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山吹は植えてはいけないって本当?理由や解決方法を解説!

2024/1/31

万葉集でも詠まれるほど、古くから日本の山野で美しい黄色い花を咲かせる山吹ですが、植えてはいけないと噂されることもあります。今回は、植えてはいけないと言われる理由と解決方法について詳しくご紹介します。

山吹を植えてはいけないと言われる理由は?

山吹の花

Photo by ミミちゃんさん@GreenSnap

山吹を植えてはいけないと噂される原因は、主に以下のふたつの点があります。

繁殖力が強い

山吹は地下茎がどんどん増える性質があるため、庭全体に広がる可能性があります。山吹はもともと山野などに自生する野生の植物ですので、庭植えにした時には定期的なお手入れが不可欠です。

枝が広がりすぎる

山吹は樹高が低い植物ですが、春に花を咲かせたあとは夏にかけてどんどんと枝を伸ばしていくので、放っておくと縦横無尽に枝を広げて大きく育ってしまいます。

また、その年に伸びた新しい枝にしか花を咲かせないため、古い枝は剪定して切り落としていく必要があります。

子孫が途絶える迷信

山吹の花は実をつけないため、昔の人は庭に植えるとその家の子孫が途絶えるという迷信を信じていました。しかし、これは迷信であり、すべての山吹の花に実がつかないわけではありません。一重の山吹には種ができるので、迷信が気になる方は一重を選ぶといいでしょう。

山吹の剪定で、樹形を整えながら育てよう!

山吹は放っておくと縦横に広がってどんどんと大きくなってしまいます。そのため、古い枝を定期的に剪定して樹形を保つことが大切です。山吹の剪定は、花が終わった5月〜6月と、葉が落ちた後の11月〜3月上旬に、乱れた枝を整理するように行います。

枝の途中で剪定したり、あまり強く剪定すると枯れてしまうことがあるので、枯れた枝を取り除く程度に留めます。

山吹とはどんな植物?

山吹は日本原産のバラ科ヤマブキ属の落葉低木で、春に山野に美しい黄色い花を咲かせる花木です。日本の伝統的な庭園や公園などで庭木としてよく見られる植物で、育てやすいことから初心者でも育てやすいお花です。古くは万葉集にも詠まれており、日本では古くから愛されてきた植物です。

山吹は植えても大丈夫!

山吹を植えてはいけないと言われるのは、迷信や強い繁殖力が原因です。時期に合わせて手入れすると、繁殖力を抑えながら美しい花と風情を楽しめますよ。今回ご紹介したポイントを守って山吹を育ててみましょう。