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藤の剪定時期は年2回?それぞれのやり方と注意点を徹底解説

2024/3/15

藤の花

Photo by 鈴音(りおん)さん@GreenSnap

藤の花はつるを伸ばすため、放っておくとどんどん葉が密集して、木の内側の日当たりや風通しが悪くなります。これは花つきを悪くすることにもつながります。そうならないためにも、定期的に不要な枝やつるを剪定しましょう。

藤の剪定時期はいつ?

藤の剪定時期は、夏と冬の年2回あります。

夏剪定は花後の5月下旬から6月下旬にかけて、冬剪定は11月以降の完全に落葉した頃が目安です。

藤の剪定方法を時期別にご紹介します

夏の剪定:花つきを良くする

夏の剪定は、花が終わったあとの枝を整理し、翌年の花つきを良くすることを目的とします。

まず、咲き終わった花から適宜、花がら摘みをします。このときは花だけを手で取り除いてください。

次に花が終わったあとの枝を中心に、不要な芽や弱い枝を取り除きましょう。こうすることで、栄養を残りの枝に集中させることができます。

ちなみに花が咲かなかった枝は、花が終わったあとも1mほど伸びます。このつるの根元から60cm程のところで剪定しましょう。こうすることで、そこにも花芽がつきます。

冬の剪定:樹形を整える

冬の剪定では、樹形を整えることを目的とします。

密集している枝を剪定し、風通しのいい状態にしましょう。また、全体的な樹形を整えるといいでしょう。

また、その年に新しく伸びたつるの花芽を3〜4つほど残したところで切り詰めておきます。

藤の剪定をするときの注意点

藤の花芽 剪定

Photo by しーちゃんさん@GreenSnap

藤の花を剪定するときは、花芽を剪定してしまわないように注意してください。この花芽を剪定してしまうと、花が咲かなくなってしまいます。

花芽は丸くふくらんだ形をしていて、新しく生えた短めのつるの根元の方につきます。良く間違われる葉芽は、同じつるの先の方につき、大きさも花芽より小さめです。混同しないよう気をつけましょう。

藤を剪定して繰り返し花を楽しもう

藤の剪定はほかの花木と比べて、太い枝を切り落とすことが少ないため、比較的かんたんな方かと思います。剪定時期と枝やつるの切りすぎに注意しながら、挑戦してみてください。