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イチゴは人工受粉しないと実らない?受粉の仕方やタイミングを解説

2024/8/6

イチゴは5〜6月ごろに収穫時期を迎えますが、実を付けるためには受粉が必要不可欠です。今回は、人工授粉の仕方やタイミングなどイチゴの受粉について詳しく解説します。

イチゴは人工授粉しないと実らない?

イチゴ

Photo by かぶれちゃんさん@GreenSnap

イチゴは本来、風やミツバチなどの昆虫によって受粉が行われます。しかし、家庭菜園ではマンションのベランダで育てていたり、住宅街で昆虫が少なかったりと自然受粉が難しいことも多いため、人工授粉を行うのが一般的です。

イチゴの開花時期

イチゴの開花時期は品種によって異なり、一季成り性品種は春の3月中旬〜4月に開花し、四季成り性品種は5〜6月と10〜11月が開花時期にあたります。

イチゴの受粉のタイミング

イチゴの受粉を成功させるためには、イチゴの花の性質を知っておくことが重要です。イチゴの花は雄しべから成熟して、雄しべより1日ほど遅れて雌しべが成熟します。そして、開花から5日以上経った頃には受粉の能力が低下し始めます。

したがって、イチゴの受粉は開花後2〜4日の間に受粉を済ませておく必要があります。

イチゴの人工受粉の方法

イチゴの人工受粉の方法は、毛先の柔らかい筆や綿棒を使って、咲いている全ての花の中心部分を優しく円を描くように撫でます。もし受粉が不十分だと形がいびつな果実になるので、まんべんなくするようにしましょう。

イチゴの受粉ができたか見極めよう!

イチゴ

Photo by とんかちおじさんさん@GreenSnap

イチゴの受粉がうまくできていれば綺麗に膨らんでいきますが、うまく受粉できなかった雌しべがある場合は、その雌しべの部分が膨らまないためいびつな形になって、奇形果となります。この記事を参考に、適切なタイミングに丁寧に受粉作業をして、たくさんのイチゴを収穫してくださいね。