チューリップの種類図鑑|人気の品種は?色や花の咲き方の違いは?
2023/3/14
チューリップといえば、春を代表する植物でも知られていますね。赤色や黄色、白色などカラフルな花色が魅力的で、種類によって特徴もそれぞれなんです。地植えはもちろん鉢植えなどで楽しめて、初心者の方でも育てやすいですよ。
今回はそんなかわいらしいチューリップの種類について、メジャーな品種から希少種まで詳しくご紹介します。
チューリップはどんな花?
チューリップは、トルコを中心に生息するユリ科の球根植物です。オランダで品種改良が盛んに行われたことがきっかけで、現在ではさまざまなチューリップが楽しめます。
チューリップは3~5月頃にかけて色とりどりの花を咲かせ、最近では冬に咲くアイスチューリップも注目を集めています。暑さには弱いですが寒さには強く、地植えや鉢植え、寄せ植えなどで楽しめますよ。
チューリップは日当たりと風通しのよい環境でよく育ちます。一度植え付ければ特別なお手入れの必要もないので、初心者の方でも育てやすいですよ。
チューリップにはどんな種類がある?
チューリップの種類は世界中で6,500種類以上あるとされ、原種系は2150品種ほど存在するといわれています。一重咲きがよく知られていますが、八重咲きやユリ咲き、パーロット咲き、フリンジ咲きなどさまざまな咲き方が楽しめますよ。
また、チューリップの開花時期は、早咲き、普通咲き、遅咲きの3種類があります。他の植物と寄せ植えする際は、そのチューリップと同じ時期に咲く植物を一緒に植えるようにしましょう。
ここからは、チューリップの種類について詳しく紹介します。チューリップの特徴などは種類によって異なり、お気に入りの種類を見つけてみてくださいね。
チューリップの種類
リトルビューティー
リトルビューティーは、鮮やかな赤い花が美しい原種系のチューリップです。星形の花びらが魅力的で、どこかエキゾチックな雰囲気が感じられますね。
チューリップ・アンジェリケ
Photo by レースフラワー38さん@GreenSnap
チューリップ・アンジェリケは、八重咲きで淡いピンク色の花が美しいチューリップです。晩生品種なので4月下旬~5月にかけて見頃を迎え、青いアネモネなどと寄せ植えすれば春らしい雰囲気が楽しめますよ。
チューリップ・バレリーナ
チューリップ・バレリーナは、鮮やかなオレンジ色の花を咲かせるユリ咲きのチューリップです。すらりとしたシルエットが特徴で、甘い香りがほのかに漂います。
チューリップ・ブラックヒーロー
チューリップ・ブラックヒーローは、黒紫色をした八重咲きのチューリップです。ボリュームのある花姿が特徴で、シックで豪華な雰囲気が感じられます。
チューリップ・モンテカルロ
チューリップ・モンテカルロは、鮮やかな黄色い花が一際目を引くチューリップです。甘い芳香が漂い、八重咲きなので華やかな印象ですよ。チューリップ・モンテカルロは草丈が10~25cmと低めなので、鉢植えにもぴったりです。
キャンディーアップルデライト
キャンディーアップルデライトは、濃いピンクの花びらで、フチと内側が白い一重咲きのチューリップです。コントラストがはっきりとしたバイカラーが、かわいいと人気があります。
アプリコットビューティー
アプリコットビューティーは、淡い杏色をした単色の早咲きチューリップです。花びらの外側に、縦に薄くピンクの線が入っているのも特徴。とてもやわらかな印象を与えてくれます。
ファンシーフリル
ファンシーフリルは、鮮やかなピンク色の花びらに白のぼかしが入ったチューリップです。フリンジ咲きで、花びらのフチがひらひらしているのが特徴的です。
アイスチューリップ
アイスチューリップは、冬に見頃を迎えるチューリップで、品種名ではありません。球根を特別な方法で処理することで、寒い冬でも花が咲きます。アイスチューリップは花もちがよく、開花時期の長いことが特徴です。
チューリップの種類はたくさん!お気に入りを見つけてみて
チューリップは春に見頃を迎え、カラフルでかわいらしいお花です。種類によって花色や咲き方なども違い、見た目の種類も豊富。
地植えや鉢植え、寄せ植えや切り花などで楽しめるので、ぜひ皆さんもこの春はチューリップを取り入れた生活を送ってみてください。