sp logo
カート

キーワードで商品を探す

【シオンの花言葉】怖い意味もある?プレゼントに贈っても大丈夫?

2023/5/18

淡い紫や青の花をつけるシオンは、古くから多くの人に親しまれている植物です。昔は根を薬用に用いていたこともあるなど、観賞用だけに留まらず、人々の治療にも活躍していました。

今回はそんなシオンの花言葉に合わせて、特徴やプレゼントにおすすめのお祝いシーンについてご紹介します。

花や植物には花言葉がついているものです。プレゼントに贈り、思いがけないところで相手に傷をつけないためにも、しっかりとチェックしておきましょう。

シオンの花言葉

シオンPhoto by センニンさん@GreenSnap

シオンの花言葉は「君を忘れない」「遠くにある人を想う」「追憶」です。これらは平安時代に人気を集めた『今昔物語集』にあるひとつの物語に由来します。

日本では人を思う花言葉が多い一方で、海外では「愛の象徴」や「繊細」「忍耐」といったまた別の花言葉を持ちます。シオンの特徴から見ると、海外の花言葉が近いようにも思えますよね。

シオンとはどんな花?

シオンはキク科シオン属(アスター属)に属する多年草の植物です。9~10月を開花時期とし、日本では中国地方や九州に自生します。草丈は1~2mほどに成長し、枝分かれした茎の先にたくさんの花をつける特徴があります。

一般的には淡い紫色の花がつきますが、まれに青い花をつけることもあります。古くからシオンの根や根茎は、乾燥させて薬品に用いられてきました。今でも利尿薬や去痰などに使われているものの、日本で見られるシオンはあくまでも観賞目的とされており、薬剤に用いるのは輸入品でまかなっているようです。

なお、かわいらしい花の形をしているものの、別名に鬼の醜草(オニノシコグサ)といった変わったものがあります。

シオンは記念日やお祝いのプレゼントにおすすめ

シオンは記念日やお祝いのプレゼントにおすすめです。ここでは特におすすめのお祝いシーンを3つご紹介します。

母の日・父の日

シオンは母の日・父の日の贈り物におすすめです。海外の花言葉には「愛の象徴」といった花言葉があるので、大きく育ててくれたご両親へ感謝の気持ちや自分からの愛を表現できるでしょう。

ただし、入院中のご両親やご友人への贈り物に、鉢植えを贈るのは厳禁です。日本では古くから鉢植えを「根付く」といい、病床に「寝付く」を連想させることからタブー視されています。

療養中の方へ、母の日や父の日、誕生日などに植物を贈るときは、退院後に改めてプレゼントするか、切り花などにして贈りましょう。なお、切り花は根を絶つ意味があるので、療養中の方へのお見舞いにぴったりですよ。

敬老の日

敬老の日のプレゼントにもシオンはおすすめです。キク科であることから、縁起が悪いのでは?と考える方もいますが、最近ではおしゃれなキクなども流通しているため、そこまで深く気にしなくても問題ありません。

シオンの紫は古くから高位の人が身につける色であったことから、老人を敬い、感謝する日の贈り物にはぴったりです。

なお、シオンはフィリーフラワーといって、アレンジの際に隙間をうめるときに用いられます。どこかさみしい印象があるときは。祖父母のイメージに合わせた花をたくさん取り入れると、いつまでも心に残るギフトになるでしょう。

喜寿・米寿などの長寿祝い

喜寿や米寿など、祖父母の年齢に合わせた長寿祝いにもシオンはおすすめです。年齢によってそれぞれ名前がついているので、以下の表を参考にしながら、シオンをあしらったフラワーギフトを贈ってみてはいかがでしょうか。

還暦祝い 満60歳
古希 70歳
喜寿 77歳
傘寿 80歳
米寿祝い 88歳
卒寿 90歳
白寿 99歳
百寿 100歳

シオンの花言葉を贈ろう♪

シオンには人の思いにまつわる花言葉がたくさんついています。海外では恋愛などに通じる花言葉がついているので、さまざまなお祝いシーンに合わせやすい植物といえるでしょう。