【ルピナスの花言葉】色別だと怖い意味もある?和名の由来は?
2025/2/7
春から初夏にかけて、カラフルな花穂を空に向かって伸ばすルピナスは、見る者を魅了する美しい花です。その鮮やかな色合いと立派な姿は、多くのガーデンや公園で愛されています。
この記事では、ルピナスの花言葉とその意味、花の特徴や名前の由来について詳しくご紹介します。
ルピナスの花言葉とは?
Photo by メイ♪さん@GreenSnap
「貪欲」「想像力」「あなたは私の安らぎ」
ルピナスの花言葉は「貪欲」「想像力」「あなたは私の安らぎ」です。
「貧欲」という花言葉は、荒地でも貧欲に育つたくましさから由来したとされています。
「想像力」「あなたは私の安らぎ」という花言葉は、南ヨーロッパや南米では、白いルピナスの実を塩茹でして食べることに由来しています。かつて、ルピナスを食用として食べる地域では、ルピナスを食べると明るく前向きな気持ちになり、想像力が高まると信じられていたことからこのような花言葉がつけれたとされています。
また、フランスでは、ルピナスを薬草として用いたり、家畜が牧草として食べることから、「あなたは私の心に安らぎを与える」「感謝」という花言葉もつけられています。
ルピナスの色別の花言葉
ルピナスには、色別の花言葉も存在しています。それぞれの花言葉は以下の通りです。
色 | 意味 |
---|---|
白色のルピナス | つねに幸福 |
黄色のルピナス | 多くの仲間 |
青色のルピナス | 母性愛 |
ローズ色のルピナス | 珍奇 |
ルピナスの花言葉には怖い意味がある?
ルピナスの花言葉には、直接的に怖い意味はありません。しかし、「貧欲」という言葉は、欲が深いことや満足を知らない様子を表すため、怖いと感じる方もいるかもしれません。
しかし、ルピナスの花言葉である「貧欲」は、荒れた土地でも負けずに花を咲かせるルピナスの強さに由来しているので、贈る場面によってはポジティブなメッセージにも変換できるでしょう。
ルピナスとはどんな花?花もちはどれくらい?
ルピナスは、南北アメリカや地中海演壇、南アフリカが原産のマメ科ルピナス属に属する植物です。一年草、二年草、多年草があり、種類によっては高さが1mを超えるものもあります。
特徴的なのは、長い花穂に多数の花が密集して咲く姿で、フジの花を逆さにしたような花姿です。色は、青、紫、ピンク、白など多彩で、5〜6月に花を咲かせます。ガーデニングや切り花としても人気を集める植物です。
そんなルピナスの切り花の花もちは、約5〜7日です。
ルピナスは何月何日の誕生花?
ルピナスは、5月30日の誕生花です。春の終わりから初夏にかけて美しい花を咲かせるルピナスは、この時期に誕生日を迎える人へのプレゼントとしても最適です。
ルピナスの和名や名前の由来
ルピナスの名前は、ラテン語の「lupus(狼)」に由来しています。これは、ルピナスが荒地でもたくましく育つ姿をオオカミと重ねたことに由来しています。
和名では「昇り藤(ノボリフジ)」という名前がついていますが、これは空に向かってまっすぐと花を咲かせる様子と、フジを逆さまにしたような花姿に由来しています。
ルピナスの花言葉に怖い意味はない!
ルピナスの花言葉には、希望や想像力、そして深い愛情が込められています。大切な人への贈り物として、ルピナスの花を選んでみてはいかがでしょうか。その美しい花と共に、心温まるメッセージを伝えることができるでしょう。