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ベランダもOK!屋外でほったらかしにできる観葉植物10選

2024/2/21

 観葉植物はもちろんベランダでも育てられます。ただし、ベランダで育てるにはちょっとした手入れのコツと、注意点があるのをご存知ですか?

この記事では観葉植物をベランダで育てるポイントや、ベランダにおすすめの観葉植物をご紹介します。

ベランダなどの屋外でほったらかしにできる観葉植物

オリーブの木

オリーブ・レッチーノPhoto by みいさん@GreenSnap

オリーブの木は、地中海の風を感じさせる観葉植物です。銀色がかった緑の葉を持ち、樹形も美しく、ベランダに洗練された雰囲気をもたらします。もともと地中海の直射日光下で生きている植物なので暑さや日差しにも強いです。

高さは2~3mに達することもありますが、剪定によってサイズをコントロールできます。水やりは乾燥気味に保つことが肝心で、過湿には弱いため、排水の良い土を使いましょう。

モンステラ

モンステラPhoto by green39さん@GreenSnap

大きくてユニークな形の葉が特徴のモンステラは、インテリアとしても人気の高い観葉植物です。日陰でも育つため、ベランダの直射日光が強くない場所でも楽しめます。室内で育てるよりも葉は大きくなり、ぐんぐん成長して野生味ある見た目を楽しめますよ。

育てやすいですが、定期的な水やりと湿度を保つことは忘れずに。大きくなりすぎることがあるので、適宜剪定して形を整えるといいでしょう。

シマトネリコ

シマトネリコPhoto by さくらさん@GreenSnap

細長い葉を密につけ、風に揺れる姿が美しいシマトネリコ。日光を好むものの、半日陰でも育つ適応力の高さを持っています。本来は5mにもなる高木常緑樹ですが、剪定をしながら育てていけばそこまで大きくなりません。

水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと。蒸れに注意して、風通しの良い場所を選びましょう。

ユーカリ

ユーカリ 剪定

Photo by こびかむさん@GreenSnap

清涼感あふれる香りが特徴のユーカリは、暑さにも寒さにも比較的強い植物です。葉は丸く青緑色で、ベランダに爽やかな雰囲気をもたらしてくれます。

育てるときは、日当たりと良い排水性を確保することが大切。鉢植えの場合は適宜剪定をしてコンパクトに保つこともできます。

アイビー(ヘデラ)

アイビー(ヘデラ)Photo by botanさん@GreenSnap

アイビーはつる性の観葉植物で、そのつるの柔軟性と成長の早さでベランダガーデンには欠かせない存在です。どんな環境でも比較的育てやすく、ハンギングにしたり柵に誘引して伸ばしてグリーンカーテン風にも楽しめます。

ただし、伸びすぎると管理が難しくなるので、定期的な剪定で形を整えることが大切です。

カポック(シェフレラ)

カポック(シェフレラ)Photo by Hana*2さん@GreenSnap

輝くような緑の葉を持つカポックは、光沢があり、どんなベランダにも明るい雰囲気を加えてくれます。直射日光のもとでもよく育ちますが、半日陰の場所でも問題なく育つため、あまり日当たりは選びません。

成長速度が比較的早いので、適切な手入れをすればボリュームのある美しい形を保つことができます。

サンスベリア

サンスベリアPhoto by guriguraさん@GreenSnap

サンスベリアはその強靭な生命力で知られる観葉植物で、葉に水を貯める多肉植物の一つでもあります。直射日光下でも日影でも育つのであまり日当たりは選びません。

水やりも少なめでOK。成長はゆっくりで、管理が楽な点も魅力の一つです。ただし、冬場の過湿は根腐れの原因となるので控えめにして育てましょう。

ソテツ

ソテツ(蘇鉄)Photo by mikalincoさん@GreenSnap

古代の雰囲気を漂わせるソテツは、硬い葉を持ち強い生命力を持っています。日光を好み、乾燥にも強いため、ベランダで育てる観葉植物として理想的。成長速度は遅いですが、だんだんと大きくなり、存在感を放つようになります。

水やりは土が完全に乾いたら行う程度で十分。過湿は避け、風通しの良い場所を選ぶことが大切です。

コニファー

コニファー シルバースターPhoto by littlemilkさん@GreenSnap

四季を通じて緑色を保つコニファーは、ベランダに自然な緑のアクセントを加えるのにぴったりな植物です。成長は緩やかで、寒さにも強い性質を持っています。日当たりが良い場所を好みますが、暑すぎる夏は半日陰でも育ちます。

水やりは土の乾燥を見て行い、根腐れに注意。定期的な剪定で、美しい形を維持することができます。

観葉植物をベランダなどの屋外で育てるメリット

ベランダ 観葉植物

Photo by しおんさん@GreenSnap

目隠しになる

ベランダに観葉植物を配置すると、自然な目隠しとして活躍してくれます。外からの視線が気になる日々も、緑豊かな観葉植物たちがプライベート空間を守ってくれるでしょう。

ちなみに、夏は遮熱効果もあるので天然のグリーンカーテン代わりにも活躍しますよ。

リラックス&癒し効果がある

観葉植物は見ているだけで心が穏やかになり、実際ストレス解消にも効果的です。朝のコーヒータイムに、緑に囲まれながら過ごす時間は、一日の始まりをリフレッシュさせてくれます。

仕事からの帰宅後、ベランダの植物を眺めるだけで、一日の疲れが和らぐことも。友人が遊びに来た際にも、緑溢れる空間は話の種になりますよ。

風水的にも運気が上がる

風水では観葉植物を家の中に取り入れることで、運気が上がるとされています。特にベランダは、新しい気を取り入れる「気の入口」と考えられており、観葉植物を配置することで、家全体に良いエネルギーが巡るようになります。

運気アップを目指して、ぜひベランダにも緑を取り入れてみてください。

観葉植物をベランダや屋外で育てるときのお手入れのコツ

受け皿に水を溜めっぱなしにしない

観葉植物の受け皿に水が溜まっていると、根腐れや蒸れによる病害虫の発生原因になります。水やりしたあとは定期的に受け皿を確認し、余分な水は捨てるようにしましょう。

もしくは、底穴を塞がないように鉢をレンガなどで持ち上げ、自然と排水するようにしてしまうのも一つの手ですね。

室外機の風に当てない

エアコンの室外機からの熱風は、観葉植物にとってかなりのストレスになります。植物を室外機の近くに置くと、葉が極度に乾燥して枯れる原因となることもあるため、できるだけ室外機から離れた場所におきましょう。

真夏の輻射熱に注意する

夏の強い日差しは、観葉植物にとって想像以上に過酷です。とくにベランダは輻射熱で外気温よりも暑くなりがちなので、日よけを使ったり、床に直置きせずにスタンドを使うことが大切です。床にすのこを引くだけでもかなり改善できますよ。

とくに暑い日は一時的に室内に移動させると安心です。

観葉植物をベランダで育てるときの注意点

排水溝は定期的に掃除する

ベランダで観葉植物を育てる際は、排水溝を塞がないように注意しましょう。観葉植物を育てていくと、少なからず水やりの排水と一緒に土が流出したり、落葉などでゴミが溜まっていきます。

排水溝がつまると雨の日に水が排水できなくなったり、水やりの排水がうまくいかず蒸した環境になって植物にもよくないので、定期的に掃除をしましょう。

共同住宅の場合、避難経路をふさがない

共同住宅でベランダを利用する場合、避難経路としての機能も考慮する必要があります。必ず人が通れる程度のスペースは確保し、避難器具の周りには植物を置かない様にしましょう。

共同住宅のルールやマナーを守ることも大切です。

大型の観葉植物は固定する

ベランダで観葉植物を育てる場合、強風で倒れたり、ベランダから落下するリスクがあります。最悪の場合、窓が割れたり落下して他人に危害を与えてしまう可能性もあるので気をつけましょう。

とくに大型の観葉植物はしっかりと柵や手すりに固定することが大切です。もしくは重めの鉢や鉢底石に重い資材を使うなど、工夫しましょう。

観葉植物をベランダや屋外で育ててみよう!

観葉植物をベランダで育てるときは、室外機の風に当てず、ベランダ特有の輻射熱に注意することが大切。また、共同住宅なら避難経路としてベランダルールやマナーを守ったり、安全性を確保して育てることもポイントです。

ほったらかしにできるといっても、観葉植物は生きています。ここでいう"ほったらかし"とは、屋外でも育つほど丈夫であるということ。生き物には水やりなどの手入れはほどほどに必要ですのでご注意ください。

この記事で紹介した観葉植物もぜひ候補にいれていただき、楽しいベランダガーデンをお楽しみください。