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【ゼラニウムの育て方】枯れる原因や挿し木できる時期は?

2023/5/27

ゼラニウムの基本情報

科・属 フウロソウ科ペラルゴニウム(テンジクアオイ)属
植える時期 4~5月、9月(生育適温:12〜20℃前後)
置き場所 日当たりと水はけのよい場所に置く
水やり 庭植えの場合は不要。鉢植えの場合はこまめに水やりする
肥料 4~6月、9~10月

ゼラニウムとは

ゼラニウム

Photo by としさん@GreenSnap

ゼラニウムとは、華やかな雰囲気が魅力的な多年草です。一季咲きと四季咲きの種類があり、種類によって開花時期が異なります。

ピンク色や赤色など花色のバリエーションが豊富で、地植えや鉢植えなどで楽しめますよ。ヨーロッパでは、窓辺にゼラニウムの鉢植えが飾られている風景をよく見かけられます。

ゼラニウムの育て方

ゼラニウム

Photo by Water lilyさん@GreenSnap

日当たり

日陰で育てると花数が少なくなるため、日頃から日当たりのよい環境で育てるようにしましょう。ただし、ゼラニウムは直射日光が苦手なことから、夏は風通しのよい半日陰の場所で管理することをおすすめします。

用土

ゼラニウムは水はけのいい、弱アルカリ性の土を好みます。 庭土は酸性に近いことが多いため、地植えの場合はあらかじめ苦土石灰を混ぜて酸度調整すると良いでしょう。鉢植えの場合は、草花用の培養土で問題ありません。

水やり

ゼラニウムは土の表面が乾燥したら、こまめに水やりするとよいです。

植え付け

植え付け時期は、3〜6月または9〜10月頃です。涼しい春または秋に行います。

ゼラニウムは開花時期が長いことから、花が咲いている間も追肥することできれいな花が楽しめますよ。花数が減ってきたタイミングで、花用肥料を適当に与えます。

肥料・追肥

3〜6月、9〜11月の間は、2ヶ月に1度の頻度で緩効性肥料を与えると良いでしょう。開花時期は肥料過多にならないよう注意してください。

花がら摘み・切り戻し

花が終わったら、その都度花首を摘み取りましょう。切り戻しは必ず必要なわけではありませんが、草姿を整えたい場合は適宜葉を切り落としましょう。

病気・害虫

モザイク病やコガネムシ、ヨトウムシの幼虫の発生に注意が必要です。

増やし方

そのほか、ゼラニウムは挿し木で増やすことができます。春または秋頃が適期で、剪定した枝を使えば簡単に挿し木で育てられますよ。

ゼラニウムの冬の育て方(冬越し)

ゼラニウムは屋外での冬越しはむずかしいでしょう。霜が降りると枯れてしまうため、日差しが当たる窓辺などで育てましょう。難しい場合は、雨の当たらない場所に保管するとよいです。

ゼラニウムは加湿が苦手なので、一度たっぷり水やりしたら土が乾くまで水やりを控えることがポイント。

そのほか、冬はゼラニウムが休眠することから、この時期に肥料を施す必要はありません。

ゼラニウムの育て方についてよくある質問

ゼラニウムは寄せ植えにしてもいい?

ゼラニウムの楽しみ方の一つに寄せ植えがあります。鮮やかな花を咲かせ、ペチュニアやニチニチソウなどと相性がよいです。そのほか、いくつものゼラニウムの種類を組み合わせてもすてきですね。

寄せ植えは草丈の高いものは奥、低い植物を手前に配置すると見栄えがよくなります。ぜひ試してみてくださいね。

ゼラニウムの花や葉が枯れる原因は?

ゼラニウムの花や葉っぱが枯れる主な原因は、水のやりすぎです。

水を与えすぎることで根腐れを引き起こし、やがて枯れてしまいます。梅雨の時期に雨に当てることもよくないと考えられるので、雨が当たらない場所で管理するとよいです。

そのほか、日当たりの悪さや根詰まり、病害虫などが原因で枯れてしまうこともあります。ゼラニウムの花が咲かない場合は、定期的に植え替えなどこまめに手入れするとよいです。

ゼラニウムの夏越し方法は?

ゼラニウムは日本のような高温多湿の環境を苦手とします。そのため、西日が当たらず風通しがよく乾燥した場所で夏越しさせましょう。

ゼラニウムは気温30℃くらいになると生育が止まってしまうため、夏場の管理には注意が必要です。

ゼラニウムを育ててみよう!

ゼラニウム

Photo by フランキンセンスさん@GreenSnap

ゼラニウムは、南国のような色鮮やかな花を咲かせる植物。地植えや鉢植えのほかに、寄せ植えなどでも楽しめますよ。特に、寄せ植えは合わせる植物によって雰囲気もガラリと変わります。

ピンク色や赤色など花色のバリエーションも豊富で、複色の花を咲かせる種類もあるようです。窓辺に飾るだけで室内の雰囲気も一変するのでインテリアとしてもおすすめ。

興味があれば、ゼラニウムを育ててみてはいかがでしょうか。

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