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イチゴの肥料はなにがいい?追肥時期と肥料過多・不足の症状を解説

2024/11/28

丈夫なため家庭菜園でも人気のイチゴですが、たくさん収穫するために、肥料は必要不可欠です。一方で、イチゴは肥料焼けを起こしやすいので、やり過ぎに注意しなければなりません。

今回は、そんなイチゴのおすすめ肥料や追肥時期、そしてやりすぎたときのサインなどを解説します。

イチゴの肥料はなにがいい?

いちご

Photo by LARAさん@GreenSnap

イチゴの肥料には、発酵油かすや骨粉などリン酸が多めの有機肥料がおすすめです。初心者の方は、市販のイチゴ専用肥料を使うとよいでしょう。

また、イチゴはカルシウムが不足すると、「チップバーン」という生理現象から生育不良を起こすことがあります。そのため、カルシウム成分を含む肥料を選ぶとなおよいです。

イチゴの肥料のやり方

イチゴの元肥

イチゴの元肥は、土づくりの際に完熟油かすや専用肥料を混ぜ込んでおきます 。野菜用培養土などで元肥があらかじめ配合されている場合は、必要ありません。

イチゴの追肥時期

イチゴの追肥時期は、1月と開花が始まった3〜4月頃の2回です。

追肥のやり方は、油かすや専用肥料を株を囲むように規定量、施してください。このとき、根や茎に肥料が直接当たらないようにまきしましょう

イチゴの肥料をやりすぎたときの症状は?

イチゴはとても肥料焼けを起こしやすい植物です。肥料を与えたあと、葉が萎れて元気がなくなったら肥料過多の可能性があります。

元気がないからといって、不用意に追肥しないようにしましょう。

また、イチゴの葉が大きく色も濃い場合は、追肥すると葉ばかりが茂って、花つきが悪くなる可能性があります。追肥時期であっても施肥を控えましょう。

イチゴの肥料不足の見分け方は?

一方で、1月に追肥して冬越ししたあと、葉が黄色や黄緑色になっていたら肥料不足のサインです。

通常通り、開花の始まった頃に2回目の追肥しましょう。

肥料過多に気をつけて、美味しいイチゴを実らそう!

イチゴはリン酸が豊富な肥料を与えることで、甘くおいしい果実をつけてくれます。一方で、窒素成分の多いと茎葉ばかり茂って、実つきが悪くなってしまいますよ。

肥料のやり過ぎに注意して、美味しいイチゴを実らせてくださいね。