トマト・ミニトマトの摘心はどこを摘む?時期やり方を徹底図解
2024/5/24
摘心とは芽の先端を摘み取る作業のことで、苗や実の生育を促す大切な作業です。生育旺盛なトマトにも、摘心を施すタイミングがあります。この記事では、トマトに摘心が必要なワケや摘心方法、適した時期などを詳しく解説していきます。
トマト・ミニトマトの摘心をしないとどうなる?
トマトを摘心せずに育てていると、茎がどんどん成長して手が届かなくなったり、重みで茎が折れたり、栄養が分散して実の質が悪くなったりする恐れがあります。
家庭菜園で栽培する分には、それほど大量の実をつけさせる必要はないかと思います。おいしい実をできるだけ簡単に栽培するためにも、頃合いをみて摘心をするようにしましょう。
トマト・ミニトマトの摘心に適した時期は?
トマトの摘心をする時期は、6〜7月頃です。トマトの草丈が、ご自身の背丈を超えてきた頃が目安です。
【図解】トマト・ミニトマトの摘心方法
下から数えて4段目にある第4花房(花がまとまってつく箇所)の上から生えている葉茎を2つ残し、芯を手で摘み取ります。
摘心と同時に、生育の悪いトマトを摘果しよう
トマトは一つの房に、たくさんの実をつけます。あまり多くの実が同時になってしまっても、栄養がうまくいきわたらず、トマトが赤くならなかったり、大きくならなかったり、甘くなりにくかったりします。
一房あたり4つ程度になるよう、生育の悪そうなものは摘み取ってしまいましょう。