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【春の花一覧】春に咲く花といえば?名前と特徴を月別にご紹介

2024/3/6

春は新しい生命が息吹く季節。寒い冬から暖かい気候に映っている春にはさまざまな花が咲き誇ります。ここでは、春の代表的な花を3月、4月、5月ごとに分けてご紹介します。

3月に咲く春の花

桜(サクラ)

桜は、バラ科に属する落葉樹です。春になると、ピンクや白色の美しい花を咲かせます。日本では特に愛され、花見の文化があります。種類はとても多く、ソメイヨシノが最も有名です。花びらは5枚で、短期間で満開になり、散り際の美しさも鑑賞できます。日本の春の象徴として、多くの人々に親しまれています。

桃(モモ)

桃は、バラ科サクラ属に属する落葉果樹です。春になると、ピンク色の美しい花を咲かせ、夏には甘くジューシーな果実を実らせます。葉は細長く、縁に鋸歯があります。果実は外皮が毛に覆われ、内部は黄色または白色の肉質で、中央に大きな種があります。古来より、その美しさと果実の美味しさで親しまれています。

沈丁花(ジンチョウゲ)

沈丁花は、ジンチョウゲ科に属する常緑樹です。冬から春にかけて、葉が出る前の枝に直接、鮮やかな黄色の花を咲かせます。花は小さく、星形をしており、寒い時期にもかかわらず明るい色彩を庭にもたらします。耐寒性があり、日当たりの良い場所を好むため、庭木として人気があります。その名前は、特有の香りから来ています。

ボケ

ボケは、バラ科に属する落葉低木です。早春に、枝いっぱいに鮮やかな赤、ピンク、白色の花を密集して咲かせます。花は小さくても、その数が多いためとても目を引きます。葉は幅広く、光沢があり、花後に現れます。果実はカリンに似ており、加工用として利用されることがあります。耐寒性が強く、庭木として人気があります。

ヒヤシンス

ヒヤシンスは、キジカクシ科に属する球根花です。春になるとジャスミンのような良い香りのする密集した花穂を咲かせます。花色は、白、ピンク、青、紫など多彩で、花びらは細長く密接しています。その美しい花と心地よい香りで、春の庭園や室内を彩ります。鉢植えや花壇での栽培が一般的で、春の訪れを告げる代表的な花の一つです。

アスター

アスターは、キク科に属する多年草です。秋になると、星形の花を咲かせます。花色はピンク、紫、白など多岐にわたり、中央の黄色い花盤とのコントラストが美しいです。葉は細長く、茎に沿って互生します。秋の花壇や切り花として人気があり、秋の庭を彩る代表的な花です。耐寒性があり、日当たりの良い場所を好みます。

アセビ

アセビは、ツツジ科に属する常緑低木です。春になると、枝先に白またはピンク色の花を房状に咲かせます。花は小さく、釣鐘形をしており、繊細な美しさがあります。葉は厚く、光沢があり、新芽の時には赤やピンク色を帯びることもあります。山地の林下などに自生し、庭園や公園でよく植えられます。その美しい花と新芽の色彩で、春の訪れを告げます。

フリージア

フリージアは、アヤメ科に属する球根花です。春に向けて、細長い茎の先に一側性に色鮮やかな花を多数咲かせます。花色は白、黄、赤、紫など多彩で、花はトランペット形をしており、強い芳香が特徴です。その香りと美しさから、切り花としてもとても人気があります。日当たりの良い場所を好み、鉢植えや花壇で楽しまれます。

4月に咲く春の花

チューリップ

チューリップは、ユリ科に属する球根花です。春になると、カップ形の美しい花を咲かせます。花色は赤、黄、白、ピンク、紫など多様で、一部には縞模様や縁取りがある品種もあります。葉は長くて緑色、剣形をしています。その明るい色彩と形の美しさから、庭園や公園、鉢植えで広く愛されています。春の代表的な花の一つです。

芝桜(シバザクラ)

芝桜は、ハナシノブ科に属する多年草です。春になると、地面を覆うようにしてピンク、紫、白などの色鮮やかな花を密集して咲かせます。葉は細長く、針のような形状をしており、低い茎の上に密生します。その様子はまるで色とりどりの芝生のようで、庭園や公園、岩場などでグランドカバーとして利用されます。美しい花の絨毯を作り出します。

ハナミズキ

ハナミズキは、ミズキ科に属する落葉高木です。春になると、白やピンクの花びらのように見える大きな苞葉が目立つ花を咲かせます。実際の花は苞葉の中央にある小さな集合花です。秋には赤い実をつけ、葉も美しい紅葉を見せます。その優雅な花姿から、街路樹や庭木として人気があります。日本とアメリカの友好の象徴としても知られています。

ツツジ

ツツジは、ツツジ科に属する多年草または低木です。春から初夏にかけて、鮮やかな色の花を豊富に咲かせます。花色は白、ピンク、赤、紫など多彩で、花は大きく目を引くものから小さく繊細なものまで様々です。葉は常緑または落葉性で、種類によって異なります。庭園や公園、山野に自生する種も多く、日本の春の風物詩の一つとされています。

ネモフィラ

ネモフィラは、ムラサキ科に属する一年草です。春になると、空と同じくらいの美しい青色の花を咲かせます。花の中心は白く、繊細な花びらが特徴的です。日本では特に「ネモフィラの丘」など、大規模に植えられた場所が人気を集めています。その他にもピンクや白の花を咲かせる種類もあります。明るい日差しを好み、春の庭を爽やかに彩ります。

カーネーション

カーネーションは、ナデシコ科に属する多年草です。鮮やかな色彩と重なった花びらが特徴で、赤、ピンク、白、黄色など多様な色があります。花は一重や八重の形状があり、独特の香りを持ちます。母の日に贈られることで知られ、長寿や愛情、感謝の象徴とされています。切り花としても人気が高く、花壇や鉢植えで楽しまれます。

スイートピー

スイートピーは、マメ科に属する一年草です。春から初夏にかけて、細長い茎の先にフリルのような花びらを持つ花を咲かせます。花色は白、ピンク、紫、赤など豊富で、甘い香りが特徴です。つる性の植物で、支柱やトレリスに絡ませて育てることが一般的です。その美しい花と香りから、庭植えや鉢植え、切り花としても人気があります。

モクレン

モクレンは、モクレン科に属する落葉または常緑の高木です。春になると、白く大きな花を咲かせるのが特徴です。花色は白、ピンク、紫などがあり、ジャスミンのようなニュアンスのある香りが特徴です。花びらのように見える部分は実際には萼と花びらが変化したものです。葉は大きく、光沢があるのが特徴で、その優雅な花姿から、庭木や公園の樹木として親しまれています。

君子蘭(クンシラン)

君子蘭は、ヒガンバナ科に属する常緑多年草です。冬から春にかけて、鮮やかなオレンジ色の花を房状に咲かせます。花は筒形で、先端が6つに分かれて開きます。葉は長くて幅広く、深い緑色で光沢があります。育てやすく、室内での観葉植物としても人気が高いお花です。その落ち着いた美しさから、高貴な印象を与えます。

5月に咲く春の花

バラ

バラは、その美しさと香りで多くの人々を魅了してきました。豊富な品種と色彩があり、庭園を華やかに彩るだけでなく、切花としてもとても人気が高いです。バラの花は、愛と情熱の象徴とされており、特別な日の贈り物としてもよく選ばれます。

ガーベラ

ガーベラは、その鮮やかな色合いと大きな花が特徴で、ポジティブな気持ちにさせてくれる花です。室内装飾にも最適で、花瓶に一輪挿しするだけで、部屋の雰囲気を明るく変えることができます。ガーベラは、幅広い色のバリエーションを持っているため、様々なシーンで活躍します。

シャクヤク

シャクヤクは、その豪華な見た目と柔らかな色合いが魅力の花です。春の庭を彩る代表的な花であり、花弁が重なり合う様子は、見る人を魅了します。和洋問わず愛されており、庭園だけでなく、花束やアレンジメントにもよく使われます。

アイリス(菖蒲)

アイリスは、色鮮やかな花を咲かせ、日本の初夏を象徴する花です。水辺の風景によく合い、その風情は多くの人々に愛されています。アイリスは、端午の節句に関連する植物としても知られ、健康と長寿を願う意味が込められています。

ネモフィラ

ネモフィラは、爽やかなブルーの花が特徴で、広がる花の海は訪れる人々を魅了します。春から初夏にかけての風物詩として、多くの花見客でにぎわいます。ネモフィラの花は、空と海の色を思わせる美しさで、心を穏やかにしてくれるでしょう。

クレマチス

クレマチスはさまざまな色と形の花を咲かせるつる植物です。フェンスやトレリスを美しく飾り、立体的な庭づくりに貢献します。クレマチスの花は、その優雅さで多くのガーデナーから愛されており、庭に華やかさと深みを加えます。

デルフィニウム

デルフィニウムは、高さがあり、鮮やかなブルーの花が目を引く花です。背の高い植物として背景に植えると、庭に立体感を出すことができます。デルフィニウムの花は、夏の青空に映える美しさがあり、見る人の心を引きつけます。

ラベンダー

ラベンダーは、紫色の美しい花と独特の香りが特徴の花です。リラックス効果があり、庭だけでなく、ポプリやアロマオイルとしても人気があります。ラベンダーの花畑は、見た目にも美しく、訪れる人々に穏やかな時間を提供します。

春の花の名前を覚えて楽しもう!

春にはさまざまな花が咲き、私たちに生命の喜びを感じさせてくれます。これらの花を通じて、春の美しさを存分に楽しみましょう。