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【ミモザの剪定】最適な時期と方法、成功の秘訣を紹介します!

2024/1/17

ミモザはその美しい銀葉と春に咲く黄色い花で知られ、シンボルツリーや切り花、ドライフラワーとして広く愛されています。

ミモザは生育旺盛のため、放置しているとどんどん枝葉を伸ばして大きくなってしまいます。限られたスペースで、適切な大きさで育て続けるためには適切な剪定が欠かせません。

この記事では、ミモザの剪定時期と方法、そして失敗を避けるためのコツについて詳しく解説します。

ミモザは剪定が必要?

Photo by みかんちゃんさん@GreenSnap

ミモザは生育旺盛な植物のため、放置していると大きくなりすぎてしまいます。樹高が高くなり、幅が広がると初心者には手入れが難しくなるので、美しい樹形を保つためにも毎年の剪定が必要不可欠です。

ミモザの剪定時期

ミモザの剪定の時期は、4月〜6月初旬にかけて行います。ミモザは3月〜4月に花を咲かせて、初夏には翌年に向けて花芽を準備し始めます。

6月ごろになるとすでに小さな花芽が現れ始めるため、花が終わって花芽がまだついていない時期を狙ってささっと剪定してしまうのがポイント!6月末までには剪定を完了させましょう。

秋になると、夏を超して枯れ枝などが出ることで樹形が乱れます。この頃には樹形を少し整える程度に軽く剪定してやりましょう。

この時にも、花芽を切り落とさないように注意が必要です。ミモザは寒さに弱いので、冬の剪定は避け、必ず秋の間に行ってくださいね。

ミモザの剪定方法

ミモザの剪定方法には、主に3つの方法があります。樹高を制御してある程度の大きさに留めるための「芯止め」、混雑した枝を取り除く「透かし剪定」、そして「切り戻し剪定」です。適切な方法を選び、植物の健康な成長をサポートしましょう。

  • 芯止め(樹高を抑える):主幹の頂点を切り落とす。芯止めを行うと、幹が太くなるというメリットもある
  • 透かし剪定(健康に保つ):風通しをよくするために、樹形を見ながら不要な枝を根本から切り落とす
  • 切り戻し剪定(樹形を美しく保つ):樹形を見ながら、枝の途中から切り落とす。下に向かって徐々に長くなるように剪定すると、見た目を丸く整えることができる

ミモザを丸くしたい場合の剪定方法

ミモザを丸くしたい場合は、「切り戻し剪定」が適しています。枝を途中で切り落とし、長い枝を選んで新芽の上をカットすることで、見た目を整えることができます。

ミモザの剪定後の手入れ

ミモザを剪定した後は、枝の切り口に癒合剤を塗布することが大切です。剪定後の切り口を保護することで、切り口から雑菌や害虫が新入したり、養分が流れてしまわないようにします。癒合剤がない場合は、木工用ボンドや墨汁を代用できます。

ミモザの剪定で失敗しないコツ

ミモザの剪定でよくある失敗例は、剪定時期を間違えることです。4月から6月初旬が剪定に適した時期であり、これを逃すと花芽を失う可能性が高まるので注意しましょう。

また、適切な剪定方法を理解せずに行うことも失敗の原因となります。特に「切り戻し剪定」に注意が必要です。

ミモザへの強剪定は避けましょう

ミモザは株が若いうちであれば強剪定をしても問題ありません。しかし、10年以上経ったミモザに強剪定をすると、負担が大きく株全体が弱ってしまう可能性があります。

いきなり負担をかけるような剪定は避けて、できるだけ毎年きちんと剪定をしてあげることが大切です。

ミモザの美しい樹形を保つために

ふわふわとしたミモザの黄色い花は、見ているだけで幸せな気持ちになりますね。ミモザの剪定は、美しい樹形を保つためには必要不可欠な作業です。

放置していると無法地帯のように伸びてしまうので、ぜひ毎年のお手入れを欠かさないようにして美しい樹形を保ってくださいね。

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