【かわいい花が咲く多肉植物の種類】花が咲いたらどうする?
2022/9/7
葉っぱがぷっくりとしてかわいい多肉植物ですが、じつはしっかり花も咲きます。多肉植物の花は一般的な草花とはちがって、もふもふと毛がはえていたり、花もぷっくりとしていてかわいいですよ。
今回は多肉植物の花について、花が咲く種類や花の咲かせ方、咲いたあとのお手入れなどをご紹介します。ぜひ最後まで読んで参考にしてみてくださいね。
多肉植物にはかわいい花が咲くの?
Photo by ほにゃっ!20代…さん@GreenSnap
多肉植物といえば、主にぷっくり葉っぱがチャームポイントですが、じつはかわいらしい花をたくさん咲かせてくれます。
もちろんどの種類でも花が咲くわけではなく、栽培条件や栽培年数によっては花が咲かないこともあります。とはいえ、初心者さんでも基本に忠実に育てれば、だいたい春ごろに花がさきますよ。
多肉植物の花を咲かせるコツは?
多肉植物の花を咲かせるには、たっぷりと日光を浴びせることと、水やりを控えめにすることです。あとは育て方の基本を守っていれば、どんどん株自体が大きくなって花を咲かせてくれます。
とくに冬は多肉植物を室内に取り込む方も多いでしょうが、日中のあたたかい時間帯はかならず窓辺で日光浴をさせましょう。多肉植物が花を咲かせるには相当な体力を必要とするので、冬の期間しっかりと日を浴びせてエネルギーをためておくといいですよ。
<関連記事>
初心者向けの多肉植物5選|失敗しない選び方とキホンの育て方
かわいい花が咲く多肉植物の種類一覧
ここからは、花が咲きやすい多肉植物と、花の特徴についてご紹介します。
エケベリア
Photo by Fu花さん@GreenSnap
エケベリアは多肉界のバラとも呼ばれ、地側にまさにバラの花のような美しい葉を開くのが特徴です。
とくに花が咲きやすい品種は、七福神、ラウィ、花うららなどです。 春になると葉の間からにょっきりと花芽を伸ばします。花の色は品種によってことなりますが、ピンクや黄色などの春らしいカラーでかわいらしいですよ。
エケベリアを詳しくみるハオルチア
Photo by 熊みたいな熊さん@GreenSnap
ハオルチアは多肉植物のなかでも、とくにぷっくりと瑞々しい葉が楽しめることで人気です。窓と呼ばれる透明な葉先は、日に透かすとキラキラ輝いて美しいです。
ハオルチアはほとんどの品種で花を咲かせます。葉の間から長い花芽を伸ばし、繊細で美しい白い花を咲かせることが多いです。
ハオルチアを詳しくみるセダム
セダムは日本でも昔から庭植えのグランドカバーとしても使われてきた、馴染み深い多肉植物です。品種によって形はことなりますが、とくに人気なのは紅葉して真っ赤にそまるレッドベリーやオーロラ、乙女心などですね。
セダムの中で花が咲きやすいのは、あまり葉に水分をふくまない薄葉タイプで、黄色やクリーム色の花を葉の隙間に咲かせてくれます。星がきらめくようでかわいいですよ。
セダムを詳しくみるアガベ
Photo by ちょぼるさん@GreenSnap
アガベはリュウゼツランの名前でも知られ、日本でも古くから地植えにして親しまれてきた多肉植物でもあります。硬く尖った葉が地側から放射状に伸び上がるかっこよさが魅力です。
アガベの花は100年に1度咲くとされていて、そう何回も咲くわけではありませんが、一度花を咲かせると花茎が1〜2m以上にも伸びて、とても巨大な花を咲かせます。
アガベを詳しくみる月兎耳
Photo by ソメさん@GreenSnap
月兎耳はカランコエの仲間で、もふもふとしたウサギの耳のような愛らしさで、多肉植物のなかでも人気が高い品種です。黒兎耳や白兎耳など、意外とバリエーションも豊かです。
そんな月兎耳ですが、花までもふもふと繊毛に覆われているのが特徴です。にょきっと伸ばした花芽のさきにもふもふの釣鐘型の花をいくつも咲かせるので、見応えがありますよ。
月兎耳を詳しくみるクラッスラ
クラッスラはぷっくりとした葉を重ねて伸びていく多肉植物で、人気の観葉植物のひとつである金のなる木もクラッスラの仲間です。
他に人気の品種は、真っ赤に紅葉する紅葉祭り、タワー系クラッスラ代表種の舞乙女などがあげられます。 金のなる木に花が咲くように、クラッスラにも小さな白っぽい花がたくさん咲きますよ。
クラッスラを詳しくみるリトープス
Photo by みぃさん@GreenSnap
リトープスは生きた宝石とも呼ばれ、およそ植物とは思えない豆のような石のような形をしているのが特徴です。マニア人気も高く、一般的な多肉植物とは一線を画した存在でしょう。
そんなリトープスは中心の葉の割れ目からつぼみを出して、白や黄色、ピンクの美しい花を咲かせます。葉は植物に見えませんが、花のほうは他の多肉植物と比べて一番花らしい花の形をしていますね。
リトープスを詳しくみるコノフィツム
Photo by ⚪︎ヨメ⚪︎さん@GreenSnap
石ころのような多肉植物であるコノフィツム。リトープスと一緒にメセン類とも呼ばれていたりします。コノフィツムは品種によって形は違いますが、ハート型の花園や、透明感のある雫っぽい姿をしたブルゲリなどが人気ですね。
リトープスと同じように、葉の割れ目から美しい花を咲かせます。花色はビビッドなピンクやオレンジなど、エキゾチックですね。
多肉植物の花が咲いたらどうする?
花芽が伸びて咲くようなタイプの多肉植物は、つぼみがついた時点で花芽の根元から切り取って、花瓶にいけておくのがおすすめです。
花茎を持たないようなタイプの多肉植物も、花が咲いて1〜2日以内には摘んでしまいましょう。
多肉植物の花が咲くと枯れるって本当?
多肉植物にも花が咲くとご紹介しましたが、花が咲いたからといって一般的な草花のように枯れるまで鑑賞していると、エネルギーを使い果たして枯れてしまうことがあるので要注意です。
つまり、本当なら多肉植物にとっては花を咲かせないことがベスト◎。ただし適切に手入れをすれば、花が咲いても枯れることはありません。花芽がついたなら少し花を楽しんでから、早めに取り除いてあげましょうね。
かわいい花が咲く多肉植物をGreenSnapSTOREで探してみよう!
GreenSnapSTOREでは今回紹介した以外にも、幅広い種類の多肉植物を取り揃えています。 植物の購入は離島・北海道以外、送料はかかりません。
また、アプリをダウンロードいただくと、交換返品保証の期間延長、育て方サポートサービスもできるので、ぜひこの機会にチェックして、花がキレイな多肉植物を見つけてみてくださいね。
多肉植物を探す