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ヒヤシンスの花が終わったら植えっぱなしでも大丈夫?掘り上げた球根の保存方法は?

2024/1/12

ヒヤシンスはその美しい花と香りで人々を魅了する球根植物です。しかし、その美しさを保つためにはどのような手入れが必要なのでしょうか。

特に、「ヒヤシンスは植えっぱなしでも大丈夫なの?」という疑問を持つ方も多いのではないでしょうか。この記事では、その疑問に答えるとともに、花が咲いた後のヒヤシンスの基本的なお手入れについて詳しく解説します。

ヒヤシンスの花が咲き終わったらどうすればいい?

ヒヤシンス 植えっぱなし

Photo by charkunさんさん@GreenSnap

ヒヤシンスの花が咲き終わった後は、適切な手入れを行うことで次の年も美しい花を咲かせることができます。

まず、花がらを取り除き、花茎を根本からカットします。その後は葉が黄色くなるまで水やりを続けます。

葉が完全に黄色くなったら、梅雨に入る前に球根を掘り上げて乾燥させたのち、冷暗所で保存します。植え付け時期が近づいたら再度植え付けましょう。

ヒヤシンスの花が終わったら球根を掘り上げよう

ヒヤシンスの球根を掘り上げたら、枯れた葉をカットし、古い皮や根っこをとるようにして水洗いします。分球しているものは1つずつに分けましょう。

その後、病気予防のためにベンレート1000倍液などの消毒液に30分ほど浸します。風通しの良い日陰などで保管し、秋まで乾燥させましょう。ネットなどを用いて吊るしておくといいですよ。

ヒヤシンスは植えっぱなしでも大丈夫?

ヒヤシンスの球根は、一度植え付ければ何年もの間、毎年花を咲かせてくれます。しかし、そのまま植えっぱなしにしておくと、球根が混み合って花つきが悪くなり、年々花の数や大きさが衰えていきます。

毎年きれいな花を咲かせ続けるためには、ヒヤシンスの花が終わった後には花茎からカットして翌年に夏の間は休眠させて栄養を残すことが大切です。

鉢植えのヒヤシンスのお手入れ

鉢植えのヒヤシンスは、2〜3年に一度の頻度で球根を掘り上げて、掘り上げた球根を使って秋に新しい土で植え替えることをおすすめします。

植え替えを行うことで、土の栄養状態をリセットして元気に育てることができます。

地植えのヒヤシンスのお手入れ

地植えの場合でも、鉢植えと同様に2〜3年に一度の植え替えが理想的です。ただし、植え替えが難しい場合や、特に生長に問題がない場合は、そのまま植えっぱなしにしておいても問題ありません。

植えっぱなしのヒヤシンスのお手入れ

ヒヤシンスを植えっぱなしで育てる場合は、花が終わって花茎をカットした後には追肥をしてやりましょう。緩効性肥料を株元に置いて栄養も補給してやります。そうすることで、体力を回復させて翌年もきれいな花をつけてくれますよ。

植えっぱなしのヒヤシンスは生長期に入るまでは水やりなどの手入れは必要ありません。梅雨や長雨に当たると、土の中で球根が腐ることがあるので、できるだけ雨が当たらないようにしてやりましょう。

ヒヤシンスは秋から生長期に入り、寒さに当たることで開花するため、鉢植えのヒヤシンスは12月ごろまに屋外に出して寒さにあててやりましょう。

ヒヤシンスの花が終わったら手入れをして、繰り返し花を咲かそう!

ヒヤシンスは、花後の手入れさえきっちりと行えば、一度植え付けた球根から何年も美しい花を楽しむことができます。

植えっぱなしでも問題ありませんが、2〜3年に一度の植え替えを行うことで、より健康な成長と美しい花を咲かせることができますよ。ヒヤシンスの栽培に挑戦して、その美しい花と香りを毎年楽しんでくださいね。

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