【チューリップのドライフラワー】上手に作る方法と、楽しいアレンジ方法
2024/1/12
シンプルで凛とした花が美しいチューリップは、春を彩る花の代表格ですね。切り花として楽しむのも素敵ですが、ドライフラワーにアレンジすることで長い時間をともに楽しむこともできます。ここでは、初心者でも簡単にできるハンギング法や、シリカゲル法などを活用したチューリップのドライフラワーの作り方を紹介します。
チューリップはドライフラワーにできる?

Photo by ポポラスさん@GreenSnap
チューリップはドライフラワーにすることができますが、茎が太く水分量が多いことと、花びらが少なく繊細なため、少し難易度が高いのも事実。数日飾った後の花を用いるのもいいですが、ドライフラワーにしたときに花びらが落ちやすくなるのも事実です。新鮮な花には花びらがしっかりとくっついているので、ドライフラワーにした後にも形がきれいに残りますよ。上手に作るには、できるだけ新鮮な花を用いてチャレンジしてみましょう。
チューリップのドライフラワーの作り方
チューリップのドライフラワーの作り方には、2種類の方法があります。初心者さんでも簡単に挑戦できるハンギング法と、シリカゲルを用いる方法です。シリカゲルを用いる方法では一気に乾燥させることができるので、花色がきれいに残ります。ハンギングで自然に乾燥させる方法では、ドライフラワーらしい自然な色褪せを楽しむことができます。自分の好みで好きな方法を選んでみてくださいね。
ハンギングを活用する方法
ハンギング法は初心者向けでシンプルな方法です。なるべく早く乾燥させるためにチューリップの余分な葉を取り、輪ゴムと麻紐を使用して花を吊るしましょう。湿気の少ない風通しの良い場所で待つだけで、自然な形を崩さずにドライフラワーが完成します。
シリカゲルを活用する方法
シリカゲルは花びらの水分を一気に吸着でき、外気に触れないため退色を防ぐことができます。花色を鮮明に残すのに適しているので、ドライフラワーにした後にさらにアレンジを楽しみたい方にはこの方法がいいでしょう。
密封容器にシリカゲルと花を交互に敷き詰め、数週間から1か月置いておくことで、完全に水分が抜けて美しいドライフラワーが完成します。花が空気に触れると色が悪くなるので、待ち遠しくても途中で容器を開けないように注意してくださいね。
チューリップのドライフラワーの楽しいアレンジ方法
スワッグにアレンジして楽しむ
ハンギング法で作成したドライフラワーをそのまま壁に吊るすと、スワッグとして素敵な壁飾りになります。お花の吊るす向きによって表情が変わり、部屋の雰囲気を華やかに演出できますよ。葉ものなど、他の花材を用いたドライフラワーと合わせても素敵です。
ハーバリウムやポプリとして楽しむ
花びらが取れてしまっても諦めることはありません。スワッグや花束としてだけでなく、花びらを取り出して小皿に盛ったり、アロマオイルで香りづけしてポプリ風に楽しむこともできますよ。
ハーバリウムオイルを用いて瓶に詰めることで、鮮やかなハーバリウムとしてアレンジすることもできます。
チューリップのドライフラワーを楽しもう!
チューリップのドライフラワー作りは難しくありません。初めて作る方でもハンギング法やシリカゲル法で手軽に楽しむことができますよ。完成したドライフラワーを使って、お部屋に花の彩りを加えてみてくださいね!