エバーフレッシュの葉が落ちる！枯れる原因と復活させる方法を解説

2023/12/26

ネムノキの仲間であるエバーフレッシュは、リラックス感がたっぷりの繊細な葉を茂らせる人気の観葉植物です。

初心者でも育てやすいといわれていますが、葉が細かい分、実は他の観葉植物よりもこまめな手入れが必要。寒さや日照不足に弱く、葉が落ちてしまったというトラブルが多いので注意しましょう。

今回は、エバーフレッシュの葉が落ちてしまったり、枯れてしまったときの対処法や、復活させる方法をご紹介します。

エバーフレッシュの葉が落ちる・枯れる原因は？

エバーフレッシュ

Photo by ♡eri♡さん@GreenSnap

エバーフレッシュの葉が落ちる原因は、水不足、日照不足、根腐れ・根詰まりなどが考えられます。下葉が変色してきたり、葉が休眠運動を行わない、葉がパリパリになったなど、状況から原因を探ってみましょう。

エバーフレッシュは繊細な葉を持つ観葉植物ですので、水分がたっぷりと必要です。こまめな水やりを怠ると、水不足で乾燥してしまいます。

葉がパリパリに乾木、ポロポロと取れてきた場合は、水不足が原因でしょう。適切な水やりと葉水を行い、エアコンの風が直接当たらない場所に移動させましょう。

エバーフレッシュは寒さが苦手な植物です。管理する場所が5度以下で寒すぎる場合や、急激な温度変化が起こっている場合、株に負担がかかりやすくなります。冬場はエアコンの風が当たらない温かい場所に置くようにし、温度変化を抑えましょう。

エバーフレッシュは、直射日光の当たらない日当たりの良い明るい場所を好みます。日陰には弱く、暗い場所ではすぐに元気がなくなるので注意しましょう。

日照不足になると、本来夜になると葉を閉じ、朝になると葉を広げる「休眠運動」を行わなくなります。朝になっても葉が閉じている場合は、明るい場所に移動させたり、レースカーテン越しの窓際で管理するなどして、日光を調節しましょう。

ただし、この時いきなり強い日光に当たりすぎることにも注意が必要です。徐々に慣れさせ、日光浴を行うように気を付けましょう。

株がぐったりとして元気がない時は、根詰まりや根くされが考えられます。お家に迎え入れて2年以上植え替えを行っていない場合は、根詰まりが考えられるでしょう。鉢底から根が出ていればひと回り大きな鉢に植え替えてください。

水やりがしっかり必要なエバーフレッシュですが、常に湿った状態でも弱ってしまいます。冬の休眠期には、夏場よりは水やりの頻度を減らすように注意しましょう。受け皿の水を清潔に保つことが重要です。

葉が落ちたエバーフレッシュも、茎や根はまだ生きていることがほとんどです。復活には少し時間がかかりますが、手入れをしっかりとすれば復活可能ですよ。

葉がパリパリになってしまったり、下葉が枯れてしまったら、残念ですが葉はもう復活しません。水分がなくなって枯れた部分を清潔なハサミで切り取って、残った部分にしっかりと葉水を与えましょう。

この処理が早ければ早いほど、すぐに新芽が出て元気に復活してくれます。枯れた葉は放置しないように注意してくださいね。

エバーフレッシュは日陰が苦手です。休眠運動を行わず、昼間になっても葉が閉じている場合、そのままにしていると元気がなくなり枯れてしまいます。

直射日光が当たらない暖かく、日当たりの良い場所に移動させて様子をみましょう。また、冬場は暖かいところで管理させますが、室内の暖かい場所で管理する場合は冬でも水不足が心配です。鉢土が乾いたら、しっかり水やりしてくださいね。

繊細な葉を持つエバーフレッシュは、意外とお手入れが難しい観葉植物です。鉢植えのエバーフレッシュの葉が枯れてしまった時は、慌てずに上記のお手入れをして様子を見てくださいね。根が生きていれば、しっかりと復活してくれますよ。