっては斑入りの葉を楽しめますよ。
今回はそんなポトスの種類について、メジャーな品種から斑入り品種まで詳しくご紹介します。
観葉植物ポトスについて
ポトスはサツマイモ科の多年草の観葉植物で、ソロモン諸島などの亜熱帯地域に生息し、つるを伸ばしながら伸び上がっていく着生植物でもあります。 つるはぐんぐん伸びるので置いて飾るのはもちろん、ハンギングバスケットなど吊るして飾ったり、支柱を立ててタワー仕立てにしても楽しめますよ。
ポトスは日陰に強い傾向があり繁殖力も強く、室内でも育てやすいです。ポトスの適温は約15〜25℃ですが、冬場でも5℃以上あれば育ちます。5℃を下回る場合は、室内に移動させて育てるようにしましょう。
ポトスにはどんな種類がある?
ポトスの種類は国内では約20品種あるとされ、メジャーな種類から珍しい種類まであります。種類によって葉色も濃いグリーンや明るいグリーンなどさまざまで、中には斑入りのポトスもあります。
また、種類によってつるの伸び方にも違いがあります。上によく伸びる品種もあれば、よく下に垂れるように成長する品種もあるので、テーブルに置くか吊るして飾るかなど、置き場所や用途に合わせて選ぶといいですよ。
ここからはポトスを種類に分けて詳しく紹介します。ポトスは種類によって見た目や雰囲気が変わるので、ぜひともお気に入りを見つけてみてくださいね。
ポトスの種類
ポトス・エンジョイ
エンジョイはインドの栽培工場で発見された枝変わり品種で、発見されてからはオランダにて商品化されました。迷彩柄のようにアイボリーの斑がランダムに入り、上品な印象のポトスです。
エンジョイはメジャーな品種のゴールデンポトスよりも成長がゆっくりで、形が崩れにくくポトスの中でも人気があります。ただし、生育期にはどんどん枝を伸ばすので、成長しすぎたら剪定して全体のバランスを整えましょう。
ポトス・ステータス
ステータスはエンジョイの枝変わり品種で、見た目もエンジョイによく似ています。その美しい見た目から王様のような雰囲気が感じられ、「ステータス」という名前が付けられました。
葉はエンジョイよりも大きく丸みと厚みがあり大きく波打っていることが特徴で、爽やかな見た目なので切り花やアレンジメントなどに使われることも多いです。ステータスは丈夫で育てやすいポトスなので、室内でも幅広い場所に置いて一年を通して楽しめますよ。
ポトス・ライム
ライムはステータスなどのような斑入り品種ではなく、光沢があるライムグリーンの葉が特徴です。ポトスを代表する種類の一つで市場でも多く出回り、直射日光に当たると葉焼けしやすいので室内で育てることをおすすめします。
ライムは日光が当たると葉はライムグリーンですが、日陰の場所に置いて育てると緑色が濃くなるようです。長く伸びるつるを活かして、ハンギングバスケットやタワー型に仕立てることで楽しめますよ。
ポトス・グローバルグリーン
グローバルグリーンは2020年に発表された新しい種類で、日本で誕生したポトスです。葉は緑色でうっすらと異なる緑色の斑が入りそこまで目立ちませんが、他のポトスにはない特有の雰囲気が注目を集めています。
葉は柔らかくしなやかなのも人気の理由のようで、茎は太く丈夫で成長も早いので初心者の方でも育てやすいです。他とは違った雰囲気のポトスをお探しの方は、グローバルグリーンをおすすめします。
ポトス・マーブルグリーン
マーブルクイーンは葉全体にクリーム色の葉がランダムに入るポトスで、葉のコントラストが楽しめます。おしゃれな雰囲気が魅力的ですが、クリーム色の割合が多いことから光合成がされにくく成長が遅いです。そのため、ポトスの中では育てるのがやや難しいと言われています。 マーブルクイーンはデリケートな種類ですが見た目が美しいので、難易度が高いポトスにチャレンジしてみたい方にはおすすめです。
ポトス・ステルノシャングリラ
テルノシャングリラは葉がねじれたような形が特徴で、ユニークなポトスです。新芽の時は強くねじれていますが、成長するにつれて葉がひらいていきます。ただし、他のポトスのように葉が完全にひらくことはないので、ユニークな雰囲気が楽しめるのが魅力です。
テルノシャングリラは成長するとつるがどんどん伸びるのでインパクトがあり、珍しい観葉植物をお探しの方はぜひ育ててみてはいかがでしょうか。
ポトス・パーフェクトグリーン
パーフェクトグリーンは名前の通り、どこから見ても濃い緑色のポトスです。シンプルな印象なのでインテリアとしても人気があり、ポトスの中でも丈夫なので育てやすいといえます。
また、パーフェクトグリーンは他のポトスに比べて、長時間日陰の環境に置いても育ちやすいです。 斑入り品種が多いポトスですが、パーフェクトグリーンのような緑一色の種類も素敵ですね。すっきりした雰囲気がお好きな方は、パーフェクトグリーンがぴったりといえるでしょう。
ゴールデンポトス
ゴールデンポトスはポトスの代表的な品種で、和名では「黄金カズラ」と呼ばれています。明るいグリーンに黄色の斑が入り、光の加減によって斑の入り方も変わるようです。
ゴールデンポトスはホームセンターなどでは幼葉が手に入りますが成長すると大きくなり、野生では葉が1mほどまで成長することもあります。他のポトスのように寒さに弱いですが、簡単に増やせて仕立て方によってさまざまな雰囲気が楽しめますよ。
ポトス・エクセレント
エクセレントはエンジョイの枝変わり品種で、小ぶりで白い斑のアクセントが魅力的です。見た目はエンジョイよりもシャープな印象で、スタイリッシュな雰囲気が感じられます。
他のポトスのように直射日光には弱いため、室内ではレースカーテン越しの明るい日陰で育てるとよいでしょう。 エクセレントは現在市場に出回っていないため、ポトスの中でも貴重な種類です。
ポトスの種類はたくさん!お気に入りを探してみて
ポトスは斑入り品種など上品でおしゃれな雰囲気が感じられる種類が多く、室内に飾りたい観葉植物ですね!ほとんどのポトスの種類は育て方が難しくないので、初心者の方でも育てやすいといえます。
GreenSnapSTOREでは、今回ご紹介したポトスだけでなく、それ以外の種類や品種、珍しいポトスも多く販売しているので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。