【フィロデンドロンの育て方】伸びすぎたときの対処法、増やし方など
2023/2/20
フィロデンドロンの基本情報
科・属 |
サトイモ科フィロデンドロン属 |
タイプ |
常緑多年草 |
栽培温度 |
25~28℃前後が適温 |
置き場所 |
明るい日陰や半日陰の場所に置く |
水やり |
5月~9月はこまめに水やりする |
肥料 |
5月〜9月 |
冬越し |
鉢植えの場合は土が完全に乾いてから水やりする |
フィロデンドロンとは?
Photo by ダックスさん@GreenSnap
フィロデンドロンは、大きなハート型の葉がかわいらしい観葉植物。成長するにつれて気根と呼ばれる根を生やし、ユニークな見た目が特徴です。
フィロデンドロンは耐陰性に強い傾向があり、室内でも育てやすいですよ。葉の模様は種類によって違うので、おしゃれなインテリアとしても楽しめますね。
フィロデンドロンの育て方
フィロデンドロンの育て方は、なるべく日当たりのよい場所で育てることで肉厚の葉が楽しめます。直射日光には弱い傾向があることから、夏場は半日陰で管理するとよいです。
フィロデンドロンは水を好む植物なので、春〜秋には土の表面が乾燥したら水やりをしましょう。肥料は液肥を10日に1回のペース、または緩効性の置き肥を与えるとよいです。
フィロデンドロンの冬の育て方(冬越し)
フィロデンドロンは熱帯アメリカが原産なので、温暖な環境で元気よく育ちます。最低気温が5℃以下になると株が弱って枯れてしまうことから、寒い冬は室内に移動させて育てましょう。また、フィロデンドロンのきれいな葉を楽しむためにも、冬でも気温10℃以上保てるとよいですよ。
そのほか休眠期にあたる冬の間は、乾燥気味に育てるようにします。フィロデンドロンは成長期と同じように水やりすると根腐れを引き起こすことがあるので、冬は水やりを控えめにしましょう。
フィロデンドロンの育て方についてよくある質問
Photo by ことりさん@GreenSnap
伸びすぎたらどうすればいい?
フィロデンドロンは種類によって特徴も大きく違い、つる性の種類はそのままだとぐんぐん成長して伸びすぎてしまいます。そのため、つるが伸びすぎる前に切り戻し剪定をすることで、美しい樹形を維持できますよ。春〜秋の間に伸びすぎた茎をカットすると、数か月後には新しい茎が伸びてきます。
伸びすぎた茎をそのまま放置することで、最終的に枯れてしまいます。フィロデンドロンを元気よく育てるためにも、切り戻し剪定するとよいですよ。
増やし方は?
植物の増やし方にはいくつか方法がありますが、フィロデンドロンの場合は挿し木が一般的です。フィロデンドロンの挿し木は春〜秋がおすすめで、この時期に作業すれば成功しやすいですよ。これから挿し木の方法について紹介するので、ぜひ試してみてくださいね。
- フィロデンドロンの茎を、ハサミで2節分ほどカットします。
- カットした茎は下葉を取り除き、葉の枚数を少なくします。
- その後、茎を水に挿して発根するのを待ちます。
- 茎が発根したら、土に植え付けましょう。
バーキンの葉が茶色になる原因は?
フィロデンドロン・バーキンの葉が茶色になる原因は、水不足や水やりのしすぎ、気温が低いなどが考えられます。フィロデンドロンは基本的に水が好きですが、与えすぎたり少なすぎるとよくありません。生育期と休眠期では水やりの量も違うので、時期に合った量の水を与えることが大切です。
フィロデンドロン・バーキンは寒さに弱い傾向があるので、冬場は10℃以上保てる環境で育てましょう。肌寒い窓辺ではなく、暖房が効いた暖かい場所に置くことをおすすめします。
フィロデンドロン・バーキンの葉が茶色くなり枯れてしまいそうなら、挿し木や株分けで簡単に増やすことができますよ。
フィロデンドロンの育て方は品種によって異なる!
フィロデンドロンの育て方は、水やりや日当たりなどのポイントを抑えることで元気よく育ててくれます。フィロデンドロン・バーキンのように寒さに弱い品種もあるので、冬場の管理には気を付けたいですね。
フィロデンドロンはかわいらしい雰囲気なので、インテリアとしてもぴったり。
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