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トマト・ミニトマトの収穫時期やタイミングの見極め方は?

2023/7/6

夏野菜の定番、トマト・ミニトマト。家庭菜園でも育てやすく、自宅の庭やベランダで栽培している方も多いのではないでしょうか?しかし、トマトやミニトマトは収穫のタイミングや方法によっておいしさが異なります。

今回は、トマト・ミニトマトの収穫タイミングや、収穫方法についてご紹介します。

トマト・ミニトマトの収穫時期はいつ?

トマトPhoto by ムニさん@GreenSnap

トマトの収穫時期は一般的に7〜8月頃で、ミニトマトは普通のトマトより約1〜2週間早く収穫時期を迎えます。

1番花が咲いてから約50日で収穫できるといわれており、実が赤くなった頃が収穫の目安です。 しかし、環境によって収穫時期は異なるため、こまめにトマトやミニトマトの様子を確認しておくとよいでしょう。

トマト・ミニトマトの収穫のタイミングの見極め方は?

トマトPhoto by マリマリさん@GreenSnap

トマトやミニトマトの収穫タイミングは、へたの周りまで濃い赤色に染まり、へたの部分が丸まり始めた頃です。また、実を揺さぶると簡単に枝から取れるものも絶好の収穫タイミングとなります。

収穫時期が遅れてしまうと、実が割れてしまったり、皮が破れてしまう可能性もあるため、ベストなタイミングで収穫するようにしましょう。

トマト・ミニトマトの収穫方法

トマト・ミニトマトの収穫方法は、手で1つずつ収穫する方法、ハサミを使う方法、房ごと収穫する方法の3つがあります。

手で1つずつ収穫する場合は、トマトの状態を見ながら手で軽く揺らしたり、引っ張ると実を取ることができます。

ハサミで収穫する場合は、実や枝葉を傷つけないように必ず2度切りを行いましょう。1回目はヘタと房を繋ぐ軸を長めに残し、ハサミをいれてください。2回目は、長めに残った軸を付け根ギリギリのところで綺麗にハサミでカットします。

そして、房ごと収穫する場合はハサミを使って房の付け根から切り、収穫しましょう。

トマト・ミニトマトを収穫したあとはどうする?

トマト・ミニトマトは基本的に1シーズンで枯れてしまうため、翌年は実がなることはありません

そのため収穫できる実がなくなったら、苗を拭き取り片付けをしましょう。その際、紐や支柱を外して茎は少しカットしておくと処分がしやすいです。

土や枝の処分は、お住まいの自治体によって異なるため、地域のルールを確認し適切に処分してください。

トマト・ミニトマトの収穫でよくある質問

青いうちに収穫してしまったトマト・ミニトマトは食べられる?

青いトマトでも食べることはできますが、食感が固いので生のまま食べることはおすすめしません。ピクルスなどの料理として使用したり、追熟して実が赤くなってから食べるようにしましょう。

青いトマトを追熟するには、常温で保存する方法と濡れた新聞紙で包む方法があります。常温で保存する場合は、ヘタを下にして放置しておくと早く赤色になりやすいです。

その際に、追熟を促す効果があるバナナやリンゴと一緒に置いておくとより効果的です。 濡れた新聞紙で包む場合は、風通しのよいところに置き、時々様子を見ながら霧吹きなどで水分調整を行いましょう。

収穫したトマト・ミニトマトが甘くない原因は?

トマト・ミニトマトが甘くない原因として考えられるのは、水のやりすぎ、光合成不足、品種です。

トマトやミニトマトは水を上げすぎると水分が多くなりすぎて、味が薄まってしまいます。 そして、トマトやミニトマトは日光を好むため、日光不足だと生育不良を起こしてしまい、甘くないトマト・ミニトマトが育つ原因となるのです。

また品種によって糖度が異なるため、糖度が高い品種を選ぶことで甘いトマトを育てることができます。 日光が当たる場所で、水を少なめに育てて甘いトマトの収穫を目指しましょう。

収穫前に傷や汚れのあるトマト・ミニトマトは食べられる?

味が落ちていたり、皮が固くなっている場合もありますが、傷や汚れのあるトマトでも食べることはできます。

ただし虫がついていたり、裂果によって腐っている可能性も十分考えられるので、気をつけて食べるようにしてください。

トマト・ミニトマトの収穫時期を見極めよう♪

トマト、ミニトマトは、家庭菜園が初めての方でも比較的育てやすい野菜です。収穫のタイミングを見極め、適切な方法で収穫してぜひおいしいトマトを収穫しましょう。