【ウツボカズラの花言葉】風水的には縁起がいいの?悪いの?
2023/2/20
まるで獲物を待ち望むかのような形をしたウツボカズラは、食虫植物としても有名な植物です。今回は独特な出で立ちのウツボカズラの花言葉と特徴、そして和名・英名の由来などについてご紹介します。
観葉植物を多く育てるご家庭には頼もしい存在でもあるので、ぜひ最後までチェックしてみてください。
ウツボカズラの花言葉
ウツボカズラの花言葉は「甘い罠」「絡みつく視線」「油断」です。ウツボカズラは食虫植物で、甘い香りによって虫を誘惑します。甘い香りに誘われた虫は花の中に取り込まれ、食べられるという特徴から付けられたとされています。
また、草木にツルを絡めてたくさんの袋をぶら下げることから「絡みつく視線」とも付けられました。
ウツボカズラってどんな食虫植物?花も咲くの?
ウツボカズラの特徴はなんと言ってもその口のような花です。怖い印象があるものの、女性らしさを感じさせる艶めかしいツルが魅力的なことから、観葉植物として迎える方も多いです。
ウツボカズラの種類によっては、袋の形や花の色が異なります。食虫植物を迎えたいと検討中の方は、品種を照らし合わせながら選んでエキゾチックな部屋に仕上げてみましょう。
ウツボカズラの和名・英名とその由来は?
ウツボカズラは和名で「靫蔓」と表記されます。その由来は、捕虫袋が矢をしまい背負う道具である靫に似ているからです。
属名の「Nepenthes (ネペンシス)」はギリシャ語である「ne(ない)」「Penthos(憂い)」から「憂いを消す」といった意味が、英名の「PitcherPlant(ピッチャープラント)」には、虫を捕まえる植物といった意味があります。
ウツボカズラの種類
先述したように、ウツボカズラにはさまざまな種類があります。現在ではフィリピン諸島やスマトラ島などの熱帯アジアを中心に70種以上確認されているとも言われています。
今回はそんなユニークだけれどちょっと怖いウツボカズラの種類について、ピックアップした3つをご紹介します。
ネペンテス・アラタ
わさわさと茂った葉にひょうたんのような捕虫袋を付けるネペンテス・アラタは、口の部分が赤く、エキゾチック感満載のウツボカズラです。
葉は濃い緑が特徴的なので、赤と緑のコントラストがジャングルを連想させます。
ネペンテス・アラタの生長は早いほうで、耐寒性にも強い傾向にあります。ただし、日本の気候によっては捕虫袋が付かないこともあるため、室温を一定に保つ工夫やこまめな剪定が必要です。
ネペンテス・トランカータ
ネペンテス・トランカータは、軍配のような大きな葉や捕虫袋を特徴とするウツボカズラです。茎はツル状に伸びずに生長することから、ほかの植物に絡まる心配がないので屋内でも育てやすい傾向にあります。
人をはっとさせる大きな捕虫袋が魅力的なことから、エキゾチックなインテリアとして迎えたい方にはぴったりな植物です。
ただし、生長するにつれて捕虫袋はどんどん大きくなります。大きいものだと40cmほどに育ちますから、天井の高いリビングのカーテンレールにハンギングするのがポイントです。
ネペンテス・マキシマ
ネペンテス・マキシマは和名をムラサキウツボカズラと呼び、戦前から栽培されてきた品種です。捕虫袋も大きく、赤紫を基調としたその姿は、ジャングルを連想させるといった特徴があります。
ニューギニア北西部をはじめ、ボルネオ島やセレベス海付近など、木々がうっそうと生え茂る雲霧林帯で見かけることが多いです。捕虫袋は下位袋と上位袋の2つあり、いずれも30cm程の大きさに育ちます。うっすらと毛が生えているので、より自然を感じられる植物を育てたい方におすすめです。
ウツボカズラの花言葉も楽しもう♪
ウツボカズラにはその特徴からエキゾチックな花言葉がたくさん付けられています。観葉植物を多く育てているうちに湧いてしまう小さな虫をなんとかしたい方には特におすすめの植物と言えるでしょう。
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