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柚子の木の剪定時期はいつ?実をたくさんつける剪定方法を解説

2024/9/5

柚子は香りのよい果実が魅力の果樹で、実をたくさん収穫するためには、適切な時期に剪定を行うことが大切です。この記事では、柚子の剪定時期や剪定方法について詳しく解説します。

柚子の木の剪定時期はいつ?

柚子

Photo by まる子。さん@GreenSnap

柚子の剪定時期は3〜4月です。柚子は10〜12月に収穫したあと、12〜2月にかけて花芽をつけます。この花芽を間違って切り落とさないよう、必ずこの時期に剪定をしましょう。

柚子の木の剪定は年次によって違う?

柚子は、植え付けてから4年間、若木のときはほとんど剪定が必要ありません。本格的に剪定をして樹形を整える必要があるのは5年目以降になります。

柚子の剪定方法

1〜4年目の剪定

植え付けから1〜4年目の若木の頃は基本的に剪定をする必要はなく、必要があれば

込み合っている枝や不要な枝を間引く程度にします。この時期は実なりいい樹形に整えるために、ある程度枝数が増えたら太い枝を2〜3本選んで、横に広がるよう誘引しておくと良いです。

また、植え付けから2年目までは摘果を行うことで、株がより大きく育ち3年目以降の実つきがよくなります。

5年目以降の剪定

5年目以降は日当たりと風通しがよくなるように剪定をします。柚子はその年に実をつけた枝は翌シーズン実をつけないため、実がついていた枝を中心に込み合っている枝や徒長枝のように飛び出ている枝、古い枝などをカットします。

柚子の実をたくさんつける切り戻し剪定

前年に結実が少なかった場合は、今年も花を咲かせなかった枝を10月ごろに春枝の部分まで切り戻しをしましょう。

枝は年3回に分かれて成長していき、前年の枝から4〜5月頃に伸びる春枝、6〜8月頃にその春枝から伸びる夏枝、さらに8〜10月頃に春枝と夏枝から伸びる秋枝に分けられます。

柚子の実をたくさんつけるためには、この切り戻し剪定をして「成長する枝」と「実をつける枝」が混じるようにすることが大切です。

柚子を剪定するときの注意点

柚子の枝にはトゲがあるので、怪我をしないよう剪定時には手袋をして長袖の服装で作業をしましょう。また、樹高が高い柚子の木を剪定する際は、高枝切りばさみや脚立を活用するとよいです。

柚子の剪定まとめ

柚子は植え付けてから数年は剪定の必要がなく、手間がかからないので初心者の方も育てやすい果樹です。また、5年目以降は剪定をしますが、柚子の性質を知っていれば困ることはありません。ぜひこの記事を参考に剪定して、より多くの果実をつける柚子の木に仕立ててみてくださいね。