【スイレンの花言葉】花の色ごとに違う?怖い意味もあるって本当?
2023/2/28
水に浮かぶように咲くスイレンは、どこか趣が感じられ、のんびりと眺める時間すらも愛おしさがあります。そんなスイレンの花言葉が、花の色ごとに違うことをご存じですか?
今回はスイレンの花言葉に合わせて、特徴やハスとの違いについてご紹介します。
スイレンの花言葉
スイレンの花言葉は「信頼」「信仰」「優しさ」「清純な心」「甘美」です。「信仰」は、古代エジプトにおいて、太陽のシンボルとして人々に親しまれていたことに由来します。
また「清純な心」は、自生するスイレンの花が白いためと言われています。白い花は「清浄」や「純潔」を意味するため、純粋さを表した花言葉が多いようです。
スイレンの色ごとの花言葉
スイレンの花は、ピンクや白のほか、青や紫、黄色などとカラーバリエーションがとても豊かです。ここでは色ごとの花言葉について解説します。
白のスイレン
白のスイレンの花言葉は「純白」「純粋」です。上述したように、白い花には清純な意味があることから、これらの花言葉がついたとされています。
ピンクのスイレン
ピンクのスイレンの花言葉は「信頼」です。ピンクの色合いが濃く、存在感を表すスイレンの姿から由来しています。
青・紫のスイレン
青・紫のスイレンの花言葉も「信頼」です。青や紫も一際目立つ発色であることが由来なのかも知れませんね。
黄色のスイレン
黄色のスイレンの花言葉は「優しさ」「甘美」です。一目見るだけで元気になれるビタミンカラーには、どこか優しさや甘えさせてくれるような包容力が感じられます。魅力的な黄色のスイレンにはぴったりの花言葉と言えるでしょう。
スイレンの花言葉には怖い意味もある?
スイレンの花言葉には「滅亡」といった怖い花言葉があります。「滅亡」は、スイレンを太陽のシンボルとしていた古代エジプト文明が、最終的に滅んでしまうことが由来とされています。
また、スイレンが復活のシンボルと考えられていた頃では、お葬式の際にミイラの上に乗せて、復活を願っていた習慣もあるそうです。
古代エジプト文明を忘れないよう、いつまでも多くの人に残るようにつけられた花言葉であるとも考えられるので、由来を辿れば怖くはありません。
スイレンを見かけたときは、滅んでしまった古代エジプト文明に思いを馳せ、彼らの存在に感謝を寄せるきっかけにつなげても良いでしょう。
なお、スイレンを大切な人へプレゼントするときは、「滅亡」といった花言葉があることを視野に入れ、お相手の状況や体調などを十分に配慮しながら選ぶようにしましょう。
スイレンとはどんな花?ハスとの違いは?
スイレンはスイレン科スイレン属の多年草です。水生植物で、池の底の沼に根を張って生長します。原産地の違いによって、花の咲く時期や耐寒性の強弱が分かれます。
熱帯スイレンは夜咲き・昼咲きの品種があり、いずれも耐寒性が低いことから、屋内で育てるのに向いています。一方、温帯スイレンは昼咲きのみで耐寒性が高いため、屋外でも育てられます。開花時期は6~9月ごろで、ピンクや白、黄色などさまざまな花をつけます。
スイレンと類似した植物のハスとスイレンの違いは大きく分けて3つあり、撥水効果の見られる葉、水面に浮かぶように咲く花、そして根がワサビのような形状、または球根型であればスイレンと判断できます。
スイレンの名前の由来は?
スイレンは漢字で「睡蓮」と書きますが、これはヒツジグサの漢名である「睡蓮」に通じていて、「眠る蓮(ハス)」の意味があります。朝になるとハスに類似した花が咲き、日が沈む頃には水中で眠るスイレンの特徴に由来します。
スイレンの花言葉を楽しもう♪
スイレンには古代エジプト文明にまつわる花言葉が多くつけられています。しかし、ひとつの文明が滅んだことに由来して「滅亡」といった花言葉もあるため、贈り物として選ぶには注意が必要です。
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