初心者向けの多肉植物5選|失敗しない選び方とキホンのお手入れ
2022/9/7
多肉植物デビューをしたい初心者さん。もしくはデビューしてすぐに枯らしてしまった初心者さん。はじめての多肉植物、見た目だけで選んでいるとしたらキケンです!
せっかく育て始めた多肉植物を枯らさないためにも、今回は初心者向けの多肉植物の選び方・買い方や、育てやすい品種をご紹介します。基本の育て方や弱ったときの対処法もご紹介するので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
初心者さん必読!多肉植物の選び方
多肉植物デビューをお考えの初心者さんにまず知ってもいてもらいたいのが、多肉植物には生育型があるということです。多肉植物を選ぶときは、栽培場所に合った生育型のものを選びましょう。
生育型とは、多肉植物がどの時期によく成長するかで分類したタイプのことで、次の3つがあります。
- 春と秋(気温10〜25度)に成長する春秋型
- 夏(気温20〜35度)に成長する夏型
- 冬(気温5〜20度)に成長する冬型
もし栽培する場所が関東周辺なら春秋型か夏型を、東北なら冬型の多肉植物を。というように栽培場所にあった生育型の多肉植物を選ぶことが大切です。
初心者でも失敗しない多肉植物の買い方
初心者さんはぜひ、アフターフォローが充実したお店から多肉植物を買ってください。最近では100円ショップにも多肉植物が並んでいますが、かわいいからといって衝動買いをするのはちょっと危険かも!
初心者さんだと、もし多肉植物が弱っても原因不明のまま対処ができず、枯らしてしまうケースが多いです。とくに日が当たりにくいテナント型の100円ショップなどは多肉植物が弱っていることが多く、知らずに買ってすぐに枯れたという声もよく耳にします。
こんなとき、もしアフターフォローが充実しているお店で買っていれば、育て方を相談できるので、トラブルがあっても枯らさずにすみますよ。
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初心者がおさえるべき多肉植物の基本のお手入れ
多肉植物の選び方、買い方をおさえたところで、最後に育て方の基本をおさえておきましょう。多肉植物は生育型と季節に合わせた育て方をすること大切です。
よく成長する生育期には水やりは表土が乾いたらたっぷり、さらに肥料を2ヶ月に1回ほど定期的に与えましょう。反対に、成長がゆるやかになる休眠期は水やりを控えるか断水し、肥料も止めることが大切です。
生育タイプに合わせた生育期・休眠期を把握して、季節によって育て方を変える、ということを必ず覚えておきましょう。
初心者向けの多肉植物5選!育てやすい種類は?
ここからは初心者向けの育てやすい多肉植物をご紹介します。関東周辺の多くの地域の方が育てやすい春秋型・夏型からチョイスしたので、ぜひ参考にしてください。
アガベ<夏型>
アガベは硬く真っ直ぐな葉を地面から上へ上へと伸ばしていく、スタイリッシュな多肉植物です。日本ではリュウゼツランとして地植えで長年栽培されており、滅多に咲かない花が咲くとニュースにもなりますよね。
初心者でも育てやすいのは、「チノチタ」「ホリダ」などの品種です。どちらもアガベでは比較的大きい葉をしているので、乾燥に強く、葉がシワシワになる水やりサインも見分けやすいですよ。
アガベは夏型の多肉植物なので、4〜10月はよく日に当てて、水やりや肥料も定期的に与えます。アロエと同じく、冬は断水をすると耐寒性が上がって安全に冬越しできます。
エケベリア<春秋型>
エケベリアは多肉植物の代表的な種類で、バラの花びらのように時面に葉を広げて大きくなります。葉色もさまざまで青み白みが強いものや、葉先だけピンクになるものもあります。
とくに育てやすい品種として知られる、地植えでも育つほど丈夫な「七福神」、茎立ちしにくく白く美しい「ラウィ」が初心者におすすめです。
春秋型の多肉植物なので、春と秋は日向に置いて土が乾燥したらたっぷり水やりし、5〜9月の奇数月に緩効性肥料を与えると元気に育ちます。夏は明るい日陰に移動して、冬は水やりを月1〜2回か断水するといいでしょう。
セダム<春秋型>
セダムは細めの茎を上に伸ばしてグミのようなぷっくりとした葉をつけて伸びる多肉植物です。葉色は青っぽいもの、黄色っぽいものさまざまですが、多くの品種が秋になると紅葉してより色鮮やかになります。
とくに初心者におすすめなのが、真っ赤に紅葉して生命力も高い「レッドベリー」、斑入りがかわいく乾燥に強い「アトランティス」などです。
春秋型の多肉植物なので、基本はエケベリアと同じように育てますが、セダムのほうがよく密集するので風通しをよくして育てるのがポイントです。
ハオルチア<春秋型>
ハオルチア透明な窓とよばれる葉が美しく、エケベリアとならんで多肉植物の代表種ともされる種類です。ぷっくりとした葉にたっぷりと水分を含む軟葉種がメジャーですが、アロエにも似た見た目の硬葉種の2タイプがあります。
初心者におすすめなのは、人気品種でもある透明感が美しい「オブツーサ」、白のしましま模様がモダンな「十二の巻」です。
ハオルチアは春秋型の多肉植物なので、基本はエケベリアなどと同じように春秋に水やりや肥料を与えて、夏と冬は控えめにします。比較的日陰に強い一方、強い日差しには弱いので、エケベリアなどよりは日陰よりの場所で育てるといいですよ。
アロエ<夏型>
アロエといえば薬用や食用のイメージがあるかもしれませんが、鑑賞目的の多肉植物として、おしゃれでかっこいい品種があるのをご存知ですか?トゲトゲした見た目や、黒斑がはいったシックな見た目が楽しめて、マニアにも人気です。
古くから馴染み深いのは「キダチアロエ」という品種ですが、世界最小でも生命力は抜群な「ハオルチオイデス」、日陰に強く室内でも飾りやすい「ラモシッシマ」が初心者さんにもおすすめです。
アロエは夏型の多肉植物なので、4〜10月はよく日光に当てるのが基本です。この間は水やりや肥料も定期的に与えましょう。寒さにも比較的強いですが、より耐寒性を上げるため、冬は断水をおすすめします。
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初心者さんが多肉植物デビューをするときに不安なのが、どれを選べばいいかわからないということと、枯らさないか心配という点ですよね。
今回ご紹介した初心者向きの多肉植物を参考にしたり、アフターフォローが充実しているGreenSnapSTOREで多肉植物をご購入いただければ、そんな不安も感じず楽しく育てられますよ。
ぜひ、GreenSnapSTOREで多肉植物デビューしてみてくださいね。