【里芋の収穫時期と保存方法】早すぎるとどうなる?収穫遅れもダメ?
2025/9/1
里芋は、独特な食感と甘みがあり、煮物や炒め物、揚げ物など様々な料理法で楽しむことができます。栄養価も高く、食物繊維やビタミン、ミネラルも含まれているため健康的な食材としても人気があります。
この記事では、里芋の収穫時期の目安や見極め方、保存方法などについて解説します。
里芋の収穫時期はいつ?
Photo by ひまわりさん@GreenSnap
里芋の収穫時期は一般的に10〜11月頃です。収穫の目安としては、植え付けてから85〜100日程度と考えてよいでしょう。
里芋の収穫遅れはダメ?早すぎたらどうなる?
収穫時期が早すぎると、里芋の味や食感の品質が低下する可能性があります。また、収穫遅れになると、味が悪くなるほか、収穫量の減少や傷みの原因になります。
里芋は収穫適期に最も美味しくなるといわれているため、ベストなタイミングを見極めるといいでしょう。里芋は寒さに弱いため、気温に注意しながら収穫するのもポイントです。
里芋の収穫時期の見極め方
里芋の収穫は、葉っぱが黄色くなったり茎が枯れた状態であることがサインとなります。
そのほかにも、茎を引っ張ってみて簡単に抜ける状態であることや、里芋の直径が4〜5㎝程度になったら収穫のタイミングです。
里芋の収穫方法
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まず収穫する前に、里芋が育っている土を十分に掘り起こします。そのあと、里芋の茎をしっかりと掴み、少しずつ引き上げましょう。その際は力を入れすぎず、やさしく引き上げることがポイントです。
引き上げる際に根を切ってしまうと芋の耐久力が低下し、日持ちが悪くなるため、根がついたまま引き抜くようにしましょう。
収穫後の里芋の保存方法
収穫後の里芋の保存方法は、水で洗って泥を落としたあと、外で1日干して乾燥させます。乾燥した里芋は新聞紙に包んで、冷暗所で1〜2週間ほど保存ができます。
里芋は低温で保存することが重要です。そのため、暗くて日光の当たらない場所や野菜室や冷蔵庫の野菜室などに保存しておきましょう。
里芋は収穫後にすぐ食べられる?
里芋は収穫後にすぐ食べることができます。しかし収穫後、一定の時間をおいて乾燥させるとでんぷんが分解され、食感や甘みがより引き立ちます。
里芋の収穫時期は早すぎても遅れてもNG。
里芋の収穫時期は、葉っぱの色が黄色くなってきた時や変化したときや、茎が枯れて葉が乾燥してきたころがベストタイミングです。収穫タイミングを見極め、美味しい里芋をいただきましょう。