トマト・ミニトマトの摘心はどこを摘むの?図解でやり方を徹底解説
2025/5/29
摘心とは、芽の先端を摘み取る作業のことで、苗や実の生育を促す大切な作業です。生育旺盛なトマトにも、摘心を施すタイミングがあります。この記事では、トマトに摘心が必要なワケや摘心方法、適した時期などを詳しく解説していきます。
トマト・ミニトマトの摘心をしないとどうなる?

トマトを摘心せずに育てていると、茎がどんどん成長して手が届かなくなったり、重みで茎が折れたり、栄養が分散して実の質が悪くなったりする恐れがあります。
家庭菜園で栽培する分には、それほど大量の実をつけさせる必要はないかと思います。おいしい実をできるだけ簡単に栽培するためにも、頃合いをみて摘心をするようにしましょう。
トマト・ミニトマトの摘心に適した時期は?
トマトの摘心をする時期は、6〜7月頃です。トマトの草丈が、ご自身の背丈を超えてきた頃が目安です。
【図解】トマト・ミニトマトの摘心のやり方

このイラストのミニトマトの株をみて説明します。
下から数えて4段目にある第4花房(花がまとまってつく箇所)の上に生えている、葉茎①②を2つだけ残し、中心にある枝(芯)を手で摘み取ります。
生育の悪いトマトは、摘心と同時に摘果しよう
トマトは一つの房に、たくさんの実をつけます。あまり多くの実が同時になってしまっても、栄養がうまくいきわたらず、トマトが赤くならなかったり、大きくならなかったり、甘くなりにくかったりします。
一房あたり4つ程度になるよう、生育の悪そうなものは摘み取ってしまいましょう。
トマト・ミニトマトの摘心は図解すれば初心者にもわかる!
生育旺盛なトマトだからこそ、摘心がいかに重要な工程であるかが理解していただけたかと思います。トマトの摘心は摘み取る場所さえ知っていれば、全く手間のかからない簡単な作業です。ぜひおうちのトマトを上手に摘心して、おいしい実を育てましょう。