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エケベリアの種類図鑑|紅葉する人気品種は?斑入りや毛むくじゃらもある?

2022/12/27

エケベリアは多肉植物の代表的な種類で、美しいロゼット状の葉や、紅葉した葉色の変化が魅力です。種類によって印象も大きく異なるので、いろんなエケベリアを寄せ植えしたり、並べて育てるのも楽しいですよ。

今回はそんな見た目がかわいらしいエケベリアの種類について、人気品種から斑入り・毛むくじゃらの珍しい品種まで、詳しくご紹介します。

エケベリアはどんな多肉植物?

エケベリアPhoto by nonさん@GreenSnap

エケベリアは中央アメリカを中心に生息するベンケイソウ科の多肉植物です。肉厚でロゼット状の葉が美しい種類が多く、春と秋の時期に成長して冬になると休眠します。また、エケベリアは寒くなると紅葉するので、季節が変わるにつれて色鮮やかな変化が楽しめますよ。

鉢植えや寄せ植えはもちろん、品種によっては地植えで育てることができ、多肉植物初心者にもおすすめです。

エケベリアにはどんな種類がある?

エケベリアの種類は世界中に1,000品種以上あるとされ、種類によってとくに葉先の形や厚み、葉色などが異なります。

葉色は基本的にグリーンが多いですが、「ラウイ」などのように葉の表面が白い粉で覆われた種類や、「ハムシー」のように白い毛で覆われた小さな葉をたくさんつける種類もありますよ。

エケベリアは種類によって耐寒性が変わるので、寒さに強くなければ冬場は室内に移動させて育てましょう。寒さに強い種類なら屋外で育てても問題ありませんが、霜が当たらないように管理するとよいです。

エケベリアの種類

エケベリア・エレガンス

エケベリア・エレガンスPhoto by ロバタイムさん@GreenSnap

エレガンスは「月影」とも呼ばれ、ぷっくりとした半透明なグリーンの葉が特徴のエケベリアです。成長速度が速く直径10cmほどの大きさに成長し、12月頃になると葉がライトブルー、さらに2月頃にはグレーに紅葉します。

エレガンスは春〜夏になると花茎が長く伸びて、夏頃には鮮やかなピンク色の花が咲きますよ。葉挿しや挿し木などで簡単に増やせて、初心者向きの種類です。

エケベリア・ラウイ

ラウイは肉厚の葉に白い粉で覆われた葉が美しいエケベリアです。開花時期になるとピンク色の可憐な花を咲かせますよ。ラウイは他の種類ほどではありませんが、冬になるとほんのり紅葉してかわいらしい見た目です。

大きくなると直径20cmほどまで成長することもあり、存在感があります。可憐で美しいエケベリアを育ててみたい方は、ラウイがおすすめです。

エケベリア・ロメオルビン

ロメオルビンは茎が短く葉がロゼット状に展開するエケベリアです。ロメオルビンは他の種類のように時期によって紅葉するのではなく、日当たりのよい環境で育てることで一年を通して葉が赤色になります。通常は直径約3~4cmのものが多いですが、30cmほどまで育つこともあるようです。

ロメオルビンは赤い葉もきれいですが、春〜夏にかけて花を咲かせるので一層華やかな雰囲気になりますよ。

エケベリア・リラシナ

リラシナは白い粉で覆われた葉がきれいなエケベリアです。背丈はそこまで高くならず、横に広がりながら成長します。リラシナは4〜5月頃になると釣鐘状のピンク色の花を咲かせ、寒くなると徐々に葉が紅葉して淡いピンク色に染まりますよ。

リラシナはマイナス1〜2℃まで耐えられ霜に当てても育つので、寒さに強い多肉植物です。ただし、日照不足になると見た目にも影響が出てくるので、なるべく屋外で育てるようにしましょう。

エケベリア・アガボイデス

エケベリア・アガボイデスPhoto by しんいち8888さん@GreenSnap

アガボイデスは細長く葉先が尖った印象のエケベリアです。品種によって見た目の印象も大きく変わり、葉先だけ赤くなったり全体的に赤色に染まるなど紅葉の仕方も異なりますよ。アガボイデスは寒さに強い種類ではなく、地植えよりも鉢植えの方が好まれます。

開花時期には花茎を伸ばして花を咲かせ、季節の移ろいが感じられますね。スタイリッシュなエケベリアを育ててみたい方には、アガボイデスがぴったりです。

エケベリア・七福神

七福神は葉が密に重なりバラのようなロゼット状のエケベリアです。葉はやや薄い印象で、育て方によっては直径15cmほどの大型に成長することもありますよ。七福神は春〜夏頃になると、すずらんのような形をしたオレンジ色の花を咲かせます。

寒くなると葉の縁が赤色に紅葉し、見た目も美しいです。バラのような美しい種類をお探しなら、七福神をおすすめします。

エケベリア・桃太郎 

エケベリア・桃太郎Photo by meihoさん@GreenSnap

桃太郎は肉厚の葉がロゼット状に成長し、紅葉すると葉先が赤色に染まるエケベリアです。リンゼアナ✕チワワエンシスの交配種で、グリーンと赤色のコントラストが美しくまさに桃のようですね。

桃太郎は6~8月頃になると黄色い花が咲き、季節ごとに花や葉の観賞が楽しめます。直径15cmほどの大型に成長することもあり、見た目もインパクトがありますね。病気や害虫にも強い方なので、初心者の方も育てやすい種類です。

エケベリア・花うらら

花うららは、落ち着いたグリーンの葉で縁には赤い斑が入るエケベリアです。寒くなるにつれて葉先の赤みが増し、そのインパクトある見た目から寄せ植えなどに人気がありますよ。開花時期には黄色い花が咲くので、葉だけでなく花の観賞も楽しめます。

花うららは通常は直径5~6cmほどですが、直径約15cmの大型に育つこともあるようです。寒さには強い傾向がありますが、霜には弱いため冬は室内で育てるとよいでしょう。

エケベリア・ラウリンゼ

ラウリンゼは肉厚の葉がかわいらしいエケベリアです。ブルーグレイの葉が美しく、上品な印象で繊細な魅力があります。ラウリンゼは直径約7~8cmのものが多いですが、育て方によってはそれ以上の大きさに成長することもあるようです。

開花時期は品種によって異なりますが、2~8月頃が多く鮮やかな花を咲かせます。上品な見た目の種類に興味がある方は、ラウリンゼがよさそうですね。

エケベリア・ハムシー

エケベリア・ハムシーPhoto by やすさん@GreenSnap

ハムシーは白い毛で覆われている小さな葉をたくさんつけるエケベリアです。普段は濃いグリーンですが、冬になると葉の縁に赤い斑が入り、寒くなるにつれて赤色が濃くなっていきます。

多肉植物は横に成長する種類が多いですが、ハムシーは縦に伸びて草丈は約20〜40cmです。開花時期になると葉のすぐそばに黄色い花を咲かせるので、見た目もかわいらしいですよ。

エケベリア・チワワエンシス

チワワエンシスは桃太郎とよく似た見た目で、グリーンの葉の縁に赤い斑が入るエケベリアです。ぷっくりとして丸い葉がかわいらしく、日当たりのよい環境で育てることで秋から冬にかけてきれいに紅葉します。初夏〜夏頃には鮮やかな花を咲かせるので、一年を通して観賞が楽しめますよ。

チワワエンシスは直径15cmほどの大型品種で、寒さには強い方ですが冬場は霜が当たらないように管理しましょう。

エケベリア・ザラゴーサ

エケベリア・ザラゴーサPhoto by ハニママさん@GreenSnap

ザラゴーサは細い葉が密になり葉先が赤く染まるエケベリアです。スタイリッシュな印象で、室内のインテリアとしても楽しめますよ。成長速度は遅く直径10cmほどまで成長し、寒くなると葉の縁から徐々に紅葉します。

開花時期は品種によって変わりますが、春〜秋頃にかけて釣鐘型の黄色い花を咲かせますよ。ザラゴーサはシンプルな印象ですが、ユニークに紅葉する種類です。

エケベリアの種類はたくさん。お気にいりを見つけてみて

エケベリアはぷっくりとした見た目の種類が多く、紅葉したり斑入りのものもありますよ。スタイリッシュな印象なので、地植えはもちろん室内のインテリアとしても楽しめます。

GreenSnapSTOREでは、今回ご紹介したエケベリアの他に、メジャーな種類や珍しい種類なども多く取りそろえています。

初心者の方でも安心できる無料の育て方相談サービスもあるので、ぜひともお気に入りを見つけてみてくださいね。

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