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地植え・雨ざらしでもOKな多肉植物おすすめ10選!外に放置して育てるコツ

2024/2/27

多肉植は地植えにして雨ざらしでも、じつは育てることができます。最近では多肉花壇とも呼ばれておしゃれな庭づくりとして注目を集めていますね。

この記事では、地植え雨ざらしでも育つ多肉植物や、外に放置して育てるコツについてご紹介します。

多肉植物は地植え雨ざらしでも育つの?

多肉植物 地植え 雨ざらし 多肉花壇

Photo by 旅人の木さん@GreenSnap

多肉植物は本来、メキシコや南米に自生する植物なので、できれば外で育てたほうが本来の生命力ある姿を楽しめます。

とはいえ、日本は高温多湿の雨が多い地域。外に地植えしては雨ざらしになってしまいますよね。ですが、じつは多肉植物の中には雨ざらしでも育つ丈夫な品種もあります。

雨や蒸れに弱い多肉植物も品種選びと手入れの一工夫で、外に放置しても育てられるようになりますよ。

地植え雨ざらしで育つ多肉植物10選

エケベリア・桃太郎

鮮やかなピンク色をした葉が特徴のエケベリア・桃太郎は、葉先がピンク色に染まり、まるで春の桜のような美しさを放ちます。葉の厚みもあり、肉厚で触り心地が良いのが特徴です。成長するにつれ、色の変化を楽しむことができ、外で育てる分、色味もはっきりでるのでおすすめの品種です。

エケベリア・エレガンス

エケベリア・エレガンスは、その名の通り上品な魅力を持つ多肉植物です。葉は青緑色で、縁には細かい白い爪が生えており、光に当たるとキラキラと輝きます。雨ざらしでも問題なく育つ強さを持ち、四季を通じて美しい姿を保ちます。

エケベリア・ピーチブリデ

エケベリア・ピーチブリデは、淡いピーチカラーが魅力的な品種です。葉はやや薄めですが、まさに桃のような丸みがあり柔らかな印象でかわいらしいです。雨に濡れてもその美しさは変わらず、日光によって色味がより一層引き立ちます。

エケベリア・メビナ

コンパクトながらも溌剌とした存在感のあるエケベリア・メビナは、鮮やかな緑色の葉を持ち、中心から放射状に広がる成長をします。地植えでの育成に適しており、太陽光をたっぷり浴びることで、健康的な成長を遂げます。

グラプトペタルム・朧月

グラプトペタルム・朧月は、その名の通り月のような神秘的な輝きを放つ葉を持ちます。葉はやや肉厚ですが角がしっかりたつ硬めの印象が、より洗礼された上品さをかもしだし素敵です。外でよく見る多肉植物No.1と言っても過言ではないほど雨ざらしにも強いので、初心者にもおすすめです。

グラプトペタルム・姫秀麗

小さな葉が密集して成長するグラプトペタルム・姫秀麗は、その名の通り、姫のような可憐さを持つ品種です。葉の色は淡いピンクがかった銀色で、雨ざらしでもその美しさを保ち続け、花壇で楽しむ多肉の寄せ植えアクセントとしてもぴったりです。

セダム・乙女心

セダム・乙女心は、ぷっくりとしたマットなグリーンの葉と、秋に葉先をピンクに染めるかわいさから人気の多肉植物です。地植えにすることで自然な姿を見せてくれます。成長するにつれて広がりを見せ、庭を明るい雰囲気にしてくれるでしょう。

セダム・レッドベリー

セダム・レッドベリーは、その名の通り葉を真っ赤に染めるのが特徴の多肉植物です。まさにベリー系の果実のようなぷっくりとした赤い葉は、他の多肉植物を合わせて植えることでより際立ちます。外で育てることでぐんぐん増えていき、地植え雨ざらしでも元気に育ちます。

セダム・子持ち蓮華

ユニークな形状のセダム・子持ち蓮華は、その名の通り子株をぴょんぴょんと増やして成長していくのが魅力でもあります。地植えでもしっかりと育つ強さがあり、独特の形状と成長の仕方で、多肉花壇にアクセントを加えます。

オトンナ・ルビーネックレス

オトンナ・ルビーネックレスは、紫がかった茎と小さな緑色の葉が特徴的な品種です。紅葉によって赤紫のまさにルビーカラーに染まっていきます。外の自然光の下で育てることで、茎葉の色はより鮮やかになるので、品種本来の美しさが楽しめますよ。地植えや鉢植えでの雨ざらしでもOKで、どんどん増えていきます。

多肉植物を地植え雨ざらしで育てるコツ!

午前中に日が当たる東〜南方角に植えよう!

多肉椉物は日光を好むため、午前中にしっかりと日が当たり、午後〜夕方は明るい日陰になるような場所を選びましょう。できれば建物に対して東〜南方面の場所に植えるのがおすすめです。

また、風通しの良さも大切。周りにはあまり背の高い植物を植えず、開けた場所に植えるようにしましょう。

花壇の土は水はけをよくしておこう!

多肉植物を地植えして放置栽培するには、水はけの良い土を用意することがとても大切です。植える前に、花壇の土へ軽石小粒、バーミキュライト、パーライトを各1割ずつ混ぜ込むと良いでしょう。

もしくは花壇の土をごっそり取り出して、市販の多肉植物用培養土を代わりに使うのもおすすめです。

水やりは基本必要なし!

多肉植物はそもそも葉に水を貯められるので、乾燥に強い植物です。基本的に根付いてしまえば水やりは雨水だけで十分です。

ただし、夏の日照りが続く時期は、葉がしわしわになって乾燥するレベルであれば土に水やりをしてあげましょう。

真夏はできれば遮光をしよう!

多肉植物は日当たりを好みますが、真夏の直射日光や西陽に当たると葉焼けを起こすことがあります。真夏の強い日差しの下では、遮光ネットでやさしく保護してあげましょう。

多肉植物を外に地植えして育てる場合、よくある質問

植える時期はいつ頃がいいですか?

多肉植物を地植えする時期は、春の気温20度前後の時期にしましょう。春は多くの多肉植物の生育期の始まりで、植えたあとの新しい環境に適応しやすいです。

ちなみに、植えるタイミングは晴れの日が3〜4日続くときを選び、植えたあとはすぐに水やりをするのではなく、3〜4日後に水やりをするようにしましょう。

冬越しはどのようにすべきですか?

地植えの多肉植物の冬越しは、関東以西であれば根本にマルチング材を敷くくらいでも大丈夫です。雪がふる地域ではつもりすぎないように雪よけカバーなどをつけておくと安心ですね。

コツさえつかめば大丈夫!多肉植物は地植え雨ざらしでも育ててみよう!

多肉植物は雨や蒸れに弱く、日本の気候で地植えは難しいと思われがちですが、適した品種選びと手入れのコツを覚えておけば、強靭な生命力でぐんぐんと成長していきますよ。ぜひ、春に多肉花壇づくりをしてみてくださいね。