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ユッカの種類図鑑|斑入り品種や大きく育つ品種はどれ?

2022/11/1

南国の雰囲気が感じられるユッカは細長い葉がスタイリッシュで、観葉植物の中でも人気が高いです。インテリアとしてはもちろん大きく成長すればシンボルツリーとしても楽しめるので、お部屋やお庭をにぎやかな雰囲気に演出してくれます。

今回はそんな楽しみ方が豊富なユッカの種類について、斑入り品種や大きく育つ品種など詳しくご紹介します。

ユッカについて

ユッカ・ロストラータ

リュウゼツラン科のユッカは、北アメリカから中央アメリカを中心に生息する多年草の観葉植物です。勢いよく真っすぐに成長して次々に新芽を付ける姿が由来となり、別名「青年の木」とも呼ばれています。

ユッカは太い幹とグリーンの細長い葉が特徴で、その美しい見た目からインテリアとしても人気が高いです。 暑さには強いですが寒さには弱い傾向があるため、冬場は室内に移動させるなどの管理が必要なこともありますが、基本的には育てやすく初心者向きです。

ユッカにはどんな種類がある?

ユッカの種類は現在50品種ほどあります。種類にもよりますが、多くは鉢植えなら2mほどまで成長し、地植えなら4〜5mまで大きくなります。葉はグリーンのものだけでなく、斑入りや中には葉色が変色する種類もあって、とってもおしゃれですよ。

また、ユッカは種類によっては寒さに強いものも、日陰に強いものあるので、見た目以外にも育てる環境と合わせて品種選びをするといいです。 ここからは、ユッカについて種類別で詳しく紹介するので、品種選びの参考にしてみてくださいね。

ユッカの種類

代表種!ユッカ・エレファンティペス

エレファンティペスはユッカの代表的な種類で、象の足のような太い幹とシャープな葉が特徴です。葉は成長してもあまり横に広がらないため、オフィスなどでも飾りやすく、スタイリッシュな雰囲気が楽しめますよ

エレファンティペスは手入れもしやすく育てやすいため、初心者の方にもおすすめです。ご自分で育てるのはもちろん、育てやすさから贈り物としても重宝されています。ユッカの中でも寒さには強い方ですが、気温が5℃以上ある環境で育てると安心です。

エレファンティペスは健康なら葉が立ってスタイリッシュな見た目を楽しめますが、日陰で長時間育てると葉が横に広がってくるので要注意。。でも乾燥には強いので、そんなに頻繁に水やりしなくても元気に育ってくれますよ。

大きく育つ!ユッカ・ロストラータ

ロストラータはエレファンティペスとは対照的で、葉が放射状に広がるワイルドな雰囲気のユッカです。砂漠に生息しているため暑さや乾燥に強く、日陰でも枯れにくいので育てやすいですよ。

そのかわり、成長がゆっくりなので大株は高価で出回ります。 ロストラータはユッカの中でもとくに大きく成長し、4〜5mにもなるので、室内よりも屋外で育てるとよいでしょう。 とくに最近人気のドライガーデンをつくりたい方には、、ロストラータがおすすめです。

花が咲く!ユッカ・グロリオサ

グロリオサは北アメリカに生息するユッカで、葉は細長く厚みがあり、別名「アツバキミガヨラン」とも呼ばれています。葉は長さ50~70cmほどまで成長し、剣のような見た目で放射状に成長するので庭に植えると存在感が抜群です。

グロリオサは春と秋の年に2回鐘形の淡い黄色の花をたくさん咲かせ、この時期は見た目も華やかになります。ユッカは基本的に葉を観賞する植物ですが、グロリオサの花は見応えがあるので葉だけでなく花も楽しみたい方にはグロリオサがぴったりです!

グロリオサはユッカの中でもとくに日光を好むため、日頃から日当たりのよい環境で育てましょう。

紅葉する!ユッカ・デスメティアーナ

デスメティアーナはユッカの中でもマニアに人気の種類ですが、流通数が少なくゆっくりと成長するので高額で取り引きされていることが多いです。

ユッカは寒さに弱い種類が多いですが、デスメティアーナは寒さに強いため、屋外でも関東周辺であれば冬越しできますよ。日陰の環境にも強いので室内向きの品種でもあります。

普段はきれいなシルバーリーフですが、寒くなり気温が低くなると紫色や赤色に変化します。珍しい種類の観葉植物をお探しの方にはデスメティアーナをおすすめです。

糸が楽しめる!ユッカ・フィラメントーサ

フィラメントーサは別名「糸蘭」とも呼ばれていて、葉がこすれると葉のふちがほどけて白い糸状の繊維がでるのが特徴のユッカです。

糸がたくさん出た姿は繊細でかなり個性的。流通数も少ないため、希少なレア品種とされています。

レアだからといって育てるのが難しいわけではなく、寒さ暑さに強く地植えもOKの品種です。とくに寒さに関しては-15度まで耐えるといわれているので、寒冷地でも元気に育てられそうです。

大きくなる!ユッカ・リギダ

リギダは葉がシルバーブルーのユッカで、その見た目から別名「ブルーユッカ」とも呼ばれています。葉は幅広く、縁には黄色いラインが入り、見た目も美しくおしゃれなユッカです。

リギダの成長はゆっくりですが大きさは4mほどまで成長することもあり、ユッカの中でも珍しい種類なので高額で取り引きされていることがあります。また、リギダは暑さはもちろん寒さにも強いため、室内に移動させることもなく一年中屋外で育てることができますよ。

リギダはリビングなどに飾ると雰囲気もガラリと変わるので、お部屋の模様替えにもぴったりです。モダンインテリアやサーフスタイルなどなどかっこいい系のインテリアと相性がいいですよ。

斑入り!ユッカ・アロイフォリア

ユッカ・アロイフォリアPhoto by とんとんさん@GreenSnap

アロイフォリアはエレファンティペスが原種のユッカで、見た目がアロエの葉のようなことから「アロイフォリア」と名付けられました。大きさは約4~6mまで、葉は40cmほどまで成長することもあり、インパクトある見た目が特徴です。

アロイフォリアはエレファンティペスよりも暑さや寒さ、乾燥に優れていて、関東以西の温暖な地域であれば屋外でも冬越しすることができますよ。

ただし、アロイフォリアは他のユッカよりも成長が遅いので、しっかりと成長させたいようであればなるべく日が当たる場所で育てるようにしましょう。南国のような雰囲気がお好きの方は、アロイフォリアがぴったりです。

ユッカの種類はたくさん!お気に入りを探してみて

ユッカは存在感が抜群でスタイリッシュな見た目なので、インテリアやシンボルツリーとして人気です。上手に育てればかわいらしい花もたくさん咲かせるので、おしゃれなだけでなく華やかな雰囲気も楽しめますよ。

GreenSnapSTOREでは、今回ご紹介したユッカだけでなくそれ以外の種類や品種、あまり流通していないユニークなユッカも多く取り揃えているので、ぜひともお気に入りを見つけてみてくださいね。

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