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紫陽花の種類図鑑|おしゃれな最新品種は?珍しい色変わりが楽しめるのは?

2022/12/2

紫陽花(アジサイ)といえば梅雨の時期に見頃を迎える、こんもりした花姿が印象的な庭木ですよね。紫色やピンク色など花色も豊富で、お庭に植えることで雰囲気もさらにかわいらしくなりますよ。

今回は馴染み深いアジサイの種類について、メジャーな品種から珍しい色変わりが楽しめる品種まで詳しくご紹介します。

紫陽花(アジサイ)はどんな庭木?

紫陽花(アジサイ)

アジサイはアジサイ科の落葉低木で、日本や中国、北アメリカなどが原産です。品種改良が盛んなことからいくつもの種類・品種があり、今も毎年新品種がつくられています。

アジサイは樹高約1〜1.5mまで成長し、地植えや鉢植え、切り花などいろんなかたちで楽しめます。花(実際は葉が変形して色づいた部分)の色付きも1ヶ月ほど続くので、長く楽しめるのも魅力ですよ。

低木なので剪定が必要なため、育て方が難しいイメージがありますが、アジサイは日本の気候に適しているので初心者の方でも想像以上に育てやすいですよ。

紫陽花(アジサイ)にはどんな種類がある?

アジサイの種類は約3,000品種以上あるようですが、毎年無数の新品種が登場するため、確かな品種数はわかっていません。

また、ひとくちにアジサイといってもいろんな種類があり、花の咲き方で下記のような系統にわけることができます。

  • タマアジサイ:花が密集してこんもりと球のように咲く
  • ガクアジサイ:花が縁取るように咲く
  • ピラミッドアジサイ:円錐状の花の形になる

どのケイトウも日本などのアジアが原産ですが、西洋に渡って品種改良され、逆輸入という形で親しまれている「西洋アジサイ(ハイドランジア)」も人気です。有名なアナベルも西洋アジサイのひとつですよ。

それではここからは、アジサイのおしゃれな品種、ちょっと珍しい品種を詳しくご紹介します。

紫陽花(アジサイ)のおしゃれな種類・品種をご紹介!

アジサイ アナベル

紫陽花 アナベルPhoto by あやんさん@GreenSnap

アナベルは毬のような丸いフォルムが特徴で、花色が明るいグリーンから白色へと変化するアジサイです。「セイヨウアジサイ」または「アメリカアジサイ」とも呼ばれ、夏が終わる頃には花が茶色くなります。

アナベルは枯れてもドライフラワーとして楽しめるので、容器などに入れてお部屋に飾ればおしゃれなインテリアにもなりますよ。ドライフラワーがお好きな方は、アナベルがおすすめです!

アジサイ ダンスパーティー

アジサイ ダンスパーティーPhoto by ヨッシー☘️さん@GreenSnap

ダンスパーティーは、ガクアジサイとアメリカの園芸種を改良して誕生したアジサイです。華やかな見た目が美しく、花色はピンク色や青色などがあります。ダンスパーティーは半テマリ咲きで、草丈は1.5mほどまで成長しますよ。

地植えはもちろん鉢植えでも育てることができ、春から夏にかけては風通しのよい半日陰の場所で管理しましょう。また、ダンスパーティーは水を好むため、土の表面が少し乾いたタイミングで水やりしてくださいね。

アジサイ コンペイトウ

アジサイ コンペイトウPhoto by オリーブの葉さん@GreenSnap

コンペイトウは青色やピンク色の花色で、白い縁取りが珍しいガクアジサイです。八重咲きなので華やかな印象で、名前の通りコンペイトウのような見た目ですね。

コンペイトウは日当たりのよい環境でよく育ち、日当たりがよくないと花付きや発色が悪くなってしまいます。やや大きめに育つことが多いので、地植えで育てる際は広めのスペースを確保するとよいでしょう。

アジサイ てまりてまり

アジサイ てまりてまりPhoto by まめ157さん@GreenSnap

てまりてまりは静岡県の加茂花菖蒲園で誕生した品種で、可愛らしい雰囲気のセイヨウアジサイです。大輪の花を咲かせますが、花房が大きすぎると倒れてしまうことがあるので、その場合は支柱を立てることで花の観賞が楽しめます。

また、てまりてまりは花持ちがよいので、手入れすることで長い期間開花が楽しめることも魅力の一つです。淡い花色がポイントで、お庭に植えることでおしゃれな雰囲気が演出できます。

アジサイ ひな祭り

アジサイ ひな祭りPhoto by きよりんさん@GreenSnap

ひな祭りは、淡いピンク色や紫色の花色に濃い縁取りが入る珍しいタイプのアジサイです。八重咲きでボリュームがあり全体的に華やかな印象なので、その見た目から母の日のギフトとしても人気がありますよ。

ひな祭りの草丈は1〜1.5mほどで、お庭に植えればおしゃれで可愛らしい雰囲気になります。ちょっと珍しいアジサイを育ててみたいという方は、ひな祭りがぴったりですね!

アジサイ コットンキャンディー

アジサイ コットンキャンディーPhoto by ボタニールーミエさん@GreenSnap

コットンキャンディーは、デンマークのスクロール社によって改良されたセイヨウアジサイです。花色は淡い白色からベビーピンク色に変化し、てまり咲きでこんもりとした花姿がとっても魅力的ですね。

さらに、コットンキャンディーは季節が進むにつれて花色がグリーンへと変化し、花色の変化が楽しめますよ。ほんわかした雰囲気のアジサイを育てたいという方は、コットンキャンディーがぴったりです!

アジサイ(ラグランジア) ブライダルシャワー

アジサイ(ラグランジア) ブライダルシャワーPhoto by aki~nakさん@GreenSnap

ブライダルシャワーは一般的なアジサイとは見た目が大きく異なり、枝にたくさんの花を咲かせる珍しいタイプのアジサイです。2020年3月以降にPW社より販売され、別名「ラグランジア」とも呼ばれています。

ブライダルシャワーは草丈が1mほどで、花付きがよく白色の可愛らしい花を咲かせますよ。また、多くのアジサイは花後に剪定が必要ですが、ブライダルシャワーはいつ剪定してもよく、剪定しないで枝を伸ばしても楽しめます。

アジサイ ポップコーン

アジサイ ポップコーンPhoto by あじさいさん@GreenSnap

ポップコーンは江戸時代に誕生したガクアジサイで、正式には「ウズアジサイ」という名前です。また、「オタフクアジサイ」と呼ばれることもあり、店舗によって名前が違うことがありますが同じ種類ですよ。

ポップコーンは縁に厚みがあることが特徴で、ぷっくりした見た目が可愛らしく品がありますね。青色やピンク色などの花色があり、花色によって雰囲気が変わることも魅力的です。

ガクアジサイ エンジェルワルツ

ガクアジサイ エンジェルワルツPhoto by hiroさん@GreenSnap

エンジェルワルツは、群馬県にある久保田花園で誕生したガクアジサイです。縁に切れ込みが入りフリルのような華やかな見た目が特徴で、珍しいガクアジサイですね。

エンジェルワルツは濃いピンク色の花色が多いですが、咲きはじめは明るいグリーンからイエローグリーンで爽やかな印象があります。ユニークなガクアジサイですが、花付きがよく育てやすいので、他のアジサイと同じように育てられますよ!

紫陽花(アジサイ)の種類はたくさん!おしゃれ品種を育てよう♪

アジサイは見た目も可愛らしく、梅雨の時期には欠かせない植物ですね。セイヨウアジサイやガクアジサイなど種類によって雰囲気も変わり、地植えだけでなく鉢植えでも楽しむことができますよ。

GreenSnapSTOREでは、今回ご紹介したアジサイだけでなく、その他のメジャーな種類やあまり流通していない珍しいアジサイも多く取り揃えているので、ぜひともお気に入りを見つけてみてくださいね。

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