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【ビカクシダ(コウモリラン)の育て方】水やり頻度、鉢植えの注意点は?

2023/2/16

ビカクシダ(コウモリラン)の基本情報

科・属 ウラボシ科ビカクシダ属
タイプ 常緑多年草
栽培温度 10〜30℃うち20~25℃が適温
置き場所 暖かく、日当たりと風通しのよい場所に置く。
水やり 土や水苔が乾いてからたっぷりと。葉水も忘れずに。
肥料 4~10月の間に1~2回、緩効性化成肥料を与える。
冬越し 10℃以上の日当たりのよい場所に置く。 水やりは控えめにし、肥料はやらない。

ビカクシダ(コウモリラン)の特徴

ビカクシダ(コウモリラン)

ビカクシダはその名の通り、鹿の角のような葉がかっこいいシダの仲間です。葉の形がコウモリの広げた羽の形にも似ているので、「コウモリラン」とも呼ばれます

流木や木の板につけたり、苔玉にして吊るしたりして育てることができ、かっこいいインテリアとして楽しまれている植物です。

ビカクシダ(コウモリラン)の育て方

ビカクシダの育て方のポイントは、乾燥気味に育てることと、日当たりと風通しのよい場所に置くことです。

ビカクシダは土に植えて鉢植えにしたり、根を水苔で覆って苔玉や板付けで育てることができます。どの場合でも土や水苔が乾いてからたっぷりと水を与えましょう。

4~10月の間に1~2回、緩効性肥料を与えると葉の色がよくなります。

ビカクシダ(コウモリラン)の冬の育て方(冬越し)

ビカクシダは熱帯植物なので、寒さにとても弱いです。夏に屋外で育てている場合は、最低気温が15℃以下になる前に室内に入れましょう。

室内では暖房の近くや暖房器具の風が直接当たる場所には置かないようにします。

冬は乾燥気味に管理し、水をやる時には水温にも注意が必要です。蛇口から出てくる水はビカクシダにとって冷たすぎることがあるため、室温くらいの温度に調整してから水をやりましょう。

冬に肥料は必要ありません。

ビカクシダ(コウモリラン)の育て方についてよくある質問

ビカクシダ(コウモリラン)

鉢植え・苔玉・板付けの中で、どの育て方がおすすめ?

おすすめしたい順番で、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。

・板付け

ビカクシダは自生地では木の幹に着生して(くっついて)成長します。そのため、板付けにして壁に掛けたり、立てかけたりして育てるのがおすすめです。

<メリット>生育地の環境に近い状態で育てられるため、葉の出方が自然で、インテリアとしてもかっこいい。

<デメリット>着生させるのが難しい。水苔に水をしみこませるのが難しく、水やりのときに周囲を濡らしてしまうので、水やりが面倒。

・苔玉

ビカクシダは乾燥気味の環境を好むため、苔玉でも育てやすいです。

<メリット>吊るして飾るととてもおしゃれ。水苔ごと水に漬けられるので、水やりが簡単。

<デメリット>苔玉を作るのが難しい。大きく成長した時にバランスが悪くなる。

・鉢植え

ビカクシダが小さいうちは一番育てやすい方法ですが、過湿になりやすいので注意が必要です。

<メリット>水やりがしやすい。安定感があり、倒したり落としたりする心配が少ない。

<デメリット>根の風通しが悪く、根腐れを起こしやすい。葉の出方が不自然になる。

鉢植えにする場合は、素焼きの鉢を使ったりハンギングにしたりするなど、通気性をよくする工夫をしましょう。

成長点が黒くなってきた

ビカクシダの成長点は、葉の付け根にあるふわふわした芽。ビカクシダの葉はすべて、この成長点から出てきます。

成長点が黒くなってきた場合は、寒さにあたったか、水のやりすぎで根腐れを起こしている可能性が高いです。気温15℃以上の場所に移動し、傷んでいる部分を取り除いて乾燥気味に管理しましょう。

成長点が腐ると復活が難しい場合もありますが、早めに対処すれば回復するかもしれません。

葉が茶色くなってきた

ビカクシダの根元を覆っている貯水葉は、葉が開いてから時間が経つと茶色くなってきますが、茶色くなっても根元を覆う役割を果たしているので、そのままにしておいて大丈夫です。

もし貯水葉が黒くぶよぶよになってきた場合は、水のやりすぎで腐っている可能性があります。一度、土や水苔をしっかり乾かすと復活するかもしれません。

胞子葉(鹿の角のような葉)が茶色くなってきた場合は、乾燥しすぎか日光不足の可能性が高いです。

水やりを忘れていた、エアコンや暖房器具の風が直接当たっている、日当たりが悪い場所に置いているなど、心当たりがあれば適切な場所に移動し、土や水苔が乾いたら水をたっぷりとあげましょう。

葉がだらんと垂れて元気がなくなってきた

鹿の角のような胞子葉がだらんと垂れて元気がなくなってきた場合は、水切れの可能性が高いです。根元を中心にビカクシダ全体に水をかけてあげましょう。

水苔は一度乾くと水を吸い込みにくくなるので、水苔ごと水の入ったバケツやたらいにつけると、水がしみこみやすくなります。

ビカクシダ(コウモリラン)初心者は鉢植えで育てよう!

ビカクシダは少し育て方が難しいかもしれませんが、うまく育てるととてもかっこいいインテリアになってくれる植物です。

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