【ベロニカの花言葉】特徴や由来は？プレゼントに選んでも大丈夫？

2023/5/28

紫やピンク、白、青、黄色などさまざまな花をつけるベロニカには、誠実なイメージのある花言葉がたくさんついています。今回はベロニカの花言葉をご紹介します。

記事の後半では開花時期を含めた特徴や、プレゼントにおすすめのお祝いシーンも解説しています。フラワーギフトを検討中の方は、ぜひ最後までチェックしてください。

ベロニカの花言葉

ベロニカ Photo by Luna (Ireland☘️)さん@GreenSnap

ベロニカの花言葉は「忠実」「名誉」「明るい家庭」「女性の貞節」です。

これらは全て聖女ヴェロニカが由来といわれています。聖女ヴェロニカとは、キリストが十字架を背負いながらゴルゴタの丘へ向かう際に、汗や血を拭っていた女性です。なお、ピンクのベロニカには「聖なるもの」といった花言葉もあります。

ベロニカ Photo by マーさん@GreenSnap

ベロニカはオオバコ科クワガタソウ属に属する一年草、または多年草の植物です。世界ではおよそ300種、日本でも約20種類が自生するといわれています。なお、品種が非常に多いことから、春咲きや夏咲きのほか、落葉性や常緑性などさまざまなバリエーションがあるのも魅力です。

開花時期は4～11月で、北半球に広く分布するといわれています。園芸品種としても人気が高く、立ち性で穂状に花をつけるものと、ほふく性で小花をつける品種にわかれています。

立ち性の品種は、スラッとした印象をもつので、花壇や寄せ植えの際に縦方向にアレンジを加えたいときに用いられます。一方、ほふく性は花壇や寄せ植えにするときは端に植えて、こぼれ咲く様子を楽しむのがおすすめです。

かわいらしい花が印象的なベロニカは、お祝いシーンのプレゼントにもおすすめです。ここでは特におすすめのお祝いシーンを3つご紹介します。

フラワーギフトにきれいな花を検討中の方は、ぜひ参考にしてください。

ベロニカには「名誉」といった花言葉があることから、開店・開業祝いのプレゼントにぴったりです。6～10号サイズとやや大きめの鉢植えタイプを選ぶと、かわいらしい花によってたくさんの人が引き寄せられるでしょう。

ただし、オフィスや店舗の広さによっては置き場所に困ってしまうこともあります。フラワーギフトを贈りたいときは、あらかじめお祝いを贈りたい旨を伝えてお店やオフィスの広さを聞くと、迷惑にならないフラワーギフトになりますよ。

また、金額にも注意が必要です。あまりに低価格のものだと、かえって失礼にあたります。開店・開業祝いに植物を贈るときは、10,000～15,000円の価格帯から選ぶことをおすすめします。

ベロニカは母の日のプレゼントにもおすすめです。「明るい家庭」といった花言葉をもつことから、いつまでも明るい家庭を支えてきた母親にぴったりのお祝いになるでしょう。

もしガーデニングを趣味とする母親であれば、鉢花タイプを選びましょう。鉢花を大切に育てていれば、やがて地植えにして大きく育てることもできます。いつまでも我が子のように、愛情いっぱいに育ててくれるでしょう。

ベロニカはプロポーズのギフトにもおすすめです。「明るい家庭」といった花言葉をもつので、「明るい家庭を一緒に築いて欲しい」といった思いをストレートに伝えられますよ。

ベロニカは立ち性タイプとほふく性にわかれています。花束であれば立ち性タイプを、ブーケやアレンジメントとして活かすならほふく性を取り入れると、よりエレガントなフラワーギフトに仕上がります。

今回はベロニカの花言葉についてご紹介しました。世界各地で300種以上の品種が広がるベロニカは、日本だけでなくさまざまな国でも愛されていることが分かります。鉢花にしても良し、花束やブーケなどアレンジメントに活用しても良しの魅力的なベロニカを、ぜひこの機会に楽しんでみてくださいね。