【ミモザの育て方】鉢植えで小さく育てるには?ひょろひょろになる原因は?
2023/2/17
ミモザの基本情報
科・属 | マメ科アカシア属 |
タイプ | 常緑高木 |
植え付け時期 | 4〜5月、9〜10月(生育適温:25℃) |
育てる場所 | 日当たりと水はけのよい場所 |
肥料 | 元肥は必要、追肥は不要 |
開花時期 | 2〜4月 |
剪定時期 | 5〜6月 |
ミモザの特徴
Photo by しじゅうからさん@GreenSnap
ミモザは早春にふわっとした黄色の花を咲かせるアカシアの仲間の総称。小さな葉やしなやかな枝もおしゃれで人気があります。
関東以西では地植えもできますが、大きくなるため広い場所が必要です。小さく育てたい場合や寒冷地では鉢植えにしましょう。
はちみつの花として知られるアカシアはニセアカシアという木で、ミモザとは別の種類です。
ミモザの育て方
日当たり
日当たりのいい場所を好みます。
用土
水はけのいい土を好みますが、あまり土質を選びません。市販の培養土や庭土でもきちんと育ちますが、少量の有機肥料を元肥として混ぜておくとなおいいでしょう。
植え付け
植え付け時期は、過ごしやすい気温になる4〜5月もしくは9〜10月頃が適期です。ミモザは定植後の移植を嫌うため、植え付ける場所は慎重に選びましょう。
肥料
追肥は特に不要です。もし与える場合は、窒素の少ない肥料を花後に少し与えるといいでしょう。
水やり
一年を通して、土が乾いてからたっぷりと水やりするのが基本です。ただし、地植えで根が定着してからは、自然の雨のみでも十分でしょう。
剪定
花が終わった頃〜6月中までに、花がついていた枝を剪定しましょう。こうすることで枝が混み合うのを防ぎ、新芽をつきやすくすることができます。
病気・害虫
ミモザは病害虫が発生しにくい樹木といわれています。ただし、まれにうどんこ病や黒星病にかかったり、アブラムシや毛虫などがつくことがあります。
増やし方
ミモザは定植後の植え替えを嫌うため、種まきで増やすのが基本です。
ミモザを鉢植えでコンパクトに育てる方法
ミモザは成長が早く、地植えの場合は5~10mほどにも成長します(※品種による)。ミモザを小さいまま育てたい場合は、鉢植えにするといいでしょう。
ただし、鉢植えで小さく管理していると花つきが悪くなることがあります。鉢植えにする場合でも、樹高1mほどには育ててあげることをおすすめします。
また、1mほどのまま小さく育てたい場合は、整枝と同時に芯止めしてあげましょう。芯止めとは、勢いよく上に伸びる枝を切ることをいいます。
ミモザの育て方についてよくある質問
Photo by みっちーさん@GreenSnap
鉢植えミモザは植え替えした方がいいですか?
ミモザは移植を嫌いますが、鉢植えの場合は年1回ほど植え替えをしてあげる方がいいでしょう。ミモザの成長速度が早く、鉢植えでも年間約50cmほど大きくなります。そのため、植え替えをしないと、鉢の中で根が窮屈になってしまうのです。
なお、植え替え時期については、植え付け時期と同様に4〜5月もしくは9〜10月頃が適期です。植え替えする際は、根鉢を絶対に崩さないよう注意してください。
ミモザの枝がひょろひょろになった!原因と対処法は?
ミモザはすぐに背が高くなる一方、幹が太くなるのには時間がかかります。そのため枝がひょろひょろになってしまうケースが多々あります。
枝がひょろひょろになるのを防ぐためにも、ある程度の大きさで芯止めしてあげましょう。また、ひょろひょろの枝は風で折れやすいので、幹が太くなるまでは支柱で支えておきましょう。
ミモザの花が咲かない原因は?
ミモザは花が咲き終わった枝のを剪定していなかったり、剪定時期が遅くなって新芽まで切り落としてしまっていると、新芽がつかず花がつかない原因になることがあります。
また、日当たり不足や植え替えのしすぎが花つきに影響することもあります。これらに注意して管理してあげましょう。
ミモザは寒さに強い?冬越しのために必要なことは?
ミモザは寒さに強いため、特に冬越しの準備は必要ありません。ただし、冬の寒さが厳しい地域であれば、鉢植えの場合は念のため室内に入れるか、霜に当たらない軒下などに移動しておくといいでしょう。
なお、冬も夏と同様に乾燥気味に管理しますが、土が乾いてから継続して水やりをしてください。冬に肥料は必要ありません。
ミモザの育て方まとめ
庭植えや鉢植えだけでなく、リースやスワッグ、ドライフラワーとしても楽しめるミモザ。おしゃれなミモザが一本あると、ガーデニングもインテリアも楽しくなりそうですね。
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