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【手軽に楽しむチューリップの水耕栽培】時期や手順は?花が終わったらどうする?

2023/12/26

キュートな花姿が魅力のチューリップは、水耕栽培でも美しい花を楽しむことができます。水耕栽培では、土栽培とは違って少しずつ生長する株の姿を見守りながら、室内でインテリアグリーンのように飾れるのが魅力です。

今回は、チューリップの水耕栽培の方法について詳しくご紹介します。

チューリップの水耕栽培は「春化処理」が必須!

Photo by EMMAさん@GreenSnap

チューリップを水耕栽培で育てる場合は、「春化処理」という球根の下準備が必要です。春に開花する球根植物は、冬の寒さにあたり、春の暖かさを感じることで花芽をつける習性があります。

春化処理は、自然の環境ではなく人工的に開花させる時、球根を冷蔵庫などの寒い場所で2カ月間保管することで、春の到来を模倣して開花を促す方法です。

一緒に水耕栽培を始めてみよう!具体的なステップを解説

球根の下準備:元気に育つ球根の選び方

チューリップの球根は、ホームセンターや花屋で手に入る一般的な品種でも、1個100円以下で手に入ります。チューリップの球根を購入するときは、必ず球根の健康状態を確認しましょう。なるべく分球しておらず、傷が入っていない大きくて重いものを選ぶのがポイントです。

冷蔵庫での春化処理の手順

購入した球根は春化処理が必要です。球根を封筒や紙袋に入れ、冷蔵庫で2ヶ月間保管しましょう。ただし、凍るほど冷たい場所や、霜や氷のつく場所に置かないようにしましょう。春化処理が完了したら取り出します。

すぐに始めたいならアイスチューリップがおすすめ

春化処理をする時間がない場合は、冷蔵チューリップやアイスチューリップの球根を選ぶと便利です。これらは春化処理が施された状態で販売されているので、すぐに水耕栽培を始めることができます。

容器へのセットと初期の管理

球根の下準備が終わったら、水耕栽培を開始します。球根を容器に入れて水に浸し、最初は寒く暗い場所で管理します。芽が出始めたら日向に移し、水の管理に注意しながら育てましょう。

失敗しないチューリップの水耕栽培のコツ

ベストな部屋の温度と光の管理

チューリップの水耕栽培は、直射日光が当たらず、エアコンの風が当たらない場所で管理しましょう。特に、水耕栽培を始めたばかりの時期は暖かい空気が当たると、花が咲かない原因になってしまいます。

水を換える頻度

チューリップの水耕栽培では、水の入れ替えの頻度は週に1回程度で問題ありません。古い水を捨てて、新しい水に入れ替えましょう。球根が水に浸かりすぎると腐ってしまう原因になるため、入れすぎには注意してくださいね。

こんなときはどうする?チューリップ水耕栽培のよくあるQ&A

芽が出ないときの対処法

チューリップの水耕栽培で芽が出ない場合、水が腐っている可能性や春化処理が不足している可能性があります。水が腐っているときは、すぐに水を入れ替えて、球根のぬめりを洗い落とし、清潔な状態にしてやりましょう。なかなか芽が出ないときは、暗い場所に移動させて様子を見てくださいね。

花が終わった後のケアと球根の使い方

リューリップの水耕栽培で花が咲終わったあとは、花を根本からカットして取り除きます。そうすることで、まだ咲いている花に養分が行き届くようになり長持ちします。

水耕栽培の場合は、球根はほぼ一度きりの使い切りとなります。花を楽しんだら処分しても良いでしょう。

水耕栽培に肥料は必要?

基本的に、チューリップの水耕栽培に肥料は必要ありません。水だけで十分育ちます。

まとめ

チューリップの水耕栽培は、春化処理を行うことでしっかりと花を咲かせることができます。この処理が足りないと失敗する原因となりますので、忘れずにしっかりと行うようにしてくださいね。

チューリップの水耕栽培にチャレンジして、室内で美しい花を楽しんでみてくださいね!