【アグラオネマの育て方】花が咲いたらどうする?葉が垂れる原因は?
2024/8/2
アグラオネマの基本情報
科・属 | サトイモ科アグラオネマ属 |
タイプ | 常緑多年草 |
栽培温度 | 22〜30℃前後が適温 |
置き場所 | 直射日光を避けた日当たりがよい場所に置く |
水やり | こまめに水やりし、霧吹きをかけて湿度を保つ |
肥料 | 5〜10月 |
冬越し | 室内で管理して直射日光は避ける。水やりは控えめで葉水するとよい。 |
アグラオネマとは?
Photo by ✴︎Chie✴︎さん@GreenSnap
アグラオネマとは南国の雰囲気が感じられる観葉植物で、美しい模様の葉がなんとも魅力的ですね。上へぐんぐん成長する直立性と茎が地面を這うように伸びるほふく性の2種類があり、種類によって雰囲気や特徴なども大きく変わります。
アグラオネマは鉢植えはもちろん、ハンギングバスケットなどでも楽しめますよ。
アグラオネマの育て方
アグラオネマの育て方は、置き場所や水やりがポイント。明るい日陰または半日陰の環境で育ち、熱帯アジアのジャングルに生息することから、一日中日光が当たらなくても元気よく育ってくれます。
春〜秋の間は、土の表面が乾いたタイミングで水やりしましょう。また、5~9月頃に緩効性の化成肥料を2~3ヶ月に1回のペースで施すとよいです。
アグラオネマの冬の育て方(冬越し)
アグラオネマは暑さには強いですが、寒さには弱い傾向があります。そのため、寒くなってきたら室内に移動させて管理するとよいです。ただし、室内でも窓辺などの肌寒い場所ではなく、暖かい場所に置きましょう。
アグラオネマは多湿を好むため、1日に1回は霧吹きで葉水すると元気よく育ちますよ。
アグラオネマの増やし方(水挿し)
アグラオネマは水挿しで簡単に増やすことができます。アグラオネマの茎を水が入ったコップに入れるだけで、1か月ほどで発根しますよ。
その他、アグラオネマは挿し木や株分けなどでも増やせます。挿し木は梅雨の時期〜夏頃がベストで、はじめにアグラオネマの先端より約10cmを目安にカット。次に、下の方の葉も取り除いてから、挿し穂の長さ半分ほどを土に挿します。その後、乾燥させないように日陰で管理すれば、1ヶ月ほどで発根しますよ。株分けの時期は5~6月頃で、株が大きく成長したら行うとよいです。
アグラオネマの挿し木や株分けも難しくないので、お好みの方法でアグラオネマを増やしてみてくださいね。
アグラオネマの育て方についてよくある質問
Photo by かなさん@GreenSnap
アグラオネマの花が咲いたらどうする?
アグラオネマは5~7月頃になると、水芭蕉のような仏炎苞の白い花を咲かせることがあります。きれいな花ですが、長い間咲いていると栄養が花に集中してしまい、葉など他の部分まで栄養が行き渡りません。
そのため、アグラオネマの花が咲いたら、早めにハサミで花を根元からカットしましょう。かわいそうかもしれませんが、こうすることでアグラオネマの株も元気よく育ってくれます。
アグラオネマの葉が垂れる原因と復活方法は?
アグラオネマの葉が垂れる主な原因は、水不足や日照不足などです。アグラオネマは水やりを好む植物なので、水やりの量が少ないと葉が徐々に垂れてしまいます。また、根詰まりや根腐れを引き起こしていて、根が水を吸収しない状態になっていることもあるようです。
土の中で根詰まりなどが起きている場合は、アグラオネマの株を一回りほど大きな鉢に植え替えて様子を見ましょう。植え替えは5~7月頃がおすすめで、2年に1回のペースで植え替えするとよいです。
また根腐れしている場合は、アグラオネマの葉が黄色く変化します。このようなときは腐った根の部分をカットして、同じように植え替えましょう。
アグラオネマを育ててみよう!
アグラオネマは、美しい模様の葉が人目を引く観葉植物。寿命も長い方なので、そのおしゃれな雰囲気からインテリアとしてもおすすめです。置き場所や水やりなどの育て方に気を付ければ、元気よく育てられますよ。
GreenSnapSTOREでは、購入した後も無料の育て方サポートが充実。アグラオネマだけでなく、見た目もおしゃれな観葉植物をたくさん販売しています。観葉植物にあまり詳しくない方でも、安心して育てられますよ。