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ミモザ(アカシア)の種類図鑑|品種によって花や葉に違いはある?

2023/1/26

楽曲のタイトルや歌詞などにも用いられることの多いミモザ(アカシア)。気持ちをぱっと明るくする黄色の花と緑の葉のコントラストや、ふわふわと咲く愛らしい花の形に、魅了される人も多いのでは。今回はそんなミモザの種類について、生育環境や成長スピードと合わせてご紹介します。

ミモザ(アカシア)はどんな植物?

ミモザ(アカシア)Photo by プリンさん@GreenSnap

ミモザ(アカシア)はマメ科アカシア属で、オーストラリア南東部を中心に生息する植物です。3月〜4月にかけてぐんぐんと生長し、その高さは5m〜10mにまで伸びることもあるんだとか。深緑の葉とふんわりとした黄色い花を付けることから、ガーデニングとしてはもちろん室内の観葉植物としても愛されています。

なお、イタリアでは3月8日の「女性の日」に、男性から親しい女性へミモザをプレゼントするといった素敵な習慣もあるんですよ!


ミモザ(アカシア)にはどんな種類がある?

ミモザ(アカシア)は2023年現在で1,000種類以上あると言われています。種類によっては、耐乾性に強かったり耐霧・耐塩があったりするので、お住まいの地域に合った種類を選ぶと良いでしょう。

生育スピードは植樹した場合でも3年〜5年ほどかけてじっくりと育ちます。のんびりとしなやかに生長するその姿は、まるで人生のよう。花の香りは種類によってことなります。庭先をふんわりとやわらかい香りにしたいなら“アカシアフロリブンタ”や“フサアカシア”などがおすすめ。

ミモザ(アカシア)の種類

ギンヨウアカシア

ギンヨウアカシアPhoto by blumeさん@GreenSnap

ギンヨウアカシアは3月〜4月にかけてたくさんの黄色い花を咲かせるミモザです。枝先には5cm〜10cmほどの複合花序(ふくごうかじょ)が育ち、一つ一つの花序からは1cm〜1.5cmほどの花が咲きます。ギンヨウアカシアに可憐で愛らしい印象があるのは、この花序によって生まれていると言えるでしょう。

ギンヨウアカシア・プルプレア

ギンヨウアカシア・プルプレアは、新葉が紫色に育つミモザです。生長すると銀色の葉に育つので、春は紫と銀のエキゾチックな雰囲気が楽しめます。冬が終わりを告げる頃には銀から緑に変化するので、たくさんの変化を楽しみたい方におすすめです。

生育スピードものんびりなので、子どもの誕生や結婚など、ライフスタイルに合わせて植樹するのもぴったり!

アカシア・フェニックスゴールド

アカシア・フェニックスゴールドは、鋭い葉先を持つミモザです。ミモザのなかでも珍しい葉先を持つことから、ほかの品種に比べて繊細な印象を与えます。

寒さに弱い特徴があるので、寒冷地でガーデニングをする場合は、秋口に鉢植えにしたら室内で管理し、春先を迎えた頃に土に植え直しましょう。

パールアカシア

パールアカシアPhoto by ジュリアーノさん@GreenSnap

パールアカシアは、丸くかわいらしい花を咲かせるミモザです。やさしい気持ちにさせてくれるその花からは、ふんわりとやわらかい香りが漂います。

あまりに生長すると倒れやすいといった特徴があるため、剪定の際はうまく支柱を整えることが大切です。またパールアカシアは花粉にも注意。花粉症の方をはじめ、アレルギー体質の方は、購入前にアレルギーチェックをすることをおすすめします。

フサアカシア

フサアカシアPhoto by kiyoさん@GreenSnap

フサアカシアは、ポンポンのような丸くてかわいらしい花を咲かせるミモザです。黄色い花が一面に咲くその姿は、見る人の感情に大きなやすらぎを与えます。なかにはずっと見てしまう人の姿も。

ヨーロッパ地方を中心とした地域では「ミモザ」はこのフサアカシアを指すことが多いです。ぐんぐんと育つと5m〜10mほどと高く育つので、こまめな剪定が必要になります。

アカシア・ブルーブッシュ

アカシア・ブルーブッシュPhoto by ニワイチさん@GreenSnap

アカシア・ブルーブッシュは、青灰色の葉が特徴的なミモザです。生育スピードがほかの品種に比べて早いため、きれいなブッシュに育ちます。3月~5月には株全体に鮮やかな黄色い花が咲くので、葉と花のコントラストが楽しめるのが魅力。

株の姿はどこか異国情緒が漂うので、リゾート感を演出したい庭先におすすめです。

アカシア・ゴールデントップ

アカシア・ゴールデントップは、細い葉を特徴としたミモザです。生長スピードが遅いので、子どもの誕生に合わせて植樹すれば、子どもの成長と共に育つ姿が楽しめます。

オーストラリアが原産であるものの、日本の気候にも合わせやすいといった特徴があります。甘い香りを放つ花が咲くので、お出掛けのときや換気のときなど、さまざまなシーンで花の魅力を感じることができます。

アカシア・テレサ

アカシア・テレサは、新芽が赤色に育つミモザです。生長しても1mほどとミモザの中でも特に小さく育つことから、ガーデニングはもちろん観葉植物や玄関先に飾る用としてもおすすめです。

花色はレモンイエローに近く、鮮やかな印象があります。耐乾性も高く、マイナス5度ほどであれば、植樹したまま越冬させても問題ありません。

三角葉アカシア

三角葉アカシアPhoto by EMMAさん@GreenSnap

三角葉アカシアは別の名を“カルトリフォラミス”とも呼ばれる三角の葉が特徴的なミモザです。葉は銀色や緑色であることが多く、黄色い花とのコントラストが楽しめます。

ギザギザとスタイリッシュな葉であることから、シンプルな部屋や庭先に最適です。地植え、鉢植えのどちらにも向いているため、場所を問わず育てやすいといった特徴もあります。

アカシア・レッドクリスタル

アカシア・レッドクリスタルは、赤い新芽に育つミモザです。夏にかけて徐々に赤から銀青色に変化し、飽きの来ない生長が魅力的。

地植え、鉢植えのほか、切り花としても楽しめるミモザなので、鉢植えなどで育ちすぎたときは、切り花として玄関や寝室などに飾っても良いでしょう。

地植えであれば樹高3m〜10mと大きく育ちます。鉢植えであればこまめに剪定してあげることで、コンパクトに育てられますよ。

アカシア・スペクタビリス

アカシア・スペクタビリスは、パールミモザに比べて1.5倍ほどと大きな花を咲かせる特徴を持つミモザです。ミモザの中でもトップを争うその美しい花は、古くからたくさんの人に愛されています。

生長スピードが速いことから、庭先のシンボルツリーとして育てるのもおすすめです。ただし、ほかのミモザに比べて寿命が短いため、肥料は最小限に抑え、こまめな剪定をしながら育てるのがポイント。

アカシア・デアネイ

アカシア・デアネイPhoto by さゆりさん@GreenSnap

アカシア・デアネイは、四季咲きでも人気の高いミモザです。アカシア・フェニックスゴールドのように細く濃緑の葉を付けますが、ややぷっくりとしているのが特徴的。

地植えだと樹高2.5m~6mほどとややコンパクトなサイズに育つため、剪定したあとは鉢植えにして育てると、よりコンパクトに生育できます。

オーストラリア原産のため寒さには弱いです。可能であれば鉢植えに移したあと、室内や軒下に取り込んで管理すると良いでしょう。

ミモザ(アカシア)の種類はたくさん!お気にいりを見つけてみて

今回はミモザ(アカシア)の種類について、生長スピードや特徴についてご紹介しました!原産地が暖かい地域であることから、種類によっては耐寒性の低い物も多く、地植えする場合は気温変化に細心の注意を払うことが大切です。

コンパクトに育てたいなら、こまめな剪定を心がけるのがポイント!シンボルツリーとしても人気があるので、剪定の形によってはより多くの人を惹き付けられるでしょう。

GreenSnapSTOREではアカシア・フェニックスオールドやアカシア3種セットなど個性的な中にも愛らしい商品を取り扱っています。

元気ですくすくと育つミモザ(アカシア)を育てたい方は、ぜひこの機会にGreenSnapSTOREを覗いて見てはいかがでしょうか。

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