【ペペロミアの育て方】伸びすぎたらどう剪定する?増やし方は?
2023/3/15
ペペロミアの基本情報
科・属 | コショウ科サダソウ属(ペペロミア属) |
タイプ | 常緑多年草 |
栽培温度 | 10〜35℃のうち25℃前後が適温 |
置き場所 | 暖かく風通しのいい半日陰。 |
水やり | 土の表面が乾いたらたっぷりと。 |
肥料 | 5~7月に薄めの液体肥料を月1回与える。 |
ペペロミアの特徴
Photo by nicoさん@GreenSnap
ペペロミアは小型の葉がかわいらしい熱帯植物です。葉の色や模様、葉の大きさ、草姿が多岐にわたり、品種の数は1,000種以上あるともいわれています。
葉が小さくコンパクトな品種が多いため、窓辺などお部屋のちょっとしたスペースに飾って楽しむことができます。つるを伸ばすタイプは吊り鉢で楽しむのもおしゃれですよ。
ペペロミアの育て方
ペペロミアの育て方のポイントは、強い直射日光に当てないこと。
湿潤な熱帯雨林の木々の下に自生するペペロミアは、強い光が苦手です。
室内ではレースカーテン越しの日光が当たる、風通しのいい場所に置きます。夏に屋外に出す場合は、直射日光の当たらない明るい日陰に置きましょう。
水は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。肥料は5~7月に薄めの液体肥料を月1回あげてください。
2年に1度くらい植え替えをすると、きれいな姿を保てます。
ペペロミアの冬の育て方(冬越し)
熱帯植物であるペペロミアは、寒さに弱いです。夏に屋外に出している場合は、最低気温が15℃を下回る前に室内に入れましょう。
冬もレースカーテン越しの日光が当たる場所に置き、ペペロミアがある場所の気温が10℃を下回らないように管理します。暖房器具の近くや暖房の風が直接当たる場所は、乾燥するので避けてください。
冬は乾燥気味に管理し、土が完全に乾いてから水をたっぷりとあげましょう。冬は肥料を与えないでください。
ペペロミアの増やし方
Photo by mamechocoさん@GreenSnap
ペペロミアの増やし方は、挿し木と水挿しの2つの方法があります。どちらも適した時期は生育期である5~7月です。
挿し木
- 枝の先端から3節ほどの長さで茎を切り取る。
- 水分の蒸散を減らすため、上部の葉2,3枚を残し残りの葉は取り除く。
- 植木鉢に挿し芽用土または赤玉土などの肥料の入っていない土を入れて枝を挿し、たっぷり水をやる。
生育期であれば、1か月ほどで根が出ます。
水挿し
- 挿し木と同様に挿す枝をつくる。
- 水を張った容器に茎を挿す。容器は色がついたもの(緑色や茶色のビンなど)だと、より根が出やすいです。
- 容器の水は2~3日に1度換える。
上手くいけば2週間ほどで発根します。
ペペロミアは切った枝を水に挿しておくだけでも育てることができますが、大きく育てたい場合は根が出たら土に植え替えましょう。
ペペロミアの育て方についてよくある質問
ペペロミアの葉が落ちる原因は?復活方法はある?
ペペロミアの葉が落ちる原因は、以下の3つが考えられます。
【水のやりすぎ】
ペペロミアは比較的乾燥には強いですが、蒸れに弱いです。水をやりすぎると根腐れを起こしたり、株が蒸れたりして葉が落ちる原因になります。
土が乾き始めてから水をやるようにし、風通しのいい場所に置いて様子を見ましょう。根や土が腐っているようなら、植え替えをすると復活するかもしれません。
【置き場所が暗すぎる】
ペペロミアは強い日差しが苦手ですが、暗すぎても育ちません。暗い場所に置いている場合は、レースカーテン越しの日光が当たる場所に移動してあげると復活するかもしれません。
【寒さにあたった】
ペペロミアは寒さに弱いので、気温が10℃を下回ると枯れてしまうことがあります。
寒さに当たってしまった場合は、すぐに暖かい場所に移動して様子を見ましょう。
ペペロミアが伸びすぎたらどこを剪定する?
つるが伸びるタイプのペペロミアは、伸びすぎたつるを剪定しましょう。
切る場所はどこでもいいですが、つるの根元や葉の付け根のすぐ上で切ると見栄えがいいです。つるが混み合っているところがあれば、間引くように剪定すると風通しがよくなり、病虫害を防げます。
“カペラータ”のような立ち上がるタイプは、徒長した枝や混み合っている枝を切る程度の剪定がいいでしょう。株がスカスカになってしまったら、挿し木で仕立て直すのがおすすめです。
ペペロミアを育ててみよう!
おしゃれでコンパクトなペペロミアは、ちょっとしたスペースの彩りに最適。育て方も簡単なので、気軽に取り入れられますよ。
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