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スモモの剪定方法を解説!時期や仕立て方は?

2024/7/19

スモモの木は、適切な剪定を行うことで美しい花を咲かせ、おいしい果実をたくさん実らせることができます。しかし、剪定の方法や時期を間違えると、逆効果になってしまうこともあります。

この記事では、スモモの剪定について、初心者の方にもわかりやすく解説していきます。剪定の必要性から具体的な方法、そして剪定後の手入れまで、スモモ栽培に役立つ情報をお届けします。

スモモは剪定の目的

スモモ

Photo by リッキーさんさん@GreenSnap

スモモの木は、剪定を行うことで健康的に育ち、果実の品質も向上します。剪定には主に以下のような目的があります。

適切な剪定を行わないと、枝が込み合って日光が届きにくくなり、果実の品質が低下したり、病気にかかりやすくなったりします。

そのため、スモモの木を健康に保ち、おいしい果実を収穫するためには、定期的な剪定が欠かせません。

  1. 樹形を整える
  2. 風通しと日当たりを良くする
  3. 果実の品質と収穫量を良くする
  4. 病害虫の発生を抑える

スモモの剪定時期

スモモの剪定は、休眠期である冬に行います。落葉後から芽吹き前の12月〜2月頃が最適な時期です。冬場の剪定では、葉が落ちているため、枝の構造が見やすいほか、樹液の流れが少なく、傷口が乾きやすいのがメリットです。

寒冷地では地温が下がった10月〜11月ごろからでも剪定が可能です。雪が降る前に剪定を終わらせておくといいですね。

また、夏季にも軽い剪定を行うことがあります。これは主に徒長枝(とうちょうし)と呼ばれる、まっすぐ上に伸びる強い枝を取り除くためです。

スモモの剪定のポイント

スモモの剪定際は除菌した道具を使って、枝の付け根近くで枝を切ることが大切です。また、大きな枝を切る場合は、途中で裂けないよう注意しましょう。

初心者の方は、まず木の全体的な形を想像してから、少しずつ枝を整えていくのがおすすめです。木の中心から外側に向かって、枝が放射状に広がるようにするのがポイントです。これは、木の上の部分(樹冠と呼びます)を傘のような形に整えることを意味します。

このように枝を配置すると、日光がまんべんなく当たり、空気もよく通るようになります。その結果、木全体が健康に育ち、見た目も美しくなります。

スモモの剪定の手順

  • 先端の枝を1本に間引く:枝分かれした枝は、まっすぐ伸びた枝を残して付け根からカットする。最後に一本残した枝の1/3を切り戻して、枝の生長を促す
  • 混み合った枝や弱った枝、病気の枝、真上に伸びる強い枝などをつけ根から間引いていく
  • 花芽が多い枝は、つけ根にある花芽を残して間引く

スモモの剪定でよくある質問

Q1. 剪定をしすぎるとどうなりますか?
A1. 過度な剪定は木にストレスを与え、果実の収穫量が減ったり、樹勢が弱まったりする可能性があります。適度な剪定を心がけましょう。
Q2. 剪定せずに放置するとどうなりますか?
A2. 枝が込み合い、日当たりや風通しが悪くなります。その結果、果実の品質低下や病害虫の発生につながる可能性があります。
Q3. 花芽と葉芽の見分け方は?
A3. 花芽は丸みを帯びた太めの芽で、葉芽は細長い形をしています。剪定時には花芽を残すよう注意しましょう。

スモモを剪定して上手に育てよう!

スモモの剪定は、木の健康と果実の品質を左右する重要な作業です。適切な時期に、正しい方法で剪定を行うことで、美しい花と豊かな実りを楽しむことができます。

この記事を参考に、ぜひご自身のスモモの木の手入れに挑戦してみてください。上手に育てて、おいしいスモモを収穫しましょう!