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【ハクモクレンの花言葉】どんな花?花の特徴や開花時期は?

2024/1/9

ハクモクレンは、空に向かって美しい真っ白な花を咲かせて春の訪れを告げる落葉高木です。風に乗って優雅な香りを運ぶこの花には、さまざまな花言葉が込められています。

今回は、ハクモクレンの花言葉をご紹介します。

ハクモクレンの花言葉とは?

ハクモクレン

Photo by koichiさん@GreenSnap

ハクモクレンの花言葉には「気高さ」「荘厳」「崇敬」「崇高」「高潔な心」「慈悲」「自然への愛」「自然な愛情」「持続性」などがあります。

特に「気高さ」は、モクレン属の中でもハクモクレンだけにつけられた特有の花言葉とされています。これは、モクレンを中国から導入したイギリスの王宮植物園園長であるジョセフ・バンクス卿が、「枝先にユリの花がついている木」と評したことに由来しています。

「荘厳」という花言葉は、主にハクモクレンの海外での花言葉です。これは、細い枝にずっしりとした荘厳な花を咲かせることに由来しています。

「自然への愛」「自然な愛情」という花言葉は、ハクモクレンが春を告げるように空に向かって花を咲かせる姿が、春の訪れを喜び歌っているように見えることに由来しています。

「崇高」「高潔な心」「慈悲」「という花言葉は、ハクモクレンの花の形がハスに似ていることに由来しています。ハスは仏教において特別な花です。仏の象徴として描かれることから、このような花言葉がつけられたとされています。

また、「持続性」という花言葉は、ハクモクレンが世界最古級の花木と言われるほど古くから存在している植物であることに由来しています。一億年以上前の地層から化石が発見されており、ハクモクレンの長い歴史を象徴するような花言葉です。

ハクモクレンはどんな花?

ハクモクレンは、樹高が20mを超える幹が太い落葉高木です。春に新葉が出る前に、大きく厚みのある白い卵形の花を空に向かって咲かせます。3~5月頃に開花期を迎えますが、花は完全に開かず斜め上向きに咲くのが特徴です。花びらは肉厚で、満開になると強い香りを放ちます。

ランに似た花をつけることから、木蘭(モクラン)と呼ばれたことが名前の由来とされています。

世界最古級の花木とされ、詩人や俳人にも好まれた歴史ある花であり、夏目漱石は「木蓮に夢の様な小雨哉」、内田百耳は「木蓮や塀の外吹く我風」と詠んでいます。

ハクモクレンの花言葉を贈ろう!

ハクモクレンの花言葉は気高さや高潔な心を表し、荘厳で崇敬される存在として広く知られています。花はすぐに落ちてしまいますが、春の訪れを感じさせる美しい花言葉を贈り物にするのも素敵ですね。