チューリップの花が終わったら?球根の保存法と掘り上げ方を解説
2024/2/1
春の定番花として多くの人に愛されるチューリップですが、美しい花が咲き終わった後、球根をどうすれば良いのか迷うことがありませんか?この記事では、チューリップの球根の掘り上げ方と保存方法について詳しく解説します。
チューリップの花が終わったらどうする?
Photo by みうどんぶりさん@GreenSnap
1.チューリップの花が終わったら球根を掘り上げよう
チューリップの球根は、花が終わったあとに掘り上げて保存すれば、翌年も美しい花を咲かせることができます。
2.掘り上げた球根を適切に保存しよう
日本の蒸し暑い夏はチューリップの球根には過酷な環境です。植えっぱなしにするよりも、球根を掘り上げて保存するのがおすすめです。
チューリップの球根の掘り上げ時期
チューリップの球根を掘り上げるのに適した時期は、5〜6月頃です。花が終わってから約1〜2ヶ月ほど経ち、葉が茶色く枯れた頃が目安となります。
チューリップの球根の掘り上げ方
- 球根を掘り上げたら、優しく土を落とし半日ほど天日干しする
- 球根の茎葉と根を取り除く
- 小さい球根は分球して、大きいものだけを選ぶ
- 球根を水で洗って土をお年、日陰で乾燥させる
掘り上げたチューリップ球根の保存方法
チューリップの球根は、掘り上げたあと、一度寒さに当てた方が開花しやすくなります。
そのため掘り上げたチューリップの球根は、次の植え付け時期である10〜11月頃まで、冷暗所で保管します。
ネットなどに入れ、雨が当たらなく、風通しのいい日陰などに吊るしておくと管理しやすいです。球根に傷が入ると翌年芽が出なくなるので、ぶつけないように注意してください。
植え付け1ヶ月前に冷蔵庫の野菜室などへ移して保存すると、冷蔵庫から出したときに春がきたとチューリップが勘違いをして目を覚まします。こうすることで、冬咲きのチューリップを楽しむこともできます。
チューリップの球根は植えっぱなしでも大丈夫?
チューリップの球根を植えっぱなしにしても、翌年花を咲かせることがあります。ただし、花が小さくなることや、花数が減る可能性があるため、基本的には掘り上げて保存することをおすすめします。
チューリップの花が終わったら、球根を植えっぱなしにせず掘り上げて保存すべし!
チューリップの球根は、掘り上げて保存することで、翌年も美しい花を楽しむことができます。少しの手間で、毎年チューリップの美しさを堪能できますよ。
記事を参考に、ぜひチューリップの球根を保管してみてくださいね。