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ゴムの木(フィカス)の種類図鑑|葉の違いや斑入りレア品種を紹介

2024/11/7

ゴムの木は観葉植物の中でも人気があり、名前の通り天然ゴムの原料でも知られています。ガジュマルやウンベラータなど数多くの種類がありユニークな見た目が魅力的で、初心者の方でも育てやすいです。

今回はそんな観賞価値の高いゴムの木の種類について、人気品種から斑入り品種まで詳しくご紹介します。

ゴムの木(フィカス)について

ゴムの木 フィカス

クワ科フィカス属で通称ゴムの木は、熱帯地域から亜熱帯地域にかけて分布している観葉植物です。

原産地では樹高約30mまで成長することもありますが、鉢植えでは約1~3mほどまでになり、地面から気根を出して成長します。楕円形の葉が特徴で、成熟した株には花がつきますが、日本では花が咲かないことが多いです。

ゴムの木は温暖な地域原産なので、暑さには強いですが寒さにはやや弱いです。とはいえ、通年室内で育てるぶんには冬越しも簡単ですよ。成長が早く手入れも簡単なので、初心者の方でも育てやすいです。

ゴムの木(フィカス)は何種類がある?

ゴムの木の種類は世界中で800種ほど存在すると言われ、常緑や高木落葉低木などさまざまな種類があります。じつは、ウンベラータやガジュマルなどもゴムの木の仲間なんですよ。

一般的にゴムの木というと「インドゴム」のことを指し、原産地は北西インドです。インドゴムの木の特徴は種類や品種によって異なり、大きな葉や斑入り、葉の色が黒っぽいものまでさまざまあります。

ここからはゴムの木を種類別で詳しく紹介します。ゴムの木は種類によって見た目も大きく変わるので、ぜひともお気に入りを見つけてみてくださいね。

ゴムの木(フィカス)の種類

フィカス・ウンベラータ
フィカス・ベンジャミン
フィカス・ベンガレンシス
フィカス・アルテシーマ
フィカス・ティネケ
フィカス・バーガンディ
フィカス・ベリーズ
カシワバゴムの木
フランスゴムの木(フィカス・ルビギノーサ)
ガジュマル(フィカス・ミクロカルパ)

フィカス・ウンベラータ

ゴムの木 フィカス・ウンベラータ

ウンベラータは観葉植物の中でも人気があるゴムの木で、生育旺盛でハート型の大きな葉が美しく、明るい緑色でおしゃれな雰囲気です。ほかのゴムの木に比べると葉が薄く、直射日光が苦手ですが、その分日陰には強いので室内の窓から離れた場所に置いても元気に育ちます。

室内で栽培する場合は樹高が50cm~1.5cmほどまで成長するので、シンボルツリーとしても楽しめます。ウンベラータは暑さには強いですが寒さには弱いため、日頃から屋外で栽培しているようであれば冬場は室内に移動させて管理しましょう。

フィカス・ベンジャミン

フィカス・ベンジャミン

Photo by ナカさん@GreenSnap

ベンジャミンは東南アジアに生息するゴムの木で、現地では「聖木」として重宝されています。光沢のある葉がたくさんしげるのが特徴で、スターライトなどの斑入り品種もあり、緑色と黄緑色のコントラストが人目を惹きます。

また、ベンジャミン・バロックという品種は、葉が内側に巻かれて個性的な葉姿をしています。ベンジャミンは幹を三つ編みのように仕立てたりなど、楽しみ方にもバリエーションが豊富です。

フィカス・ベンガレンシス

ゴムの木 フィカス・ベンガレンシス

ベンガレンシスは観葉植物の中でも人気が高いゴムの木です。葉脈はくっきりしていて葉には丸みがあり、白い幹が優しげのある雰囲気を生み出しています。 ベンガレンシスの葉は上に向かって成長するため、風水では陽の気を持つことから、リビングや玄関などに飾ることで運気が上がるとされています。

その他、ベンガレンシスはヒンドゥー教の神話では「望みをかなえる木」として登場し、縁起の良い観葉植物とされているので、ギフトなどにもおすすめです。

フィカス・アルテシーマ

ゴムの木 フィカス・アルテシーマ

アルテシーマは明るい黄色と緑色の斑入り品種で、葉に丸みがあることから金運アップの風水効果があるとされています。かわいらしい葉姿でゴムの木の中でも人気があり、暑さには強く日当たりの良い場所を好みます。

ゴムの木は全般的に日陰に強い傾向がありますが、アルテシーマに関しては日陰で長く育てると、葉の色が暗くなりトレードマークの斑のコントラストがなくなるので、日当たりのいい場所に置くのがおすすめです。

フィカス・ティネケ

フィカス・ティネケ

Photo by パパさん@GreenSnap

ティネケは迷彩柄のような斑入りのレア品種で、インテリアグリーンとしても人気が高いゴムの木です。現地では40mほどまで成長しますが、流通しているものは約50cm~1,5mのサイズが多く樹形もさまざまなので、お気に入りを見つけてみてください。

室内でティネケを育てる際は、南向きで日当たりの良い場所で管理しましょう。日陰の環境でも育ちますが、長い期間日当たりの悪い場所で栽培すると軟弱になる傾向があるので気をつけてくださいね。

フィカス・バーガンディ

ゴムの木 フィカス・バーガンディー

バーガンディはシックで落ち着いた雰囲気のある黒い葉が特徴のレア品種です。赤色の新芽と黒い葉とのコントラストが楽しめます。その葉姿からインテリアとしても人気で、モノトーン調やモダンな雰囲気のお部屋などにぴったりです。

バーガンディも風水では金運アップの効果があるとされ、寝室やトイレなどに置くとよいとされています。そのほか、バーガンディはゴムの木の中でも丈夫な品種なので、病気や害虫の心配は必要ありません。

フィカス・ベリーズ

ゴムの木 フィカス・ベリーズ

ベリーズは赤い葉が特徴のゴムの木で、その見た目から別名「赤ゴム」とも呼ばれています。変わり種のゴムの木でシックな雰囲気が魅力的ですが、暑さのみならず寒さにも強く、日陰にも強いので育てやすい品種です。

とくに新葉が赤くなりやすく、成熟していくと深緑っぽいカラーになっていくので、コントラストや変化も楽しめます。お部屋のアクセントにもなるので人気ですが、あまり流通していないため、見つけたらラッキーだと思っておうちに迎えてみるのもおすすめです。

カシワバゴムの木

カシワバゴムの木 フィカス

カシワバゴムの木は熱帯アフリカが原産で、葉が柏の葉に似ていることが名前の由来です。葉は大きく波打ち存在感抜群で、初心者の方でも育てやすい丈夫な品種といえます。

カシワバゴムの木は耐陰性があり日陰に強いですが、あまり日光が当たらないと葉が柔らかくなり次第に垂れてきます。そのため、できるだけ日当たりの良い環境で育てるか、1週間のうち数時間は日光浴をしてあげるのがおすすめです。

フランスゴムの木(フィカス・ルビギノーサ)

フランスゴムの木(フィカス・ルビギノーサ)

Photo by sakuさん@GreenSnap

フランスゴムの木はオーストラリアに自生する品種で、フランス人の植物学者によって広められたため、通称フランスゴムの木とされていますが、正確には「フィカス・ルビギノーサ」という品種です。

ほかのゴムの木よりも葉が小さく、枝も柔らかいので曲がり仕立て株なども楽しめます。日陰でも育ちますが、日当たりが悪いと徒長しやすいため、できるだけ日当たりと風通しのいい場所で育てるのがおすすめです。

ガジュマル(フィカス・ミクロカルパ)

ガジュマル(フィカス・ミクロカルパ)

Photo by ぽんきち3さん@GreenSnap

個性的な樹形で知られるガジュマルもじつはゴムの木の仲間で、国内では沖縄県や屋久島などに自生しています。沖縄県では「キムジナ―」と呼ばれる精霊が宿る木としても知られ、神秘的な存在として扱われているそうです。

ガジュマルの葉はやや小さめですが、緑が色濃く光沢があり、むっちりとした太い幹や、その幹から生える気根はインパクトがあり、インテリアにもぴったりです。

フィカスの珍しい品種は?

今回紹介したフィカス・ティネケやバーガンディのほかに流通の少ないレア品種として、「フィカス・ジン」「フィカス・ペティオラリス」「フィカス・キャティスティプラ」などがあります。

ゴムの木(フィカス)の種類はたくさん!お気に入りを探してみて

ゴムの木は種類が豊富でユニークな見た目が多く、インテリアグリーンとしてもぴったりです!風水効果も期待できるので、室内に飾ることで運気アップにも繋がるかもしれませんよ。

GreenSnapSTOREでは、今回ご紹介したゴムの木はもちろん、それ以外の種類や品種、一点もののユニークな樹形のゴムの木も多く取り揃えているので、ぜひお気に入りを見つけてみてくださいね。

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