ゼラニウムの種類図鑑|人気品種は?それぞれの花や葉の特徴は?
2023/3/10
ゼラニウムは鮮やかでかわいらしい花を咲かせる植物。種類によって雰囲気や特徴もさまざまで、鉢植えやハンギングバスケットなど楽しみ方も豊富です。ゼラニウムは花を観賞することが多いですが、斑入り品種など葉を楽しめる種類もあります。
今回はそんなかわいらしいゼラニウムの種類について、人気品種から希少種まで詳しくご紹介します。
ゼラニウムはどんな花?
ゼラニウムは、南アフリカやオーストラリアなど温暖な地域に生息するフウロソウ科の植物です。フローラルな甘い匂いが特徴で、香水の原料としても利用されています。
ゼラニウムは赤色や白色など鮮やかな花色が美しく、存在感も抜群ですね。
ゼラニウムは、一年を通して日当たりや水はけのよい環境を好みます。耐暑性や耐乾性には強い傾向があるので、屋外でも夏越しできますよ。
ゼラニウムにはどんな種類がある?
ゼラニウムの種類は280品種以上もあるとされ、種類によって特徴なども違います。ゼラニウムは一季性と四季咲き性に分かれ、一季性なら4~6月、四季咲き性の場合は4~7月、9~11月頃にかわいらしい花を咲かせますよ。耐寒性は種類ごとに異なるので、耐寒性が弱いゼラニウムは涼しくなったら室内で育てるとよいです。
ここからは、ゼラニウムの種類について詳しく紹介します。ゼラニウムの特徴は種類によって大きく変わるので、お気に入りの種類を見つけてみてくださいね。
ゼラニウムの種類
アイビーゼラニウム
アイビーゼラニウムは、アイビーのような光沢感の葉が特徴のゼラニウムです。半つる性の種類なので茎が下に垂れながら成長し、ハンギングバスケットなどで楽しめますよ。
アイビーゼラニウムは四季咲き性のため、春から秋までかわいらしい花を咲かせます。
ペラルゴニウム
ペラルゴニウムは、赤色やピンク色など花色のバリエーションが多いゼラニウムです。一季咲きで、春から初夏にかけてかわいらしい小花をたくさん咲かせますよ。華やかな雰囲気が美しく、地植えはもちろん鉢植えでも楽しめます。パンジーゼラニウム
Photo by どんぐりころりんこさん@GreenSnap
パンジーゼラニウムには珍しい斑入り品種もあり、葉の観賞も楽しめますよ。
センテッドゼラニウム
センテッドゼラニウムは、花だけでなく葉にも香りが漂うゼラニウムです。別名「ハーブゼラニウム」とも呼ばれる種類で、虫除けの効果が期待できるといわれています。4~7月頃になると、淡いピンク色や白色の小花が楽しめますよ。
ゾナールゼラニウム
ゾナールゼラニウムは日本でもメジャーな種類のゼラニウムです。別名「モンテンジクアオイ」とも呼ばれ、赤色や白色など鮮やかな花を咲かせますよ。寒さには強い特徴があり、屋外で冬越しもできます。
カリオペ
カリオペは、アイビー系とゾナル系を交配して誕生した新品種です。大輪の花を咲かせることが特徴で、鉢植えはもちろんハンギングバスケットなどで楽しめますよ。
カリオペは暑さに強いことから、日本の夏のような高温多湿の環境でも育ちます。
ゼラニウムの種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて
ゼラニウムは華やかな見た目が特徴で、赤色や白色などの鮮やかな花色が魅力的。GreenSnapSTOREでは、今回ご紹介したカリオペだけでなく、ポピュラーな種類や珍しい種類なども多く取りそろえています。
初心者の方でも安心できる無料の育て方相談サービスも充実しているので、ぜひともお気に入りのゼラニウムを見つけてみてくださいね。