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トマトのわき芽の見分け方と芽かきの方法!放置するとどうなる?

2024/3/6

美味しく質のいいトマトを収穫するためには、わき芽の芽かきは絶対に欠かせない作業です。この記事ではトマトのわき芽の見分け方から、芽かきの方法について詳しくご紹介します。

トマトのわき芽とは?見分け方は斜め45度!

トマト わき芽 芽かき

Photo by まゆさん@GreenSnap

トマトのわき芽とは、主枝から分岐して伸びる側枝の間に生える新しい芽のことを指します。通常、主枝に対して直角に近い角度で伸びていくのが側枝ですが、わき芽はその間に斜め45度くらいの角度でひょっこりと伸びていきます。

このわき芽はトマトの成長にともなって次々と現れるもので、トマトが元気に育っている証拠でもありますが、だからといって放置はNGです。

トマトのわき芽をそのまま伸ばすとどうなる?

トマトのわき芽をそのまま伸ばすと、まずトマトの株が密になりすぎて風通しが悪くなります。わき芽の成長スピードはすさまじく、少し放っておくとぐんぐんと伸びてあっという間に混み合ってしまいます。

また、わき芽を伸ばすことにもエネルギーが使われてしまうので、結果的に果実の成長が妨げられて収穫量が減少したり、質の悪い果実がいくつもできて満足のいく味にならない可能性があります。

トマトのわき芽は「芽かき」すべし!

ということでトマトのわき芽は摘み取って処理することが大切。わき芽を摘み取ることを「芽かき」と言います。

芽かきをすることで栄養が主枝や側枝、果実へと集中し、質のいい果実をたくさん収穫できるようになりますよ。

トマトの芽かきのやり方

トマトの芽かきは、雑菌混入の心配があるため、かならず手作業でポキっと摘み取るように処理しましょう。また、切り口が早く乾くように、晴れた日の午前中に作業するのがおすすめです。

トマトの芽かきはどのタイミングでやる?

トマトの芽かきは栽培中どんなタイミングでも、見つけたら早めに行うのがベストです。できればわき芽が5cmに育つ前までに芽かきをしましょう。

もし芽かきをするのが遅れて、かなり側枝よりも大きくわき芽が成長してしまった場合は、わき芽ではなく側枝のほうを先に取り除いてしまう方法もあります。

わき芽はすべてとったほうがいいの?

基本的にトマトのわき芽はすべて取り除いたほうがいいとされていますが、栽培するトマトの品種や、目指す収穫量、果実の大きさにもよります。

たとえば、トマトを一本仕立てではなく二本仕立てにして収穫量を上げる場合、一番花のすぐ下についたわき芽は取り除かずにそのまま生やし、これを二本目の主枝(正確には側枝)として育てる方法もあるので、目的に合わせて芽かきをしていきましょう。

トマトのわき芽は放置せずに芽かきをしよう!

まとめとして、トマトのわき芽は放置せずに適切に管理することが重要です。定期的な芽かきをすることでトマトの健康的な成長を促し、より良い収穫を目指しましょう。