クローバーの種類図鑑|シロツメクサとの違いや品種ごとの見分け方は?
2023/5/25
クローバーといえば、幸運のアイテムで知られる四つ葉のクローバーが人気ですね。かわいらしい三つ葉や四つ葉ですが、実は種類によってきれいな花を咲かせますよ。
今回は、クローバーの種類やシロツメクサとの違いや品種ごとの見分け方などについて詳しくご紹介します。
クローバーはどんな植物?
Photo by ノッコちゃんさん@GreenSnap
クローバーはヨーロッパを中心に生息するマメ科の常緑多年草です。日本には江戸時代に渡来したとされ、現在ではメジャーな植物として幅広い世代に知られています。
クローバーは3~8月頃になると、紫色や白色、赤色などの花を咲かせます。特にシロツメクサの花は花かんむりなどを作って楽しめることもあり、人気がありますね。
道端や公園などでクローバーを見かける人は多いと思いますが、繁殖力が強いことが特徴でさまざまな場所でたくましく育ちますよ。
クローバーにはどんな種類がある?
クローバーは世界中にたくさんの種類があるようで、種類によって葉の数や花色などの特徴も違います。
多くのクローバーは三つ葉ですが、全ての葉が四つ葉の種類もあります。また、クローバーはグリーンの葉がメジャーですが、赤色や斑入り品種などもあるんです。そのほか、花の形もさまざまで、いちごのようなかわいらしい花を咲かせる品種もあります。
ここからはクローバーの種類について詳しく紹介します。種類によって特徴はさまざまなので、お気に入りの種類を見つけてみてくださいね。
主なクローバーの種類
クリムゾンクローバー(ストロベリーキャンドル)
Photo by naさん@GreenSnap
クリムゾンクローバーは、イチゴのような花を咲かせるクローバーです。「ベニバナツメクサ」という和名を持ち、赤い花がなんとも魅力的。葉だけだとほかの種類との違いが分かりませんが、花が咲くと分かりやすいですね。
ウォータークローバー
Photo by えみちゃんさん@GreenSnap
ウォータークローバーは、中央に斑が入る四つ葉のクローバーです。その見た目から「幸運」という花言葉がつけられています。ウォータークローバーは水生植物なので、水槽などに沈めて育てますよ。
プリンセスクローバー
Photo by チップズママさん@GreenSnap
プリンセスクローバーは、赤色などのカラフルな葉が魅力的なクローバーです。そのかわいらしい見た目から、グランドカバーとしても人気があります。プリンセスクローバーには「イザベラ」という品種は、赤い葉色で中央が緑色をしていておしゃれですよ。
カトレアクローバー
Photo by ラックスさん@GreenSnap
カトレアクローバーは、初夏にピンク色の花を咲かせるクローバーです。全体的にこんもりした株姿でかわいらしく、花が咲くことでほかの種類とも見分けがつきます。カトレアクローバーは暑さに弱いことから、夏は半日陰で育てましょう。
クローバーとシロツメクサの違いとは?
クローバーはマメ科トリフォリウム属の総称ですが、日本ではクローバーのことをシロツメクサと呼ぶことが多いです。
通常のクローバーは三つ葉または四つ葉の葉をつけ、花色は紫色や白色などさまざまなことが特徴です。一方、シロツメクサは斑入りの三つ葉で、白色の小花を咲かせます。
クローバーの種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて
クローバーは日本でもよく知られ、特に四つ葉のクローバーは幸運のシンボルとしても有名。グリーンのクローバーがメジャーですが、カラフルな種類もあるんです。花色などは種類によって違い、シロツメクサは花かんむりを作って楽しめます。
道端などでクローバーを目にする機会が多いですが、今回紹介したようにたくさんに種類があります。ほかにもいくつもの種類があるので、ぜひともお気に入りのクローバーを見つけてみてくださいね。