クレソンの水耕栽培を解説!買ってきたクレソンでも再生できる?
2024/5/28
クレソンは、ピリリとした辛味と爽やかな香りが特徴的なアブラナ科の野菜です。ステーキなどの肉料理の付け合わせとしてよく使われますが、サラダや和え物、汁物などにも活用できます。
水辺に自生する植物なので、水耕栽培で栽培することができます。今回は、クレソンの水耕栽培の方法について詳しく解説します。
クレソンの基本情報
科・属 | アブラナ科/オランダガラシ属 |
栽培難易度:かんたん | |
植え付け時期 | 4月〜5月、9月〜10月 |
収穫時期 | 種まきから約2ヶ月後 |
置き場所 | 日当たりと風通しの良い場所 |
肥料 | 肥料:元肥:不要 / 追肥:液体肥料を使用 |
クレソンは水耕栽培で育てられる?

Photo by TAYA's lab.さん@GreenSnap
クレソンは水辺に自生する植物なので、水耕栽培に適しています。水だけで育てられるため、初心者でも簡単に栽培できますよ。水耕栽培なら土を用意する必要がなく、虫の心配もほとんどありません。
また、ペットボトルやガラス容器を利用すれば、省スペースで室内でも育てられます。
クレソンの水耕栽培の時期
クレソンの水耕栽培に適した時期は、春と秋です。種まきや植え付けは4月〜5月、9月〜10月が適しています。収穫は種まきから約2ヶ月後となります。気温が高すぎる真夏や、低すぎる真冬は避けましょう。
クレソンの水耕栽培の方法
クレソンの水耕栽培には、スポンジなどに種をまいて育てる方法と、すでにある苗から枝を切って、水挿しで育てる方法があります。
種まきの方法
クレソンは種からも水耕栽培できます。スポンジに種をまき、水を張った容器に浮かべて育てます。発芽後は液体肥料を加えた培養液で育てましょう。2週間ほどで発芽し、根が出てきたら水耕栽培用のハイドロボールなどに移して育てます。
水挿しの方法
クレソンは、スーパーなどで購入したクレソンの茎を水に挿すだけでも簡単に行えます。茎を10cm程度の長さにカットし、水を入れた容器に数本挿します。日当たりの良い場所に置き、毎日水を交換すれば1〜2週間で発根します。葉が水に浸かると腐るので、水に浸すのは茎だけにしましょう。
クレソンの水耕栽培の管理方法
クレソンの水耕栽培では、水の管理が重要です。最低でも1日1回は水を交換しましょう。気温が高くなる春〜夏にかけての季節や梅雨時期は水が傷みやすいので、こまめに新しい水に替えてください。また、液体肥料を適量加えると生育がよくなります。20cm程度に育ったら収穫し、茎を途中で切って収穫を続けましょう。
クレソンの水耕栽培まとめ
クレソンは水辺に自生する植物なので、水耕栽培に適しています。ペットボトルやガラス容器を利用すれば、初心者でも簡単に水耕栽培を始められます。種からでも茎からでも育てられ、収穫後も切り戻せば次々と収穫できます。新鮮なクレソンを気軽に楽しめる水耕栽培、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。